フカセ釣り名人・大知昭 タイ王国でチヌを釣る その② シーチャン島編 2013年3月/ISO Fishing in Thailand

2008年にタイとタイでの釣りが大好きな「つりつりタイランド」管理者&つりタイ釣り堀部 部長。日本在住で某釣りメディアに在籍。釣りなら淡水・海釣り・ルアー・エサ、魚の大小に関係なくなんでも好きだけど、船酔いするので船釣りはNG

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※この記事は2013年のものです。

2日目はシーチャン島へ

チヌ釣り名人・大知昭(おおち あきら)さんの初めてのタイの海でのチヌ釣り(バンセン)は、残念ながら本命ノーヒット。

大知さんのバンセンでの釣りはこちらを参照

それでも大知さんは、海の状況や何匹も釣れたエサ取りの様子、さらに大知さんの釣りを見に来たタイ人釣り人から聞いた情報から、「チヌはきっと釣れる!」との確信を持ったよう。

 

この夜はシラチャのホテルに宿泊。コウちゃんは翌日朝に合流なので、僕と大知さんの2人で晩飯。

当時はシラチャのことを全く知らず、僕が唯一知っていたロビンソン(デパート)の中で食事しました。今思うと、すぐ近くにお店もたくさんあったんですよね。

次回行く時は、シラチャの皆さん、美味しいお店を教えてくださいね(^^)

 

翌日は朝一番の連絡船でシーチャン島に渡ります。

朝一番のまだ暗い中、私と大知さんはトゥクトゥクでシーチャン島への連絡船が出発するロイ島に到着。

ここでコウちゃんと合流。タイ語も英語もできない私や大知さんにとっては、とっても力強いサポーターです。

 

たくさんの人とシーチャン島への荷物を満載した連絡船(始発)に乗って45分ほどでシーチャン島に到着。

シーチャン島 連絡船 大知さんとコウちゃん
シーチャン島への連絡船の中の大知さん(左)とコウちゃん
シーチャン島のふたり
シーチャン島の桟橋にて! ライジャケ姿がかなり目立ってました

シーチャン島でお世話になったのは当時『ジンダ筏』をやっていたHさん。そしてHさんを紹介してくれたのはコウちゃんのお父さん。

みなさんの協力があって、シーチャン島でのチヌ釣りが実現しました。

 

まずはお世話になる当時釣り筏を管理されていたHさんにご挨拶してチヌについての情報を教えてもらいました。

「以前ほど数はでてないですがポツポツと釣れてますよ。フカセ釣りではなく、エビをエサにしたブッコミ釣りがほとんどですが」

そう言いながら見せてくれたのはお客さんがチヌ(ナンヨウチヌ)と一緒に写った写真。少し古い写真の中には10匹以上のチヌを釣り上げている人も。

これを見た大知さんは

「こんなに釣れてたんだ! ブッコミ釣りの釣果と言っても、エビで釣れるならフカセ釣りでも期待できるよ! 釣り場を決めて早く行こう!」

 

Hさんによると、最近ではシーチャン島隣の「カームヤイ島」の護岸でチヌが釣れたとのこと。ここは実績のあるポイントがいいだろうということで、カームヤイ島に行くことに決定!

 

Hさんの協力で釣り場まで船で渡してくれました(タイ人船長の操船)。これは、Hさんを良く知るコウちゃんのお父さんが声を掛けてくれたおかげ。本当に助かりました。

 

サシエにする冷凍エビを購入し、さらに近くの店で飲み物も多めに購入。3月のタイはすでに35度を超えてたので、飲み物はとっても重要です。

準備が整ったところで、船に乗り込んでGO!

ポイントはシーチャン島の磯

少し前にチヌが釣れたという「カームヤイ島」の護岸を目指しましたが、休日だったからかタイ人ブッコミ釣り師がびっしり竿を出していて、とてもフカセ釣りができそうにないので断念。

 

船の上で、どこに行くか緊急会議。すると、タイ人船長さんが、

「シーチャン島の磯の方がよく釣れるよ」

それを聞いた大知さんは、

「船長が言うのだから間違いないよ! そこに行こう!」

と即決。

おそらく船長の言った「よく釣れる」は、「チヌが釣れる」じゃなくて「が釣れる」という意味だったと思うんですが、他に釣り場がわからないので僕もコウちゃんもOK。

そして、船長を信じた大知さんの直感は、見事に的中するわけです。

 

船長がおすすめしてくれたシーチャン島北側の磯はここ。

 

カームヤイ島からシーチャン島北側に向かう船中では、シーチャン島の磯の様子を見た大知さんは目を輝かせながら

「いい磯があるな〜〜。どこでもチヌが釣れそうやな〜」

シーチャン島のチヌポイント

大知さんが渡ったのは、上の写真の先端(右端)の磯。

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