編集部のMOTOです。タイで人気が高い釣りのひとつがエビ釣り堀でオニテナガエビを狙うエビ釣り。街なかの身近な釣り堀で手軽に楽しめるのに、突き詰めると奥が深い楽しい釣りです。
そんなエビ釣り堀用の釣り竿が日本メーカーの『シモツケ(下野/SHIMOTSUKE)・大橋漁具」から発売になったので紹介します!
シモツケは鮎竿で知られるメーカーですが、ルアーアングラーには『鱒レンジャー』の方が馴染みがあるかも。トップトーナメンターも愛用する数十万円の鮎竿から手頃な鱒レンジャーまで手掛けるメーカーです。
そんなシモツケから発売になったエビ竿が『MJB EBI INAZUMA(稲妻)』と『MJB EBI SUZUKAZE(涼風)』です。


どちらも150cmと180cmの2モデルで、SUZUKAZEが柔らかめのUL(ウルトラライト)、INAZUMAがそれよりも少し硬めのL(ライト)です。

定価はSUZUKAZE、INAZUMAともに150cmモデルが3,200バーツ、180cmモデルが3,300バーツです。(店舗によって価格が異なる場合があります)
シモツケはエビ釣り人気が高い台湾でエビ竿を発売していて、台湾ではよく知られるメーカーになっています。中には7万円という高級エビ竿もラインナップされています。
ただ、台湾とタイではターゲットは同じオニテナガエビでも仕掛けが全く違う。台湾は2本針の重めの仕掛けで釣るのが一般的で、タイの1本針の軽い仕掛けを使うタイでは台湾のエビ竿は硬すぎるそう。全長もタイには長いものが多い。
そこでタイのエビ釣り堀に合わせて専用設計したのが今回の『SUZUKAZE』と『INAZUMA』の2本です。
タイでの販売先のファミリーフィッシング(チェンマイ)などタイのエビ釣りに詳しい釣り人の意見を元に、何度かプロトタイプを作って完成したとのこと。タイのエビ釣り堀に適したタイ専用モデルになっています。
チェンマイの釣具店「Family Fishing(ファミリーフィッシング)」が代理店となっています。バンコクだと、以前につりタイでも紹介したトンブリーエリアの釣具店「トンブリーフィッシング」で購入できます。
またノンタブリーの「F. J. Tackle」でも販売中です。ECモール「Shopee」でも購入できます。


エビ竿用の竿置きなどのエビ釣りアイテムも販売開始しています。※「MJB」はシモツケのブランドです。
販売開始時にはチェンマイで販売記念のエビ釣り大会を開催。参加者を募集するとすぐに定員オーバーになったとのこと。シモツケ(大橋漁具)の大橋社長もチェンマイを訪れていました。

シモツケのエビ竿を始めて使った参加者からは、「使いやすい」と好評だったとのことです。

日本の釣りメーカーがテストを何度も繰り返し、タイのエビ釣り師からの意見を取り入れて作り上げた日本メーカーのタイ用エビ竿『MJB EBI INAZUMA(稲妻)』と『MJB EBI SUZUKAZE(涼風)』。いかがですか?

先月発売になったところですが好評で、店舗によっては売り切れているモデルも出ているようですが、追加入荷もあるそうです。



コメント