タイは雨季に入り、雨に風にと天候が読みにくく、釣行の日程を決めにくい日々が続いていますが皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私は直前に天気予報を調べ、今なら大丈夫というタイミングで釣りに行きました。さらに、もしも雨が降った時の為に、いつでも雨から逃げられる釣り堀を選んでの釣行となります。

この日、向かった釣り堀は最近オーナーが変わったナコーンパトムの釣り堀『บ่อตกปลาสรณัฐ(釣り堀サラナッ(ト))』です。以前のオーナーの時は、釣り大会の釣り堀として有名でした。
釣れる魚はティラピア(プラーニン)、レンギョ、イーソックです。

ここには釣り堀は2つあり、小さい方の釣り堀は比較的小さめの魚が入っています。大きい方の釣り堀は5ライ(※)程あり、延べ竿、ぶっ込みともに楽しめる釣り堀となっております。
※タイの土地面積の単位。1ライ(ไร่,rai)=1600㎡。5ライは8000㎡
今回は大きい方の釣り堀で延べ竿で楽しもうと思います。


今回の使用タックル
竿:かすみ 12尺(シマノ)
道糸:NAPOLEON道糸 1.5号(LOOK&DACLON)
ハリス:NAPOLEONハリス 0.8号(LOOK&DACLON)
上=28cm 下=35cm
針:だんごマスター(がまかつ)
上=7号 下=7号
ウキ:スライドⅣ漆黒 TKO底釣りNo.1(クルージャン)
※エサ落ち目盛 全8目盛り中5目盛りだし

使用エサとブレンドパターン
『ダンゴの底釣り 芯華』100cc+『よせアミ』20cc+『バラケマッハ』20cc(軽く混ぜ合わせてから)+水60cc(エサはすべてマルキユー)

このエサのブレンドパターンはタイでのエサブレンドとしては一般的なものです。
エサ自体に重みがあり集魚力がある『ダンゴの底釣り 芯華』で底にエサを落ち着かせるのですが、ティラピアが好む動物性のエサの『よせアミ』と、バラケ性のが高い『バラケマッハ』のでなお集魚性をあげています。
釣り始めて3投目でウキに動きが出ましたが、アワセても針に乗りません。サワリは出ているのですが弱く明確なアタリが出ません。
そこで、手水でエサを柔らか目にして針の出をよくし、早いアタリでアワセていくようにしました。
これで連続して釣れるようになりました。



しかし、「魚を寄せる、サワリを出す」という方向にエサの状態を持って行き過ぎたためか、サワリがどんどん多くなりウキが落ち着かなくなってきました。
また、エサが着底する前にエサを引ったくるようになって来た為、ハリスを上=23cm 下=30cmにし、いつもより早く着底するように仕掛けを変えました。また、エサを手水を打っていない基エサに戻しました。
これにより仕掛けが落ち着くようになり、持続してた釣りができるようになりました。
この様に少しの調整で釣れ方が変わるので、延べ竿釣りは面白いですし奥が深いです。
今回、道糸にLOOK&DACLON(ルック&ダクロン)の『NAPOLEON』を初めて使ってみましたが水切れがよく適度に道糸が沈むので使いやすかったです。

今回の釣り堀のようなティラピアなどを延べ竿で狙える釣り堀はバンコク周辺には結構な数あります。
手軽に行ける釣りなので、お休みの日に行かれてみてはいかがでしょうか。
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