テイルウォークのモバイルロッド 『OUTBACK（アウトバック）』でパイロット111

2019年３月29日〜31日の３日間にわたり、タイ王国バンコクにておこなわれたフィッシングショー「TTEX2019（Thailand Sport Fishing Trade & Exhibition）」。TTEXのためにタイを訪れたテイルウォークの中村宗彦さんが、モバイルロッド『OUTBACK（アウトバック）』で楽しんだタイの人気釣り堀『パイロット111』のルアーゲームを紹介してくれました。

　

TEXT&Photo 中村 宗彦さん／株式会社エイテックのルアーブランド「テイルウォーク」の企画開発マネージャーとして国内外を問わず飛び回る。あらゆるルアーフィッシングに親しみ、バスフィッシングでは大会で数々の実績を持つ。ハンドルネームは「Nakachaaan!」。全国誌など各メディアでも活躍中

テイルウォークHP

人気の釣り堀 パイロット111

タイランドで開催されるフィッシングショー（TTEX）へ現地の代理店がテイルウォークのブースを出展するとのことで、商品説明や釣り方の解説のために渡航しました。

その際、現地でのプロモーションも兼ねて、人気の管理池「パイロット111」でのルアーゲームと、「タイランド湾」でのタイラバに挑戦しました（タイラバは次回で紹介します・編集部）。

まずは「パイロット111」でのルアーゲームからご紹介します。

ここへ来るのは３回目。前回は２年前。当時も「タフ」だなぁと思っていましたが、今回はさらにタフな状況になっていました。

モバイルロッド『OUTBACK（アウトバック）』

当日はホテルを７時に出発。現地で釣りを開始したのは８時でした。ロッドは『OUTBACK』NC695MHというモバイルロッド。

パワーモデルですが、この池に入っている魚の上限サイズを考えると、このクラスのパワーが必要となります。

テイルウォーク『OUTBACK（アウトバック）』NC695MH
５本継ぎで、仕舞寸法が46cmになるモバイルロッドでスーツケースにすっぽり入ります。パワーゲームを視野に入れた設計で、キャスト性、縦アクションの釣り、巻きの釣りにも対応します。ルアーウエイトはマックス40ｇ、対応ラインもマックス20ポンドですので、今回のような釣りに最適なモデルです。

　

タックル図

ちなみにルアーは、すべて現地で購入しました。メタルバイブやバイブレーション、トップウォータープラグにミノーなど気になったものをそろえました。

　

パイロット111のルアーゲーム

ここで釣りたい魚である「チャドー（ジャイアントスネークヘッド）」「バラマンディ」を意識して狙ってみますが、ルアーをタダ巻きした程度では食ってくれません。

たしかにタフ。そんななかティラピアがヒットして癒してくれました（４匹釣れてくれました）。

その後もなかなか厳しい状況が続きます。

パイロット111には在住、在駐、滞在中と立場はさまざまですが、日本人も多くいらっしゃってお話を聞くと、やはり年々タフになっているとのこと。

そんななか、うれしかったのが『OUTBACK』を所持されていたことと、愛用しているというお話を聞けたことでした。

　

せっかくの１日。ティラピアで終わるわけにはいかないと、いろいろ試してみました。

ヒットを呼び込めたのがメタルバイブでの小刻みな縦アクションの釣り。これでなんとかチャドーを手にすることができました。結局チャドーは大小合わせて３匹キャッチ。

　

そしてチャオプラヤキャットフィッシュも手にできました。これは、トップウォータープラグを浮かべて食わせるというパターン。

残念ですが、バラマンディはおあずけとなりました。納竿は15時。かなりみっちり釣りました。

　

OUTBACK（アウトバック）などテイルウォークのタックルはタイの釣具店でも購入できます。