バラマンディ釣堀 ボーヌムで夕マズメ〜半夜釣り บ่อตกปลากะพง (หนุ่ม)

2008年にタイとタイでの釣りが大好きな「つりつりタイランド」管理者&つりタイ釣り堀部 部長。日本在住で某釣りメディアに在籍。釣りなら淡水・海釣り・ルアー・エサ、魚の大小に関係なくなんでも好きだけど、船酔いするので船釣りはNG

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MOTOです。2022年12月2日、バンパコン(チャチュンサオ県)のバラマンディ釣堀『ボーヌム(บ่อตกปลากะพง (หนุ่ม))』でバラマンディを狙いました。

ボーヌムの紹介記事はコチラ

この日は朝は釣堀『パイロット111フィッシングポンド』に釣行(コチラを記事参照)。昼に「タイランドフィッシングエキスポ2023(TFE)」に行って、そこからのボーヌム釣行。

色々やりすぎて、到着したのは夕方の17時近くとかなり遅くなってから(^_^;)

と言っても、元々、この時間からの釣り予定だったんですが。

ボーヌムは20時まで営業。日が落ちると昼間よりもバラマンディの活性が上がって、トップやミノーへの反応がよくなるんです。 以前に釣行した時は、明るいうちはノーヒットだったけど暗くなってからはポッパーやミノーなどにバンバンヒットしてきました。

暗い水面を引いてくるポッパーに「ガボッ!」とヒットしてきたバラマンディが忘れられず、夕方〜半夜のバラマンディフィッシングにやって来たわけです。

ボーヌムに到着。

バラマンディ釣堀ボーヌム

ボーヌムはパイロット111と比べるとタイ人アングラーが多い人気のあるローカル系釣堀。お客さんが多いイメージでしたが、この日は我々だけ。ちょっと悪い予感がしたけど、「みんなTFEにでも行ってるんだね」と前向きに考えて釣座へ。

私とタクちゃんは一番奥側(受付の対岸側)に移動して釣り開始です。

ボーヌムには池が2つあって前はどちらも釣りができましたが、今回は釣りができるのは手前の大きな池だけになってました(奥の池はエビの養殖をしていると言っていたような)。

さっそく釣り開始のタクちゃん。

正面右側が受付&入り口。2019年に来た時は半夜釣りでバラマンディがよく釣れた場所です。

夕マズメ時から半夜にかけてが本命タイムでしたが、まだ明るい間にもバラマンディがルアーに反応してきました。

まずはタクちゃんがチニング用の鉄板バイブの底引きでバラマンディをキャッチ! うらやましい!

私もすぐにライトなスピニングタックルに小さいメタルバイブをセットしてキャスト。

底まで沈めてから竿先でチョンチョンとアクションをつけてフォール。リールを巻いてラインのたるみをとって、再び竿先でアクション。以前にボーヌムでタイ人がバラマンディを爆釣していたアクションを思い出しながら繰り返していると、「ガツン」とヒット!

あまり大きくないサイズだけど、バラマンディは走るしジャンプするしで、やっぱりおもしろいターゲットです。

明るい間は難しいと思ってたので、この1匹でけっこう満足(笑)

同じパターンで狙っていると、たまにアタリはあるけどうまくフッキングしない。アクションとアクションの間の食わせのタイミングが下手ですね(^_^;)

それでもめげずにキャストしていると、着水直後にヒット! こちらはサイズは同じぐらいでしたが、よくジャンプする魚でした。

バラマンディのジャンプをスロー動画でどうぞ

そろそろ夕マズメ時とはいえ、明るい間に続けてアタリ&ヒットがあるのはうれしいし、「暗くなったら連続ヒットになるんじゃないかな?!」なんて期待も膨らみます!

そして、、、そんなワクワクする期待感はあっさり裏切られるのが釣りなんですが(笑)

日がかなり傾いてきたところで、まずはコレ!

