バーンサーイ沖(チョンブリ県)でのチヌのブッコミ釣り2024年4月13日の釣り

タイ在住。餌釣りからルアー、フライまで何でもやってみないと気が済まないバーサタイル釣り好き野郎。タイにチヌを釣りに来た大知昭さんの釣りを見たのをきっかけに、タイでのチヌ釣り(主にフカセ釣り)もスタート。

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バーンサーイは見捨てない…編

タイランドは11日からソンクラン休暇に入りました。

ご存知の方もお見栄だと思いますが、別名水掛け祭り(タイランドのお正月です)

有名水掛ポイントの写真等を見てると、亀有公園前派出所の両津巡査が実在してたら毎年大騒ぎになってるだろうな…って位の大暴れなお祭り騒ぎです。

ちなみに私は大嫌いですので車の中か家で立て篭ってます。

水掛けのお陰なのか分かりませんが幾分最高気温も低いみたいだし…32〜35度程度らしいです。

その前まで40〜42度とか言ってましたけどね…。

って事ですが、11日から各工場が休暇になるのでウチの会社は毎年恒例の定期点検工事です。私は週末は休みとさせて貰ってますが、ウチのエンジニア達は頑張ってくれてます。

で、連休なんですが、遊びに行けない人がもう1人、

「コウちゃん、13日バンサイ行きません??」

ってお誘いが…テッチャンから。

「良いですよ〜私も連休中、仕事以外何も予定無いですから」って事で久し振りにサームルアイ船長の所へお邪魔する事に。

しかしこの日は確認事項が一つ。14時に戻って来ると桟橋付近は全く水が無いと思われるので、船長にその旨を伝えて、「14時帰りで良いですか??」って尋ねたら少し考えて「大丈夫です」って事で朝6:15に出船です。

バーンサーイ桟橋

30分位走ってアンシラー沖3km位の所にある牡蠣筏へ。

チヌ釣り準備

この日の潮は久し振りに超動く潮。朝6:30頃に満潮でその後グングン引いて14:00頃引き一杯。干満の差は2.5m位です。

ポイントに着いて第一投。

バーンサーイで釣るテッチャン

えぇ〜メチャクチャ潮が速い!!(タイ語でナムチヨって言います)

この日のセッティングはPE5号にショックリーダー50Lbでしたので、既に一投目から後悔…

最初のポイントでは不発…

朝の下げ始めに期待してたんですが、

早々にポイントチェンジ!!

2箇所目のポイントではテッチャンの餌にはアタリがある様です。(テッチャンは通常の細仕掛けです)

私の仕掛けは流されてイマイチ…。

オモリを重い物に付け替えてみると何とか餌取りアタリが。

そのすぐ後にテッチャンがこの日初のランディング。

タイのナンヨウチヌ

少し小型ですが、久し振りですのでOK、

続いて私に!!

(コンコン コン ゴゴゴッ)ってよっしゃ〜でアワセると…アレ??

何か根掛かり??

イヤ、そんな筈無い!!

絶対持って行ったぞぉ〜でも、生命反応無くジワァ〜っと寄って来る。

船縁まで来たら…「網の切れ端」

えぇ〜「変わり身の術」!!!

仕掛け確認して餌付け直して再度同じポイントに。

オモリが着底して即!!

「コンコン…ゴゴゴォ〜」と、ガッツリアワセて今度は乗りました。

チヌを持つコウちゃん

「よっしゃ〜」「ガッツポーズ」「OK帰ろぉ〜!」 時間は未だ8:00前…

サームルアイ船長から「未だ帰りません!!」って「キッパリ」

それを見ていたテッチャンからは、「コウちゃんがこんな喜んでるの初めて見ました」って…

その後、テッチャンが小型を追加、

チヌを釣ったテッチャン

見ていたサームルアイ船長が堪らず舳先に移動して我々2人が投げて無いポイントへ撃ち込む!!

チヌを釣った船長

アタリが遠くなると筏を替えて行く釣りでお昼迄に私2匹、サームルアイ船長2匹、テッチャン3匹と潮が速く釣り難い中でも結構釣れてる。

大型は出て無いですが、まぁ〜これ以上釣っても食べ切れないし早上がりで行きましょうか!

って事で13:30に桟橋帰港に変更して釣り進めます。(通常は14:00納竿で14:30桟橋帰港です)

で、船上で魚の鱗と腹を抜いてお持ち帰り、結局私とサームルアイ船長が各3匹、テッチャンが5匹となってあまりに小さい物はリリースして来ました。

水のない海

帰って来たら、未だ未だ桟橋は先ですが水が無い・・・・予想通り!!

ちなみに釣りでは大型と思われる魚に私もテッチャンもやられてまして、ちょっと悔しさが残りました。

と、言う事で恒例の漢の釣り飯!!

最初にカマと腹のすき身で塩焼き、その後同じくカマとすき身でアラ煮、

チヌ料理
ナンヨウチヌ料理

大根はアラから取ったスープで炊いてみました。

そして本番小型のチヌで黒鯛飯。

コレは魚丸ごと入れずにアラでスープストックを作ってから3枚卸しの身を研いだコメの上に乗せてスープストックを水で割って炊飯定量まで入れ炊飯!!

チヌ飯

(魚を崩してしまいましたが・・・)

こうすると鱗や骨を気にする事なく食べられて良い。

その後小鉢右のは3枚卸しの身から皮を引いてコレを細かく切ってサッと茹で、マナオと醤油香り付けに柚子の搾り汁を大根おろしとあわせて。

ナンヨウチヌの刺し身 おいしい

その後は同じくお刺身(お刺身左は普通にお刺身、右は昆布締め30分のお刺身)。お刺身のツマは大根のツマと玉ねぎの薄切りで、全て完食!!(骨だけ残りました。)

やっぱバーンサーイのクロダイは一味違うぞ〜美味しさが他の所で釣れたチヌとは違う!!

これはブランドチヌと言っても過言では無い、

牡蠣のせいなのか、ミドリイガイのせいか?? 牡蠣筏に付く虫やカニのせいなのかは分かりませんが兎に角美味しい!!(因みに釣れたチヌのお腹からはミドリイガイの稚貝がゴッソリ出て来ます)

チョットテクニックの必要な釣りですが、クリア出来たら美味しい魚が待ってます。

是非一度試してみて!!

さぁ〜標準的なソンクランのお休みが終わろうとする頃、私はプーケットへ向けて出発します。

天気が怪しいのですがそこは日頃の行いでタイの仏様がお力をお貸し下さるだろうと…。

ナ・モタサー・ハ・カワトー・ア・ラハトー・サモサ・プッタサ…と3回お祈りしておきました。

では、今回はコレくらいで安全装備で安心釣行を…サァートゥー…

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