皆様、こんにちは。私「テッチャン」はタイランドでお魚釣りを楽しんでいる一人です。
今回は、2020年8月1日、「バンパコン川でのオニテナガエビと淡水ニベ釣り 」の模様をレポートします。
去年(2019年)は2回しか行けなかったオニテナガエビ釣行。
理由は、明確な四季の感じられないこのタイランドでも限られた時期のみにしか釣れない点。
そしてタイ人アングラーに、あまりの人気で船の予約が取れない・・・。
そんな不完全燃焼のままで終わったため、早く行きたいとずっと思っていました。
前回6月7日の釣行でプラーハンキュー(淡水ニベ)を釣りに行ったときの事。
今年度のオニテナガエビはいつ頃から釣れますか?との質問に、「7月末以降で一回行ってみるか?」との回答。
早速予約金を入れ、今回の釣行となりました。
7:10集合場所には時間通りメンバーが揃い、ノォーック船頭の家に向かう。
今回のメンバーは、コウちゃん、 タケさんで1艘、油売りさん、テッチャンで1艘の4名。
1艘2人の乗船で2艘での出船になります。
なお、コウちゃん、タケさんの釣りの模様はこちらにすでにupされています。
「オニテナガエビを釣りタイかぁ〜〜の巻 2020年8月1日の釣り」
今回は、ノォーック船頭の家に行く道にある橋が通行止めという事で迂回し、遅れに遅れて8時に出船。
ほぼ引き潮いっぱいの状態での出船です。
完全に接地している状態から、泥の上を滑るように出船。
こりゃ楽しい。
写真ではあまり分かりませんが、本流は流れが強く釣りにくそうな感じです。
今日は上流に向けて移動開始。
いつも行かない、ちょっと遠くにポイントまで行く予定です。
本日の潮はこんな感じ。
河口から約10km上流の今回のポイント。
バンパコン川の流れが弱まるのはお昼頃からかな?
オニテナガエビはそれからが釣りやすそうだね。
それでは油売りさん、改めましておはようございます。
本日は宜しくお願いします。
あれ、この前コウちゃんと2人でここに来ていませんでしたか?
ふむふむ、なになに・・・前回のリベンジっすか。
そうっすか、そういう事でしたらこのテッチャンが敵討ちしちゃりやすよ!
まだオニテナガエビのシーズンのちょっと前。
移動中も船頭の知り合い等に声を掛け、釣れるポイントの情報収集。
ただ、聞く人聞く人皆が口を揃えて「・・・渋いよ」
途中、巨大な鳥・・・ん? なにこれ怖い・・・
凄まじい数が木にぶら下がってる。
フルーツバットの住処のようです。
タイランド国内中、いろいろなところに行き、自然の中で様々な動物を見てきた油売りさんでも、こんなに大きなフルーツバットは見た事が無かったそうです。
「こんな近くでこんな光景が見れるんだね!」
最初のポイントまで約50分掛けて到着。
この時点まで、本当にオニテナガエビを釣るとは信じておらず(スミマセン)、急遽エビ仕掛けを作る。
という事で、私はオニテナガエビの竿2本、プラーハンキューの竿1本の合計3本で釣り開始。
オニテナガエビの餌はモエビ(なのかな?)。
頭を取り、尾から身体に沿って針をさします。
頭を取った部分から、針先がほんの少しだけ出すのがコツ。
本当に少しだよ。
お魚狙いの餌も7センチ前後のエビ。
ところでだ、おいおい・・てっちゃん大丈夫なのかい?
1度に1本の竿の面倒すら見れないのにそんなに多く竿を出して。
この時は気分も上がって「余裕す!」位に考えていましたが、やはり無謀だったと思い知らされる事になります。
いやー、「今日も渋いですねえ」と言うくらいにアタリがない。
船頭も即場所移動を決意。
今日は場所を転々としそうだなと思っていたんですが、次のポイントには想像以上に長くいる事となる。
何のために立ててあるのか分からない立木、その中に入る。
ここでも相変わらずアタリが無いのですが・・・
ただ、小ぶりだが確実にオニテナガエビを釣る男がいる。
ノォーック船頭である。
何故だ、何故なんだ・・・と自分の仕掛けを上げてみると、きっちり餌が食われている。
油売りさんには、「テッチャン、当ってるよ・・・」と教えてもらう始末。
テッチャンは後ろに目がないんですぅ・・・とか言いながら反省。
でもね、やる時はやるんです。
もう間違いなしの魚のアタリで「ドーン!」
と、本日の一匹目は「プラードゥックタレー」、海ナマズです。
へへへ、内心プラーハンキューだと思っていたんだけど、誰にもバレてないぞ。
それでも嬉しい1匹目。
ここである事に気付く。
「油売りさん、私たちにはアタリ無いのに船頭だけ釣れてません?」
「船頭の周りにはオニテナガエビが居て、こっちには居ないんじゃ無いすか?」
「もう絶対にちょっとだけ動いて貰いましょうよ、自分たちが船頭さんのいる場所に入れるように」
・・・もう言っている内容は最悪。
ただ、この考えは間違っていなかった。
このポイントに入った矢先、油売りさんにアタリ。
ん?根掛かりか?
