タイの海で初タイラバ 本命スナッパーをキャッチ!/テイルウォーク 中村宗彦氏

2008年にタイとタイでの釣りが大好きな「つりつりタイランド」管理者&つりタイ釣り堀部 部長。日本在住で某釣りメディアに在籍。釣りなら淡水・海釣り・ルアー・エサ、魚の大小に関係なくなんでも好きだけど、船酔いするので船釣りはNG

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2019年3月29日〜31日の3日間にわたり、タイ王国バンコクにておこなわれたフィッシングショー「TTEX2019(Thailand Sport Fishing Trade & Exhibition)」。TTEXでタイを訪れたテイルウォークの中村宗彦さんが、タイランド湾でタイラバを楽しんだ。

中村さんのパイロット111釣行記はコチラ

TEXT&Photo 中村 宗彦/株式会社エイテックのルアーブランド「テイルウォーク」の企画開発マネージャーとして国内外を問わず飛び回る。あらゆるルアーフィッシングに親しみ、バスフィッシングでは大会で数々の実績を持つ。ハンドルネームは「Nakachaaan!」。全国誌など各メディアでも活躍中

フィッシングショーが終わり、バンコクから3時間半かけて海へ移動。そこから出船して今度はタイラバに挑戦です。狙うは「スナッパー(フエフキ系)」と「グルーパー」の2魚種です。

タイラバですので、タイっぽい魚のスナッパーはなんとしても釣らないといけません。

過去、スペイン、トルコ、フランス、アメリカ、マレーシア、韓国と各国でタイラバにチャレンジしてきましたが、世界中の魚を魅了することができました。

タイではまだまだタイラバの釣り方が知られていないので、このタックル、この釣り方でスナッパーが釣れるというのを自身の手で証明する必要もあります。

またこのエリアは完全に初めての場所。なにも分からないところから魚を引き出すという楽しみもあります。

タイラバをする中村さん
なにも情報のない海。自分の経験のすべてを出して勝負

 

釣りをしたエリアの水深は15〜25mと比較的浅め。タイラバは60gをメインに使用しました。

そして、ヒットはあるのですが、とにかく「コビア(日本ではスギと呼ばれるコバンザメによく似た魚)」に邪魔されます。しかもサイズがよいのでとにかく掛かると大変です。

タイランド湾 コビア スギ

おもしろいのですが……浅場のサンゴ帯での激しいファイトでラインをブチ切られ、貴重な時間がどんどん削られます。

その後もグルーパー、コビア、グルーパー、コビアという感じでなかなかスナッパーに出会えません。

タイランド タイラバ グルーパー
グルーパーもキャッチ!

そうして納竿まで残り20分。

ここまでにやっていないことを試そうと、タイラバのカラーをオレンジにまとめてこれまでとガラリと変えてみました。これにスナッパーがヒット。

目標達成! スナッパーキャッチ!

苦労して手にした1匹は格別で現地の人に「タイラバの威力」を証明することができたのでした。

中村さんのタイラバタックル

ロッドはC68Hと強めのモデル。大物にも対応できる

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