つりつりタイランドの編集長&釣り堀部部長のMOTOです。今回は11月28日にノンタブリー県の釣り堀で開催された、『マルキユー 延べ竿イベント(大会)』を紹介します。
タイで延べ竿を使ったウキ釣り=ヘラブナ釣りのような釣りができるのを知っていますか?
2年半ほど前には「つりタイ」で紹介したこともありますが、実は延べ竿ウキ釣りはタイ人には非常にポピュラーな釣り。
大会も開催されていて、試合によっては何万バーツもの賞金が出るものもあります。
延べ竿釣りのスタイルは人それぞれで、日本のヘラブナスタイルの人もいれば中国式のスタイルの人もいます。
日本メーカーの釣り道具を輸入して使っている人もいます。
2021年になって日本のエサメーカー「マルキユー」のヘラブナ用エサのタイでの販売も本格的にはじまり、今回のイベントが開催されました。
残念ながらタイにヘラブナはいないので、ターゲットはティラピアやレンギョ、カープ系の魚となるので『ヘラブナスタイル』ですが、日本のヘラブナ釣りと同じように楽しめるようになっています。
マルキユーエサを使った釣り大会/11月28日
11月28日にノンタブリー県のナーピアック釣り堀で延べ竿のマルキユーエサを使った釣り大会が開催されました。
この大会の対象魚はティラピアやレンギョです。
大会のルールですが、竿(延べ竿のみ)の長さは2.7〜3.6m。針の本数は2本まで。
エサは指定エサで、マルキユーの『バラケマッハ』とアユタヤ在住のAoddさんが配合しているタイのハイグレードエサの2種類。
エサは使用量の上限が決められていて、指定量以内で試合時間の3時間を保たせる必要があります。
魚を寄せる為に初めからエサを多く使うと後半にエサが残らなくなり、ゲーム性もある試合となりました。
得点方法は、釣った魚の口の中に針が掛かっていれば魚種に関わらず1匹1点となります。この辺はヘラブナ大会と同じでルールですね。
この大会は新型コロナを考慮しており、通常なら40人以上で試合をするのですが、釣り座の間隔を空け20人での試合となりました。
今回の参加者は、日本人が1人参加した以外は全てタイ人でした。
試合風景はこんな感じ。
《試合結果》
20名による激戦を制して優勝したのは日本人の今西選手。
2位は色々な大会で上位に入賞しているスポット選手。
3位は70歳になっても、まだまだ元気なティー選手でした。
※これ以外の大会画像も下でまとめて紹介します。
この後、12月11日に第2回のイベントがチェンマイで開催されました(こちらも近日紹介します)。
同大会は2022年は回数を増やして各地で開催予定とのことです。ルールや対象魚は会場によって異なりますが、気軽に参加できるイベントなので次回参加してみてはいかがですか?
大会の開催概要が決まったら、つりつりタイランドでも紹介予定です。
また、FacebookのマルキユータイランドFC(ตกปลา มารูคิว ไทยแลนด์ fc)にも掲載予定とのことです。
イベント・ギャラリー
ペックさん(右)とAoddさん。大会主催者のペックさんの釣り堀プーヤー(บ่อตกปลาปู่ย่า)ではヘラブナスタイルの釣りが楽しめます。また、マルキユーのエサやヘラ釣り用品も揃っています。
ペックさんによるエサ(バラケマッハ)の使い方説明
大会の商品等
参加者の道具。本格的に取り組んでいる人の中には、日本からヘラブナ道具を取り寄せて使用している人もいます。
もちろんタイで手に入るタックルで楽しんでいる人もたくさんいます。
◎主催/釣り堀プーヤー บ่อตกปลาปู่ย่า(PY Tackle GROUP) 協力/TK Fishing サポート/マルキユー
コメント