と思ったら「ズボっ!」っと抜ける。
竿は曲がったまま・・・えっ?
「蝦蛄(シャコ)!」
俗に言う「ガレージ」である。
何度か海のちょい投げ等で、偶然に釣れてしまった事が何度かあったシャコ。
まさかこんなところで出会えるとは。
そして、待ちに待った瞬間。
油売りさんのULの竿が曲がる。
よし! お待ちかねのオニテナガエビ。
詳細は聞き忘れましたが、E(ビ)-ONE GRANDPRIXって書いてあるそのTシャツってなんすか?
なんかカタカナで「ビ」って小さく書いてありますがw
油売りさん・・・E-ONEファイターだったんですね。
そして、私にも待望の・・・
プラーハンキュー。
ちょっと小さいけど、これは嬉しい1匹。
もうこうなると、欲しいのは甲殻類。
もうエビでもシャコでもなんでも来い!なのである。
でもね・・・釣れないんです。
この後、プラーハンキューをもう1匹追加。
もちろん、ギギも忘れず捕獲。
これはノォーック船頭の飼い猫「カーオちゃん」の大好物。
そしてギギを2匹釣った後に本日最大の見せ場(私個人的には)の登場。
丁寧に合わせを入れ「ドカーン!」
そして上がってきたのは・・・何だ?
アンタダレですか・・・?
このお魚さんは何ですか?
この質問に油売りさんから「ギギ」って。
うわわ・・・こんなに大きいギギいるのか。
あんなにたくさん釣ってきたけど、全くわかりませんでした。
これこそ、裏バンパコンモンスターだ!と一人で大興奮なのですが、船頭も「どうってことないよ〜」みたいな素振り。
なんだ・・・特に珍しくないのか・・・(と思いつつもやっぱり大興奮中)
と、ちょっとだけ盛り上がりましたが、オニテナガエビ釣っていない事に気付く。
どうにか釣らないと。
時計を見ると14:30過ぎている。
ポイント移動した事だし、最後のひとがんばり。
プラーハンキュー狙いの竿はもうどうでも良い。
エビ竿に集中・・・集中である。
・・・クィン(引く)・・・スー(移動する)・・・・止まる・・・よーく見てアワセ。
グンっ!
乗った!と思わせて重くて上がらない。
なんだよ根掛かりかよ・・・
さらに引くと「スポっ!」
おっ付いてる付いてる。
あああああ・・・・シャコ泣
さあ、油売りさん帰りやしょう。涙
船着場では、M&M’Sのブルーがお出迎え。
知ってる? ブルーの口癖は「散り際もクールに!」なんだよ。
だから今日のテッチャンはクールに帰ります・・・
でもね油売りさん、もう一回リベンジさせてください!
結局、オニテナガエビは釣れず。
シャコ、プラーハンキュー2匹、プラードゥックタレー1匹、ギギ3匹という結果。
甲殻類が・・・泣
でもね。
これは貧果だと思っているあなた・・・違うんだな。
大きいギギが釣れた事で気分晴れ晴れ。
最高の気分で帰路につきました。
(負け惜しみじゃないもん)
船着場に戻ると、カーオちゃんがお出迎え。
「今日はテッチャンがでっかいギギ釣ったから、美味しく食べてな^^」
本日のタックル
プラーハンキュー釣り
メインタックル
リール:LUVIAS 2508PE-DH(Daiwa)
ロッド:SIDEWINDER ENTRY MODEL EMS-411ML(Deps)
ライン:PE 1.0号 ショックリーダー20Lb
ハリス:フロロ3号
オモリ:中通し8号
針:伊勢尼11号
サブタックル
リール:ZILLION 1516H(Daiwa)
ロッド:ソリッドティップのチニングロッド
ライン:PE 1.2号 ショックリーダー20Lb
ハリス:フロロ3号 オモリ:中通し8号
針:伊勢尼11号
オニテナガエビ釣り
リール:1000番クラスのスピニングリール
ロッド:ULトラウトロッド
ライン:ナイロン1.2号
ハリス:ナイロン0.8号
オモリ:中通し5g~8g
針:エビ針 3号
おまけ
この日の釣果はタケさんが料理。
最高に美味しそうなお写真が届きました。
ハンキュー塩焼き
オニテナガエビ塩焼き
ハンキューとシャコ
めちゃうまそ!
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます。
以上、テッチャンでした。cheers!
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