スラータニ県のチャオランダム湖第4日目! あっと言う間に最終日。
この日、午前中は釣りをして、コテージに戻って昼食、その後帰路に就く予定。
私は今度こそフライボックスを持って、支流Aを選択。
もちろんボートからの釣り。(ウェーディングシューズはすでに片付けました・・・)
前日は水がきれいでマシールの姿を見ることができたのだが、この日は茶色く濁っている。
そう言えば、昨日コテージに戻ってから雨が降ったな。
上流部はもっと強く降ったのかもしれないね~。
それでも、所々でライズがある。
浮くタイプのフライでアプローチして行くと、水面を割ってマシールが飛び出してくるのだけど相変わらずフッキングできない。
ちゃんと食っていないのか、アワセが遅いのか・・・。
そんなことで一喜一憂していたらケンちゃんも同じところにやって来た。

私はそのまま上流の流れ込みまで行って戻ってきたら、ケンちゃんしっかり釣ってるし・・・。

昨日の私の魚よりは大きくないから悔しくなんかないぞ!
サイチョウ発見!
ケンちゃんの横を通って、今度は下流方面へ行く。

今回の見納めと、上方を見ると凄い木が。
写真右側の木だけど、全身寄生植物に覆われている。本体は生きているのであろうか?
なんて思っていたら、その左の方にある高い木で何かが動いた。

白黒の大きな羽根が時折見え、黄色い大きなくちばしもちらちらと。
船頭さん曰くサイチョウ(英語ではGREAT HORNBILL)が巣作り中らしい。
サイチョウはこんなやつ。

このサイチョウ、飛ぶときの翼の音がスゴイ。
バッサバッサと大きな音が上空から聞こえるので見上げると、その辺の木の近くを飛んでいるのかと思ったが、かなり高い上空を飛んでいるのである。
我々の間では「バッサバッサ鳥」と呼び合っていた。
その木を通り過ぎ、もう少し下るとフライにアタックしてくる魚がマシールではなく別の魚に変わった。
ヒレが赤いのでカスープか?
で、やっと釣れたのはちいさなガヘー、、、昨夜の夜釣りでも釣れた魚。
しかも昨日の方がでかい・・・・。
はぁ~~~、取り合えず遊んでくれてありがとう。写真撮り忘れるし・・・・ 。
ゾウさんとの遭遇
そこからなおかつ下って少し広くなったところに出た時、
船頭さん声を潜めて
「ゾウだ、でかいぞ!(もちろんタイ語で)」
と茂みを指さす。

ボートの上で姿勢を低くして(意味があるかどうかわからないが)、少しずつ近づいて行く。
ゾウさんは何かをバリバリ食べていてこっちのことなど気にしていない。

けっこう近づけたぞ!
暫くゾウさんの食事を観察してから釣りをしようと右側に移動。
うんっ? この岸際の土、変な崩れ方していない?

船頭さん「ゾウの足跡だな。」
滑って、水に少し入っているんですけど・・・・ 。
そう言えば、この湖でゾウが足滑らして落下して来たのを目撃した友人がいたな。
と、そこでゾウさんは食事を終えたのか、バキバキ木の枝を折りながら移動し始めた。
「船頭さん、もうコテージに帰りましょう!ゾウさんに踏みつぶされる前に・・・」

これにて全釣行終了~!
魚はあまり釣れなかったけど、たくさんの鳥や動物に会えるリアル・アドベンチャーツアーは楽しかった。

コテージに戻ってからは、荷物を片付け4日間一緒だった船頭さんと記念撮影。
魚より動物を見つけるのが上手かったモートさんありがとう。
そして、来た時と同じ大きめのボートでダムサイドへ帰還。

またまた、景色を見ながら1時間半。

この人を除いては・・・・

行きも帰りも爆睡コウちゃん。

ダムサイトに到着。
スラータニ空港には早めに着いたので、お茶してお土産物屋さん見たりして時間つぶし。
こんな物も売っていた。

飛行機も定刻通り飛んで、ロッドも無事手元に!

これにて、3泊4日の珍道中終了! シャワー浴びて寝よう!
でも、すぐにでもまた行きた~~~~い!!! 油売り編完
「スラータニ県のチャオランダム湖上流の釣りDay1/油売り編」2018年12月28日
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