『ブンサムランフィッシングパーク』で巨大魚メコンオオナマズ釣り 正木義則さん編

2008年にタイとタイでの釣りが大好きな「つりつりタイランド」管理者&つりタイ釣り堀部 部長。日本在住で某釣りメディアに在籍。釣りなら淡水・海釣り・ルアー・エサ、魚の大小に関係なくなんでも好きだけど、船酔いするので船釣りはNG

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正木 メコンオオナマズ プラーブック
チヌかかり釣りの名手・正木義則さんとメコンオオナマズ

正木義則さんが巨大魚釣り堀ブンサムランに挑戦

最大300kgにもなるメコンオオナマズや世界最大のコイ(鯉)パーカーホといった巨大魚が釣れるタイの釣り堀『ブンサムランフィッシングパーク(Bungsamran Fishing Park)』。

2018年12月にこの巨大魚釣り堀を訪れたのは徳島県在住でチヌのかかり釣り(ダンゴ釣り)の名手・正木義則さん。

正木さんを「師匠」と慕うバンコク在住の檀上智和さん(バンコクのCLUB LINE、尾道ラーメン百万石オーナー)が「正木さんにタイランド湾でチヌかかり釣りに挑戦してもらいたい」と要望して訪タイが実現した正木さん。

「タイならではの釣りを体験したい」との正木さんの要望があって、チヌ釣り挑戦の前にタイの代表的な釣り堀『ブンサムラン』に挑戦となったのです。

チヌのかかり釣りもブンサムランの釣りもどちらもダンゴを使うので、ダンゴつながりでもありました(^^)

正木さんの陣田筏でのチヌ釣りはコチラ

巨大釣り堀ブンサムランへ

朝、スワンナプーム国際空港に到着した正木さんと私(MOTO)は檀上さんと合流。そのまま檀上さんの車でブンサムランに直行です!

まずは受付。日本語の料金表もあってわかりやすいです。

詳しくはコチラ(ブンサムラン紹介記事)

今回の企画用に作ったポロシャツを着た檀上さんが受付中

ブンサムランの料金は釣り人2名までで入場料・レンタルタックル&レンタルネット・エサ・ガイド1名がついたセット料金で6,000バーツ(約20,500円)。2名以上は1名増えるごとに1000バーツ追加となります。

ゆっくり釣るためにバンガロー(2000バーツのを選択)も借りたので、総額は9,000バーツ(3万円)超え^^; 

とはいえ、12時間釣りができて、100キロ超のメコンオオナマズや50キロ超のパーカーホが狙えて、バンガローにはエアコン付きのベッドルームまで付いてると思えば、タイ旅行の時に釣行するのは有りですね!

そうそう、タイ人やタイの運転免許証を持っている人は格安料金で利用できるそうですよ。

新年モードだった受付

 

受付が終わってガイドのFarangさんと合流。

ガイドのFarangさん。人柄の良いガイドさんでしたよ(^^)

 

準備完了で借りたバンガローに移動。竿やエサなどの荷物はスタッフが運んでくれるますよ。

この時はブンサムランの全体を見た正木さんは、

「でっかい釣り堀だね〜。バカでかい魚が水面に浮いてくるし、、、すごいな」

と、びっくりしてました。

バンガローに向かう正木さんと檀上さん
正木さんの南国らしい写真w

 

きれいでベッドルームまであるバンガローを見た正木さん。

「檀ちゃん、最高の釣り場やね(^^)」

と気に入っていただけたようです\(^o^)/

ブンサムランのタックルと仕掛け

バンガローに入ったらランがタックルとエサを用意

バンガローに到着したらガイドのFrangさんがさっそくエサとタックルの準備。

エサはパンを使うようです。私は旧ブンサムランではパンよりも米ヌカを使うことが多かったんですが、最近のブンサムランではパンを使う人の方が多いんだとか(できないタイ語でランから聞きました)。

ブンサムラン エサ パン
食パンを荒く砕いたもの
水を少し加えてパンに粘りをだしてました
パンを握って水分量や硬さを確かめていました

 

