皆様、こんにちは。私「テッチャン」はタイランドでお魚釣りを楽しんでいます。
今回は、2024年3月30日、31日「カンチャナブリ渓流釣行」の模様をレポートします。
先日、カンチャナブリが40.4度を記録したとのニュース。
タイは最も暑い3月~5月の暑季に入り、かなり暑い日々が続いております。
暑さは苦手なのですが、雨季に入ると増水して川に入れなくなります。
「暑さなんかに負けてられない!」という事で今季最後のカンチャナブリ釣行に行ってきました。

ここ最近、カンチャナブリで会う地元の方々にはとにかく笑顔で挨拶。
警戒心を解くために、怪しい人ではないというアピール。
それ以上に、何度も通う事で一緒に行ってくれるパイローさん(釣りはしませんが)に友達がたくさん出来たのがありがたい。
地元の方と仲良くなり、いろいろな事を教えてくれるようになりました。
今回は・・・
1日目はいつもの川を上がっての単独釣行。
2日目は地元の方に聞いた場所での釣行となります。
2024年3月30日(1日目)
朝4時に家を出発、試しにいつもと違うルートにてカンチャナブリを目指す。
そして過去最短である5時間半にて目的場所へ到着。
現在建設中の「バンヤイ-カンチャナブリ モーターウェイ(M81)」が出来ればもっと早くなるのかな。(2024年ソンクラン、それ以降は毎週末部分的に通れるようになるらしいです)

今回も単独釣行。
到着後はとにかく急いで準備をし、10時過ぎに川に入ります。
何故急ぐかって?
もう暑さでどうにかなっちゃいそうだからです・・・
いつも通りリールのセッティングをしながらポイントを確認するも、過去に無い減水状態。
毎回こんなに状況が変わってるって新鮮で良いよね。
しかも今回は魚が見える!前回より魚が大きく感じる!
遠くに魚が見える砂地の浅場、アタリが小さきゃ見た目も小さい。

サナーク(ルアー/スミス『ピュア』3.5g)
これってもしかして今日はいけるんじゃないの?
たった1匹釣れた事で。たったそれだけの事で気分はもうでかくなります。
「今季最後、終わり良ければ全て良し!」となりますように!
川を上がっていると背後に人の気配。
今回は私の50m程後ろにタイ人の単独アングラー。
このエリアで釣り人に遭遇するという事はここ最近ありませんでした。
微妙な距離感を保たれていた為にお話しする事はありませんでしたが。(途中、水量が腰上あたりの場所で川上がりを断念したようです)
でもね、なんか心強かった。それが単独釣行。

今日の目的地までは上流約1.7km先のお寺。
どんどん上がっていきます。

砂地に大きな岩、深い所で腰下位の水深。
これは狙わなきゃでしょ!
1投目で頂いたのはちょっといいサイズのサナーク。

サナーク(ルアー/スミス『ピュア』3.5g)

後ろのアングラーも気になったようで、ちょっと距離感は縮まったかのように感じましたが。
やはり一定の距離感はキープされているようで。
開始30分経たずに2匹釣れるなんていままで無かったかも。
ここでシンキングミノーに交換。・・・と、ルアーボックスがポケットに無い。
落としたか? いやいやポケット開けてもいない。家? 車? 手持ちはスプーンが8個入ったスプーンワレットのみ。
これでは「終わり良ければ全て良し」という訳にはいかないが、戻るのも大変だし。
今日はスプーンで通すしかなくなってしまった。
でも選択肢が減った、迷いが無くなった。
この後は絶好調タイム。

砂利で流れの強い場所ではカスープ(ルアー/スミス『ピュア』3.5g)

砂地の浅場ではサナーク(ルアー/スミス『エッジダイヤ』3.0g)

アタリだらけでフッキングが非常に難しいプラーケム(淡水ダツ?)
(ルアー/スミス『ピュア』3.5g)
そして今回の目的地である、上流にあるお寺手前に到着。
さすがにお寺で釣りは出来ません。(油売りさんの教え)
この流域では見た事無いほど魚影が濃く魚も大きい。
「えっ!」40㎝程の魚影がライズ、凄まじい捕食音。
またお寺敷地内では50㎝に届きそうな真っ黒な魚体が「ガボッ!」っと捕食していました。