「虫除け!」

日が暮れると蚊の猛攻が始まるので、ボーヌムでの半夜釣りでは欠かせないアイテムです! バンコクのホテルの近くのファミリーマートで買っておきました。

下のリンクにあるスプレータイプを買ったつもりが、こちらはクリームタイプでした。手のひらに出して、肌が露出している部分にぬりぬり。本気の蚊は服やアームガードの上から背中や腕を刺してくるので、手のひらに出した虫除けクリームを服やアームガードの上からぬりぬり。

おっさん二人が、お互いの背中を擦ってる姿、知らない人がみたら変に思われるかも(笑) 服にかける時はスプレータイプの方が楽ですね。

どちらにしても繊維にはあまり良くなさそうですが(^_^;)、蚊にたくさん刺されるよりはマシです。

◇タイでの「虫除け(蚊除け)」の買い方はコチラの記事参照。

※タイなど東南アジアで怖いデング熱を媒介する蚊は、昼行性で昼間に活動しています。蚊のいそうな場所に行く時は、日中も虫除けをつけておいた方が安心ですよ。

薄暗くなってからは、ベイトタックルに持ち換えてポッパーをキャスト。ポコッ、ポコッと引いてくるけどノーバイト。「まだちょっとトップは早かったかな〜?」とミノーをキャストするもアタリがない。

前に来た時はこの時間にはトップや大きめのジョイントルアーにバラマンディがヒットしてきたはずなのに、私もタクちゃんのノーバイト。

「明るい間の方がよく釣れたよね。こんなはずではなかったのに……」

そんなことを言いながらキャストを繰り返します。

やがて左側にある水車が動きだして、水の流れが発生。以前もこの水車が動き出して流れができてからアタリが増えたのを思い出して期待したんですが・・・。

そんな中、ポッパーを引いてたタクちゃんにバラマンディがヒット!

後方の水車が動き出したあとにヒットしました
見えづらいですがポッパーです

これを見てポッパーに変更するも、やはりバイト無し……。ボーヌムの半夜釣りで実績があるポッパー(某DAISO製)を借りてキャストしてもダメ。下手なのはあるけど、期待と裏腹に暗くなって活性が低下してます(^_^;)

やがて完全に日が落ちて周りは真っ暗に。休憩所などのライトが点灯するので問題なく釣りはできます。

正面のレストランエリアと受付だけライトが点灯。周りは真っ暗で夜のシーバス狙いな雰囲気。シーバスやアカメ系のバラマンディなので、夜の方が活性が上がると思うんだけど……。少し気温が落ちてきたのが影響してたのかも?

閉まる時間が近づいてくる中、前回実績のあったルアーを中心に色々とキャスト。おかげでパイロット111ではセッティングが決まらなかったベイトタックルもかなり使えるようになりました(笑)

完全に日が落ちてからはタクちゃんにもノーヒット。いつもの半夜釣りの状況とはけっこう違っている様子。

この時はタイも少し涼しくなってきたタイミングだったので、一時的に活性が落ちてたのかもも。別の1組は早めに帰ったようで、釣ってるのは私達2人だけでした(前は半夜釣りする人がそこそこいたんですが)。

あきらめながらも暗い中で1匹は釣りたいと、狭いルアー系の引き出しをひっくり返してあれこれやってみます。すると、重めのバイブレーションをリフト&フォールにヒット!

なんとか半夜釣りでの1匹釣り上げました!

満足の1匹なんですが、顔が疲れてますね555

なにしろ、夜遅くまで飲んだあとに朝から釣り(寝坊したけど)して、フィッシングショーで取材して、そして半夜釣りでしたから。

でも、ボーヌムは日中と比べると過ごしやすい時間帯の釣りだったので楽でした。いつもは日が暮れると活性も上がりやすいので、日中の釣りは暑くて苦手という人にはボーヌムの半夜ルアーフィッシングはオススメです。(周りも真っ暗になるので、帰りの車を用意しておいた方が良いですが)

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