仕掛けはもちろんFarangさんがセットしてくれます。

専用のラセン仕掛けを使ったウキ釣り。ラセンにパンやヌカをダンゴにしてつけて、フックにはパンを刺します。

専用のラセン仕掛け

これまで見たことあるラセン仕掛けのハリス(ラセン下部から針までのライン)は、PEラインで10〜15cmほどのものが多かったけど、ランのハリスはナイロン120lb(約30号)で50cmぐらいと長め。

ロングハリス仕様の仕掛け

短く柔らかいPEハリスはラセンのダンゴに集まった魚に針を吸い込ませるためのものですが、こちらの仕掛けは針に刺したサシエのパンを見せて食わせる仕掛けなのだと思います。

いろいろな方法があるんだな〜。

 

Farangさんの使っていたラインは、道糸がPE8号でリーダーがナイロン120lbでした。

PEとリーダーはFGノットで結束してました

ブンサムランで大物とのファイト

釣り開始。Farangさんがダンゴを付けて投入。

ブンサムランでガイドをお願いすると、エサ(ダンゴ)付けから投入、アワセまで全部やってくれます

自分たちでするのは巨大魚とのやり取り! 

ブンサムランの醍醐味は、普段は体験できない数十キロの魚とのファイトなので、それを手軽に確実に体験できます。

もちろん、自分でエサ付けや投入など全部することも可能ですよ。タイ人アングラーはガイド付けずに自分でやってますから。

 

で、すぐにヒット! アワセた竿を正木さんが持ってファイトスタート!

引きの強さに驚きながらもグイグイ寄せてきた正木さん。

釣り上げたのはこちら。

プラーサワイ ブンサムラン

本命のメコンオオナマズではなくプラーサワイでした! 

「これで小さいの? 十分大物だと思うけど・・・」

と正木さん。日本ではこのサイズを釣ることってほとんど無いですから(^^)

 

何匹かプラーサワイがヒットした後、これまでとは違う手応えが! 本命メコンオオナマズのヒットです! 

引きが重いといいながらもグイグイ寄せてきた正木さん。

プラーサワイだとそのまま足元まで浮かせてましたが、今度の魚は足元で反転してドラグを鳴らして沖へダッシュ!

「おおっ!? すごい引きだね!!」

と驚く正木さん。

「ここから反転するのはメコンオオナマズですよ!」

と檀上さん。

メコンオオナマズ 釣り ブンサムラン
引きの強さに驚く名手

寄せては走られ、寄せては走られを繰り返してあとに浮いてきたのは、やはりメコンオオナマズ!

取り込んだ魚を見て、、、正木さんは「でっかいな〜〜」と驚いてました。

重たい・・・

釣った魚の記録更新だとか。日本でこのサイズになる魚となると、マグロ、クエ、カンパチ、サメぐらいですからね。

 

その後もメコンオオナマズとプラーサワイが何匹もヒット。

巨大魚とのやり取りを楽しんでいた正木さんも、気温が高いこともあって何匹も釣り上げたらさすがにペースダウン^^;

前夜が機中泊だったこともあって、翌日からのチヌ釣りを考えて早めに納竿としました。

 

途中からはパーカーホを狙ったものの、残念ながらこちらはノーヒット。ブンサムランは次回にお預けです。

 

私は久しぶりのブンサムランでしたが、あのサイズの魚がバンバン釣れるのはやはりすごい釣り堀です!

メコンオオナマズと数年ぶりにファイトしましたが、やはり面白すぎるターゲットです! 

初めての人は行ってみると日本ではできない釣り体験ができますよ(^^)

もっと安かったら何度も行くのに、、、これはもうタイに住んで免許取っていくしかない! なんて思う今日ころ頃です(笑)

バンコクで尾道ラーメン

ブンサムランでの釣りを楽しんだ後、食事に行ったのがバンコク プラカノンにある檀上さんのお店『尾道ラーメン百万石』。

­看板メニューの尾道ラーメンが90Bで食べられる人気のお店です! 

正木さんはネギラーメンとチャーハン、パクチー餃子を完食でした(^^)

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