バンコク東側にある『ブンマールアイ』は300〜400バーツほどのお手頃価格でプラーサワイやプラーブック(メコンオオナマズ)釣りが楽しめる釣り堀。
以前に紹介した記事はコチラ。
釣り堀訪問・お手頃価格なバンコクの釣り堀『ブンマールアイ บึงมารวย』
たくさんの方に見ていただいている人気記事のひとつです。
追加記事を作りたいと思いながら、新型コロナの影響でタイに行けなくなって何年もできないままだったのですが、今回、タイ在住のKさんから情報をいただいて記事が作れました! Kさん、ありがとうございます/MOTO
手軽に楽しめる釣り堀なので、タイに住んでいる人、タイに旅行で行く人も楽しめると思います。
最後に利用時の注意点についても紹介しています。
釣り堀ブンマールアイとは
ブンマールアイは整備されたきれいな釣り堀で、プラーブックやプラーサワイなどのタイならではのナマズとの強烈ファイトが楽しめます。
屋根付きの休憩所や椅子も多数あるので、本格的に釣りをしたい人はもちろん初心者やファミリーにもオススメの釣り堀です。
ブンマールアイの場所
バンコクの東側(スワンナプーム国際空港方向)のモータウェイ9号線横にあります。
レストランスペースもあり、駐車場もあるので車でも釣行できます。
ブンマールアイの料金・営業時間
ブンマールアイに到着したら、まずは受付へ。
入場料は、料金は竿を持ち込む場合は1竿100バーツ。レンタルタックルを借りる場合は1竿200バーツとなります。
2人以上でも竿ごとの料金となるので1竿しか使わない場合、タックル持ち込みだと100バーツ/1竿、レンタルタックルを使うと200バーツ/1竿です。逆に1人でタックルを2セット使う場合は、それぞれ2本分の料金を払います。
エサの持ち込みは不可で、使用するエサは受付で購入します。エサはだいたい約200バーツくらいです。(エサはタックルについては後述)
トータルで300〜400バーツ(約1,100〜1,600円)と手頃な価格で楽しめます。
営業時間は9:00〜0:00。夜間もライトが点灯するので釣りやすく、暑い日中を避けて涼しくなる夕方から釣りを楽しむ人も多くいます。
レストランも併設されているので食事も頼めます(シーフード中心)。
Kさんは仕事を終えた後にここで釣りをしながら食事を楽しむことも多いそうです。(食事のオーダーは10:00〜22:00)
ブンマールアイのメインターゲット
ブンマールアイのメインターゲットはプラーサワイ(アベレージ60センチ前後)とプラーブック=メコンオオナマズ(アベレージ メータークラスの15kg前後)。
他の魚も入っていますが、パンなどを団子状にしてこの2魚種を狙うのがオススメです。
プラーブックに似ていますが、それより小型の草食性のナマズ(といっても大きいですが)。
メコンオオナマズ(プラーブック)。最大300kgになると言われる巨大な草食性ナマズ。
ここでヒットするのは巨大魚釣り堀ブンサムランほど大型ではないですが、それでもパワフルな引きで楽しませてくれます。
ブンサムランほど強力なタックルは不要ですが、どちらもよくパワフルに走り回る魚でアベレージ超えの大物もいるので油断できません。
この2種類はオールリリースで持ち帰り不可です。そのため、フックはカエシをつぶしたバーブレスフックを使用します。
仕掛けとエサ
ブンマールアイの仕掛け
ラセン仕掛け(画像参照)を使ったウキ釣りとブッコミ釣りで狙います。
枠内の針金製のラセンとその下から伸びているハリスと針がラセン仕掛け。ハリスは10センチほどのPEラインがセットされていることが多いです。
※写真はKさんの仕掛けで、ナイロンハリス80ポンドを通常の市販ラセン仕掛けよりも長く取ったもの。長さや材質を変えて様子を見ているそうです。
ブンマールアイで昼夜ともに多いのはウキを付けずに仕掛けを底に沈めてアタリを待つブッコミ釣り。
このブッコミ釣りでは道糸の動きでアタリを取ります。
