SHIMANO ISO Fishing champion goes to Thailand
こんにちは、つりタイのMOTOです。
今回紹介するのは6年以上前の話です。
でもこれがタイランド湾のチヌ釣りの大きなターニングポイントとなったと思っているので、改めて【つりつりタイランド】で紹介します。
チヌのフカセ釣り名人・大知 昭(おおち あきら)さんがタイランド湾に浮かぶシーチャン島にてチヌのフカセ釣りに挑戦! タイで釣りをするのはもちろん、タイを訪れたのも初めてなのに、見事にチヌを釣り上げた話です。
この釣行がきっかけとなってコウちゃんがチヌ釣りを本格的にスタート。つりつりタイランドで何度も紹介しているバンサイ沖でのフカセ釣りやブッコミ釣りやシーチャン島での「かかり釣り」のスタート地点です。
チヌ釣り名人・大知 昭(おおち あきら)とは?
まずは大知昭さん(以下 大知さん)の紹介から。
チヌのフカセ釣りを釣りしてる人ならほぼ全員知っていると思いますが、ルアーや船釣りの人は知らないかもしれないので。
シマノジャパンカップクロダイ、マルキユーカップチヌなど多くの大会で優勝しているチヌフカセ釣りの名手です。
北は北海道から南は沖縄まで、日本各地でチヌを釣り上げており、中国(複数箇所)・香港・ベトナムなど海外でもチヌ(近似種含む)を釣り上げています。
香港、中国、台湾、韓国にもたくさんのファンがいます。
私(MOTO)は20年以上、大知さんの釣りを見ていますが60歳を超えても衰えるどころか、ますます上達しており、PEラインを使ったPEフカセを取り入れてからは毎年ロクマル(60cm以上のチヌ)をキャッチしています。
総合的に考えて日本で(世界でも)一番チヌのフカセ釣りがうまい人だと思ってます(^^)
弟の大知豊さんと作り上げた『大知ウキシリーズ』は独自構造の唯一無二のウキです。
参考)大知昭・豊兄弟のWEBショップ 工房大知A&Y
タイランド湾でチヌを狙うまで
チヌの名人がタイランド湾でチヌ釣りに挑戦! このプロジェクトを思いついたのは7年前のこと。
シラチャに長期出張していた釣友から、「タイランド湾にチヌはいるけど、フカセ釣りでは釣った人はいないみたいだよ」と聞いたことからでした。
それなら、
「大知さんならチヌがいるなら絶対に釣るはず!」
と唐突に思ってしまったのです。
大知さんに話したら
「色々な場所でチヌを釣ってみたいんよ。タイにチヌがいるなら釣れるよ! 行こう!」
こうしてプロジェクトが本格スタートしたのです。
そうは言っても、この時点で私はタイランド湾も見たことも無く、1人ではとても実現できない・・・。
ここで登場するのがコウちゃん! この少し前にFacebookで知り合いになったのがタイ在住の釣り人・コウちゃんでした。
実はコウちゃんは、タイに住み始めた頃にはチヌを狙って釣行していたこともあって(この時は釣れなかったみたいです)、大知さんのチヌ釣りプロジェクトに協力してくれることに!
こうして、プロジェクトは大知さん・コウちゃん・MOTOの3人で進行することになったのです。
そこからコウちゃんと一緒に情報収集。ネットを駆使し、コウちゃんの人脈を駆使して調べた結果、
チヌを狙う釣り場はバンセンの釣り公園(今は撤去済)とシラチャ沖に浮かぶシーチャン島の磯の2箇所に決定。
チヌ釣りは2日間で初日がバンセン、翌日がシーチャン島というスケジュールが完成。さらに旧ブンサムランでフカセ釣りでメコンオオナマズを狙うというオマケ企画付き(こちらも後日紹介します)。
飛行機やホテルは私が手配。バンコク3泊&シラチャー1泊の計4泊。
大知さんは広島在住なので、羽田空港経由でタイ・スワンナプーム国際空港へ。私とは羽田空港で合流。
大知さんが持参した釣り道具
・フカセロッド(チヌ用2本、大物用1本)
・スピニングリール(LB1個、大物用1個)
・フローティングベスト
・磯ブーツ
・小物(ライン、ウキ、針ほか)
大知さんが持参したエサ
・チヌ用配合エサ(4袋)
・チヌ用練りエサ
・冷凍加工オキアミ
初日のバンセンはチヌノーヒット
まずバンセンでの釣り。
朝、バンコクを知り合いのチャーターしたタクシーで出発。
途中、スーパー(BIG Cだったかな)に寄って、エサにする小エビを購入。食用の丸エビみたいなエビです。
タイにはオキアミやアミエビなどが売ってないので、このエビを代用品として使いました。
その他に飲み物など色々買って出発!
1時間半ほどでバンセンビーチの北側の釣り公園(だったのかな?)に到着。
いよいよタイでのチヌ釣りスタートです!
が、、、雰囲気の良い釣り場だったものの、結果的にここではチヌは釣れませんでした。
リサーチ不足でポイントを絞れなかったのが要因かな。
大知さんは、イガイなどの付き方や釣れたエサ取りから、
「この周辺でもじっくり狙ってポイントと時期を絞ればチヌは釣れる」
と感じたとのこと。
今は釣りをした建物が無くなってしまいましたが、周辺で釣りができる場所があれば挑戦してみたいものです。
ということで、ここでの釣りはダイジェストで紹介します。
水温は29.5度。「水温高いんやな〜」と大知さんも驚いてました。
沖向きはエイを狙ったブッコミ釣り師でいっぱいだったので、桟橋の足元を狙った。
チヌは釣れなかったですが、ヒイラギやキーメンなどの小魚は何匹もヒット。
大知さんとしては、タイランドでの初めてのフカセ釣りだったので、とりあえずはこのスタイルで魚が釣れることがわかって一安心だったとか。
タイの釣り人も、初めて見るフカセ釣りに興味津々で見学。大知さんはシマノのインストラクターでHPにも載っていることを説明すると、「すごい人が来た〜!」と一気に尊敬の眼差しになってました! シマノの人気の高さを再確認しました(^^)
子どもたちはマキエでエサを撒く釣りに興味津々でした。
マキエが無くなって納竿。
チヌは釣れなかったですが、大知さんは手応えを掴んだ様子でした。
この日はシラチャーで宿泊。ゆっくり休んで、翌日のシーチャン島でのフカセ釣りに挑んだのでした。
そして、ついにタイランド湾でチヌを釣り上げたのでした。そんな話は次回に紹介します。現在書いているので、もう少しお待ちください。
コメント