ハギーです。
先日(1月上旬)、シマノインストラクターの奥田学さんがタイに来られました。完全プライベート釣行です!
前半戦はタイ人の友達OX君がフルサポートをしてくれて、後半に同行しました。

この時、2025年1月10日に発表された新製品リール『25アンタレス』とロッド『キャプチャー』を使わせていただいたので、奥田学さん本人の了承を得て記事を書きます。
釣行日
今回同行したのはこちらの2個所です。
1/11(土):グルーパーの特別池(一般人は入る事の出来ない秘密の池)。
1/12(日):バンコク郊外にある「PILOT111 Fishing」というタイでは有名な釣り堀。
タックル
リール:『25アンタレス』『23アンタレスDCMD』『カルカッタコンクエストMD300XG』(シマノ)
ロッド:『キャプチャー1510MH-4』『キャプチャー163H-5』『キャプチャー167XH-5』(シマノ)

『25アンタレス』(シマノ)

シマノのフラッグシップベイトリールで高級感溢れる素晴らしいリールです。
現在のアンタレスはDCブレーキが主流で、遠心ブレーキのモデルは2019年以来6年ぶり。私はスキッピングで19アンタレスを愛用しているので注目のリールです。
サイズ感は、19モデルよりもひと回り大きく21モデルのDCよりは若干小さい感じです。
握ってみると、前高が低く手になじむ感じでスプールをおさえやすく、サミングが違和感なく自然にできます。これは高さだけではなく、クラッチレバーも変更されているためだとすぐに分かりました。



出典/シマノ
PE5号、リーダー60lb、ルアー20g弱のワームでキャストしてみます。
6個の遠心ブレーキを全効きにした状態からキャスト。ブレーキの効きもそれほどキツクなく軽〜く飛んでいきました。
遠心ブレーキを4個にして再キャスト。放物線の頂点に行ったくらいからスーッと伸びて行きフワっとした感じで無重力感を感じながら飛んでいきました。「めっちゃ飛ぶ!」って声出ました。
その後、遠心ブレーキを2個にしてみたら、見事にパッタイ(バックラッシュ)。慎重にサミングをしてキャストすれば投げられますが、私の腕では練習が必要です。
DCブレーキに慣れてる人だと練習が必要ですが、とにかく、めっちゃ飛びますし、握ってる感じがとても好きです。
スキッピングもやりやすいです。
『CAPTURE キャプチャー』(シマノ)

シマノの最先端かつ最高峰のロッドテクノロジーを凝縮して丹念に仕上げたロッドです。国内外への遠征釣行で大物と勝負するための剛のロッドです。バラマンディやチャドー、チャオプラヤーキャットフィッシュやピラルクなどモンスターフィッシュが狙えるタイでの釣行にぴったりなロッドです。
ワン&ハーフとマルチピース(パックロッド)の2モデルありますが、今回はマルチピースの4種類のうち3種類(1510MH-4、163H-5、167XH-5)を使わせてもらいました。
どのロッドも持って瞬間に感じたのは軽い。「えっ?」と声が出ました(笑)
そしてグリップはラバーコーティングのような感じでフィット感が良く、長時間釣りしていても痛くなりにくい印象です。リールシートも新しいものが採用され、ゆるみに対してかなり向上しているようでした。
1510MH-4
これは私が個人的に一番気に入っている竿です。
このモデルは5ft10inというショートレングスで取り回しやすいです。そしてティップが少し柔らかく、軽い力でルアーの重さをしっかり掛けられるのでスキッピングには最適です。
フリッピングやピッチングなどでルアーコントロールをしやすく、しかも強い。
2~3kgクラスのグルーパーをブチ抜いたり、3kgクラスのチャドーをズリ上げても余裕でした。
163H-5
これはHクラスとは思えないほどしっかりとしていて、クランクやスピナべなどの巻き物にも最適。メタルバイブなどで遠投する時もとてもいい抜け感で気持ちいいです。
何よりも驚いたのは感度です。ルアーをフォールさせた時、手に取るようにわかる感覚。着底すぐの巻上が容易で、細かなアタリも即合わせることが出来る素晴らしいロッドです。
167XH-5
これは軽いのに持った瞬間 強さが分かるロッドでした。スペック表ではルアーウェイトMAX150gと標記されてますが、そんなことは無くもっともっと行けそうな感じでした。
しかしながら、20g前後のルアーも扱えそうなロッドの軽さもありました。
幅広いフィールドでもしものモンスターにも全然対応できる、遠征時には持っておきたい竿だと思いました。
今回勝手なインプレで個人的な感想がメインですが、絶対おすすめの商品です。
1月17日からの各フィッシングショーで初披露なので是非とも実際に触れてみてください。
タイ在住者の方は、まだしばらくおあずけです。




追加情報
奥田さんは横浜の『釣りフェス2025 in YOKOHAMA』と大阪の『フィッシングショーOSAKA2025』のシマノブースに行かれるようです。シマノブースでトークショーもあるので、シマノのフィッシングショーサイトをチェックしてください。
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