ドラグを緩めたり、スプールをオープンにしてラインが自由に出るようにしておき、ラインが走ったらラインを止めてアワセます。(ウキ釣りの時もラインはフリーにしておくのが基本)。
夜釣りの場合は道糸でアタリが取りづらいのと、投入場所がわかりづらいのでLEDをセットしたウキ釣りで狙う人も増えます。暗い水面に浮いているLED(ウキ)が動く様子はワクワク楽しいそうです(^^)
ラインはPEでもナイロンでもOKです(レンタルタックルはナイロンです)。PEラインを使う場合は先端にリーダーを結束。ウキ釣りの場合はリーダーの中にウキを入れます。
ウキ釣りのウキ下はKさんは2mほど取っています。ここからスタートして、アタリがなければ動かしてアタリのあるタナを見つけてください。
竿とリールはベイトタックル、スピニングタックルどちらでも大丈夫。ダンゴを投げられるパワーと糸巻き量が必要です。まずはレンタルタックルを借りてみて、どのくらいのパワーのタックルなのかを見るのも良いです。
《注意点》プラーサワイやメコンオオナマズを狙う場合、スムーズにリリースするために針はバーブレスにしてください。市販の針はペンチでカエシを潰してください。
ブンマールアイのエサ
エサは前述したように持ち込み不可でブンマールアイで購入したものを使います。
《主なエサ》
・パン粉(パンを砕いたもの)
・米ぬか
・集魚液(小瓶入り)
・食パン(サシエ用)
受付近くにエサを置いてあるので、必要なものを持っていけば購入できます。全部で200バーツ程度。
タイ語ができなくても写真のものを受付に持っていけば大丈夫です。
パン粉、集魚液、米ぬかを混ぜてダンゴにするエサを作ります。
それをラセン仕掛けに団子状に付けます。うまく丸くならない時は水を加えていきましょう。
団子の大きさはこのくらい(指4本分ぐらいの俵型)。
食わせ用の食パンを針に刺したら、それを団子の表面に軽く刺します(写真参照)。
ブンマールアイでの釣り方
まずは仕掛けの投入。できるだけ遠く(対岸近く)の同じ場所に投げることでヒット数が上がります。
慣れて無くて遠投できない人は、近くても良いのでできるだけ同じ場所に投入してください。
対岸の看板や電灯を目印にして投入するといいですよ。特に夜間は向かいの照明を目印にするとわかりやすいです。
団子を投入した後は、アタリを待ちます。
置き竿にして待つ場合は、リールのドラグをゆるゆるに緩めたり、ベールを起こしたままにしてラインが自由に出ていくようにします。
相手は爆走型のナマズなので、ラインを止めているといきなり水中に竿を引っ張り込まれることもあるので気をつけてください。
ラインを張らずに、少し緩めにしておくとラインの走りでアタリがとれます。
《注意点》レンタルタックルだと、ドラグを緩めたつもりでも引っかかってラインが出ないこともあるようです。水面のラインの動きに気をつけてください
このサイズになると、寄せてきても反転して一気に沖に走ったりパワフルな引きをみせてくれますよ。
ブンマールアイの注意点
①蚊がいっぱいいるので、虫除けと長袖長ズボンは必須。
虫除けについての記事『タイの虫除けはどこで買える?』
②地面のコンクリートが滑りやすいので注意が必要。
平らに整備された釣り堀ですが濡れていたり、靴底によって滑りやすいです。魚が急にヒットして駆け寄る時など注意してください。
③レンタルタックルは整備がイマイチなので、ドラグ緩めて置いておいても魚がかかるとラインと共に竿が飛んでいくことがあるので注意!
竿が引っ張り込まれそうになって焦って駆け寄って足を滑らし、池に落ちた人もいるそうです。
バンコクにあって整備されていて、手ぶらでも釣行可能な釣り堀・ブンマールアイ。手軽に短時間の釣行もできるので、気になった人はぜひ行ってみてください。
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