真ん中の黒い物体が魚です。いったい何なんだろう。
その後、川を下りながら数匹追加。

カスープ(ルアー/スミス『ピュア』3.5g)

サナーク(ルアー/スミス『ピュア』3.5g)
この日はサナーク7匹、カスープ4匹、プラーケム1匹。
合計12匹で午後3時に終了としました。
この日は、結構釣れたのを良いことにビールで乾杯。
大好物な2つ(豚三枚肉のナンプラー揚げ、ホースフェイスローチ揚げ)とスープ。

宿に戻りコーヒーを淹れる。
昼間の暑さが嘘のよう。今日の疲れがぶっ飛んだ。
行方不明だったルアーボックスは車の荷台で発見。
おやすみなさい。
2024年3月31日(2日目)
朝7時半、いつもの宿併設のショップでコーヒー。
今日は渋滞回避の為に早く終わる予定だから早く釣り場に向かわないと・・・
でも、コーヒー屋の店員さんと話し込んでしまう。
だって今季最後の宿泊だからね。
そして、この日の最高気温予想はまさかの42度。
オソロシイ・・・
現場到着後、そのまま車でザブザブ川を渡り、山道へ。
今回は川を渡った後、最も遠くに行く事の出来る道を選びました。
地元の方に聞いたところ、行って問題無いし釣りもしていいよとの事。

バナナとポメロの出荷用の道を進む。

ナビを頼りに出来るだけ川が近い場所を探しては止まる。

高低差があり、どうにか川は見えるけど、降りる事は出来ない状態。
一か八かで唯一あった脇道に入り下っていくと一軒の家に到着。(後に会った事ある人の家だと分かる)
その脇を通らせてもらって、9時に本日の釣り場に到着。

今まで行った場所で考えると最も奥まで入れたという事で期待大。
サナークが居そうな気配は一切ない。(ただの雰囲気での判断)
流れが極端に緩やかで藻が凄く、非常に釣り難い場所でもあります。

そこから下流の方に歩いて行くと、流れがあり、砂利のいい感じの場所発見。
・・・やっぱりね。

カスープ(ルアー/スミス『ピュア』3.5g)
このまま一気に下まで降りたかったのですが、次回の楽しみも取っておかなくては。
という事で、下限を決めて釣りは続行。

3時間でカスープを5匹。

最後は水に入った場所まで上がり、岩の周りをシンキングミノーでしつこいくらいに通す。

ปลาหมอช้างเหยียบ - プラーモー チャーン イヤップ
タイ語を日本語にするとかわいそうなお名前「象に踏まれたキノボリウオ」。
(ルアー/スミス『D-コンタクト 50』)
でも残念ながらここで終了予定時刻の12時となりました。
ここから山道を戻り、帰り支度をして帰宅とします。
最後のカンチャナブリ釣行もとても楽しいものとなりました。
今季は集中的に山に入ってみましたが、毎回足腰はボロボロ。
来季に備えて体を鍛えておかないとと思う日々です。
あと更なる暑さ対策もね。

今季は全然釣れない時もありましたが、「終わり良ければ全て良し」でいいかな。
今回の釣果
サナーク 7匹
カスープ 9匹
プラーケム 1匹
プラーモー チャーン イヤップ 1匹
で、・・・結局渋滞の為、カンチャナブリから家まで7時間掛かりました。
6時間程度で移動できればかなり楽なのに(^^;
本日のタックル
ロッド:WICKMAN 4’7″ (Hitotoki Works)
リール:CALCUTTA CONQUEST BFS XG(Shimano)
ライン:PE 0.6
ショックリーダー:ナイロン8ポンド 2ヒロ
来季の一回目は小船での釣りを計画しています。
それでは、再び乾季になるまでお休みです。
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます。
以上、テッチャンでした。cheers!
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