タイの釣り堀で楽しむヘラブナスタイルの延べ竿釣り

一部で「エビ仙人」と呼ばれているが、実はルアー釣り堀やウキ釣りなどの人生と一緒でお手軽なことが好きなバンコク埋没組

タクをフォローする

こんにちは タクです。

今回も釣行に向かった先は、以前にもご紹介した釣り堀「Sorranut Fishing」です。次回は他の釣り堀のご紹介ができればと思います。

今回の釣りも、もちろん「ヘラブナスタイル」=延べ竿のウキ釣り(2本針仕掛け)」です。

ここ数年でタイ人でもこの釣りを楽しむ人が増えてきて、うれしい状況です。日本でヘラブナ釣りをやられてた人や興味あった人、タイでも楽しみませんか? マルキユーさんのヘラブナエサもバンコク近郊の釣具店で買えます(最後にお店を紹介します)。

次回は他の釣り堀のご紹介ができればと思います。

さて、もう10月ということで、もう少しで雨季も明ける時期になってきました。

今の時期に釣りに行くと、結構な確率で雨が降り出します。そうすると「水温の変化」なのか「気圧の変化」なのか、魚の釣れ方が変わる時があります。

今回の釣行では、その様な天候の変化があったので、それを書いていこうと思います。

今回の使用タックル

竿:霞 12尺(シマノ)
道糸:1.5号
ハリス:0.8号
  上=23cm 下=30cm
針:だんごマスター(がまかつ)
上=7号 下=7号
ウキ:スライドⅣ漆黒 TKO底釣りNo.1(クルージャン)
※エサ落ち目盛 全8目盛り中5目盛りだし

エサのブレンドパターン

『ダンゴの底釣り 芯華』200cc+『よせアミ』20cc+『バラケマッハ』40cc(軽く混ぜ合わせてから)+水130cc(エサはすべてマルキユー)

まずはこのセッティングから始めました。

到着時は晴れていて魚の活性もそこそこあり、しっかりサワリがでていました。しかし、次第に曇天になり雨になると、水温なのか気圧の関係なのか、みるみるサワリが出なくなってきました。

そこでウキをパイプトップのウキからPCムクトップのウキに変えて、小さな動きでも出る様にしました。

(※注/トップ部分の浮力がパイプトップよりもPCムクトップの方が小さいため。)

パイプトップのウキよりPCムクトップのウキの方が感度がいいのなら、初めからPCムクトップのウキを使えばいいのでは? と思われると思いますが、活性が高い地合で感度の高いウキを使うと、サワリが出過ぎて食いアタリを読みにくくなるのです。

その時の地合にあったウキを使うのが釣果アップにつながります。

地合に合わせてウキを選ぶため、いくつかのタイプのウキを常に持参しています。今はクルージャンのウキを愛用しています。

ここで仕掛けを下記に変更しました。

ハリスは0.8号のまま
  上=23cm 下=30cm
針:だんごマスター(がまかつ)
上=6号 下=6号
ウキ:WDT (段底 PC) No.3 (クルージャン)

に変更しました。

実際に変更して使用したクルージャン『WDT (段底 PC) No.3』

変更すると、先ほどまで出ていなかったサワリが出たのですが、サワリが多く、また強く出たのでハリスを

上を23cm → 20cm
下=30cm → 25cm

とし、ハリスを詰めてエサの落下途中でのサワリを減らそうとしました。しかし、この作戦が大失敗で、全くサワリすらもらえなくなり、すぐに元のハリスの長さに戻しました。

わずか数cmだけハリスの長さを変えるだけでサワリが変化するのも、この釣りの面白いところです。

ハリスの長さを正確に調整する道具もヘラブナ釣りならでは。(日本メーカーの純粋なヘラブナ用品は現状では一時帰国時に日本で購入するのが早いです。ただPY tackle(後述)に頼めば取り寄せることが可能です)

さて実釣ですが、この後は、エサのタッチを変えたり、エサを差し込んだりしながら、今の最適なエサを探っていきました。

下は別の日ですが、大きなプレコがヒットしたこともあります。

延べ竿のウキ釣りは側から見ていると、ウキをぼーっと眺めている様に見えますが、結構色々考える忙しい釣りです。

そこが人々を魅了してやまないのでしょう。

PRIME AREAのヘラブナ用のバッグなどもタイで入手可能です

バンコクや近郊でマルキユーのエサが買える釣具店は下記となります。置いてある商品数などは店によって異なります。

ST FISHING/バンコク
ธนบุรีฟิชชิ่งช้อปเย่อปลารวย/バンコク
TK FISHING/バンコク
Q FISHING/ノンタブリ
ปู่ย่าเฮร่าช็อป/ノンタブリ
บ่อตกปลาปู่ย่า/ノンタブリ
Oakฟิชชิ่ง/パトゥムターニー

コメント