皆さんには釣りに行く時ジンクスって有ります？
「縁起担ぎで船に乗るとき右脚から乗り込む」とか「走行中ネコちゃんと遭遇すると……」とか「コレが起こると良い事有るんだよね〜〜」とか「コレは縁起悪いからやらない」とか……。
私は船にはバナナを持って行かないんです。でも、コレばかりは大勢で行くと持って来る人が１人はいます。
なぜバナナ？？ ですが、それはね、滑るからです。滑る＝釣れないに掛けてるだけなんですけど、何か悪い事があったって訳ではない、
かなり無理矢理っぽい・・・コウちゃんです。
今日は３月２日の釣りをご報告致しますね、凄いジンクスが出て来るんですよ〜〜
この日は当初計画して無かったんですけど、急遽テッチャンから「エビ泳がせ行きたい！！」って連絡があったんです。でも、「確かエビス フィッシングのチェーン船長は空いて無かったよ〜〜」と、言いながら問い合わせたらやはり空いてません。
で、「空いてないよ〜〜」ってテッチャンに連絡したんですよね〜。「残念ですが、無理ですよ〜〜」ってね。
「んじゃ〜〜、いつも空いてるチヌ釣り行きましょうか？」って話してたらエビスフィッシングさんから、「プー船長は空いているのでプー船長でエビ泳がせしてはいかがでしょう？？」って連絡が来たんですよ。
コレはコレで面白いかも！？って事で「OK！」 プー船長で泳がせ決定！！
餌はチェーン船長が仕入れて分けてくれるって事でまとまって、当日は6:30にアオウドム桟橋出発。この日は凄い釣り人の数でチョットビックリでしたが、無事エビ餌も入手して定刻出発！！
先を行くのはチェーン船長（この日は代車ならぬ代船で……。多分、船を修理に出してるんじゃ無いかな）。一応、念の為にチョッパーさんも餌を入手してくれてますので、多分餌は十分過ぎるだろうと思ってます。
さぁ〜〜桟橋を出発してから1時間20分程でコ・サンパイユ（灯台島）に到着、
丁度、タチウオが例年より遅く釣れているのでタチウオポイントには既に多くの船がひしめき合ってますが、泳がせ釣りなんて超マニアックな釣りする人は少ないようで、こちらは我々プー船長の船とチェーン船長の船だけ！！
ほぼ同時に桟橋を出発して来たんですが、チェーン船長は既にアンカリング中。まぁ〜〜、プー船長の船は一二を争うのんびり船なので致し方無い……。
特にこの日は8:30頃から潮が緩む時間がプライムタイムと読んでました。実際にこの時7:30を過ぎて8:00前で丁度プライムタイム前で良い感じの時間です。
各自が自作の仕掛けで用意してアタリを待ちます。
この日のプライムシートはチョッパーさん！！（ご満悦で御座います）。テッチャンは泳がせ仕掛け沈めた後、ジグで周りを探ってます。
SLJでヤミハタ。
チョッパーさんは泳がせの横で胴付き仕掛けにイカ餌で
タテフエダイ極小……。
30分も過ぎた頃、チェーン船長がこちらに向かって大声で叫んでる。「どうした？？」と思ったら、なんとチョッパーさんの竿が曲がってる！！
「チョッパーさん来てる来てる！！」
慌てて竿を持ってファイトに入るがどうも手応えが無いようで、「あぁ〜〜外れてるよ〜〜」って言ってたらドカーンと走る、走る！
揺れる船の上を恐る恐る舳先方面に……。
こりゃヤバイって各々の竿を上げて戦闘態勢で船首側へ移りながら、船のアンカーロープを船長が交わしてくれて右舷側へ回ってファイトしてたらまたまた、左舷へ走る。
竿を下げて交そうとした時「フッ」とテンションが抜けた……。「あぁ〜〜船底擦って切れたか？？」と巻いて来ると仕掛けは付いてて、傷も無いと。針が抜けたかぁ〜〜でも、オモリはない、どういう事？？
あぁ〜〜残念、しかしコレからがプライムタイムだから大丈夫！！って仕掛けを入れ直して全員が戦闘態勢だ。
すると、船長プーさんが浮かない顔……。
「大丈夫また来るよ〜〜」って声掛けすると、
「以前にもあったんだよ……。最初にヒットした大物逃したら今日は１日釣れないんだ……」って……。
「嫌な事言うなよ〜〜」と言いながらも嫌な予感が……。
その後、プライムタイムにチェーン船長の船が２匹ウマズラアジをキャッチ！ その後、11:00頃にクイーンフィッシュのデカイ奴を追加！
こちらの船にはアタリも無い……。
「ヤバイ、いよいよプー船長のジンクスが」
しかし、まだ時間は12:00前。帰りぎわの時間がまだ残ってる、大丈夫だ！ と自分自身に言い聞かせながら、チョットポイント移動を船長にお願いして灯台島の沖側南の根側へ移動。
場所を決めるのに少し時間が掛かってしまったけど、何とか望みのポイントへ。
この時で13:00頃になってました。
チェーン船長の船は既に３匹確保で帰港！！ 残るは我々だけ。嫌でもテンションは上がります。
そんな時です、落とした仕掛けが水底に到着して糸が緩んだ時、すぐに底切りできず２〜３秒おいて底き切りしようとリールを巻いても糸が巻けない……
「アイタ〜、根掛かりしちゃったよ〜〜」って仕掛けをあおってたら船長が「魚だ！」と。「違うよ〜〜サンゴだよ〜〜」って船長に言った瞬間、ドカッ〜〜んと走って行く！！
「ヤベ！！マジ魚やん！！」
竿受けから竿を外してアンカーロープを潜り右舷側に回りファイトしたところで40mラインが出てる。
そこから一進一退……。30m位に寄った所でまたまたダッシュ！！次にカウンター見たら70m！！
「なにが掛かったんだ？？」いつぞやの悪夢（ワンチャイ船で掛けたデカイスギ）が蘇る……。
ドラグを締めて少しずつ寄せて来てカウンターが20mになった所でビクともしなくなってしまった。
ヤバイよヤバイよ……。どうも魚が岩の間に突っ込んだのか？ 全く動かない……。ラインのテンションをフリーにしてみたり、少し竿をあおってみたり、切れても良いやと思っ切り引っ張ってもビクともしない……。絶体絶命！！
と、言う所で「フッ」と……。「あぁ〜〜また切れたぁ〜〜」「クソ〜〜」で、仕掛けを回収して来たら全て残ってる。ハリスも針も……。針が抜けたのか？ 仕掛けは傷一つ無い、どういう事ですか？ しかし……70m走った魚の正体が知りたかった……
その後、少し放心な私……。
気持ち入れ替えてヒットしてないもう一本の竿に餌付けて投入！！ 底立ちを確認して1〜1.5m程切って待つ。
そのまま私は寝てしまって、船長の「来てる〜〜」って声で起こされたんですが、船長慌てて早アワセしてしまった……。
「あぁ〜〜コレも釣れない……」と思ったら、チョッパーさんの仕掛けにアタリが！！
少し待ってアワセたら、「スポッ」っと抜けた……。「あぁ〜〜又又……」
と、その時、船長が船首のロッドホルダーに立ててた竿がブチ曲がったと思うと、「バキッ」とグリップから折れて吹っ飛んで行っちゃいました。
実はこの日2本目、
1本はチェーン船長が立ててた仕掛けが「バキッ」って吹っ飛んで行った。
本日泳がせ釣りで仕掛けと竿、リールセットが2台吹っ飛び事件が……。以前にも私が記事に書きましたが、船長達の船のロッドホルダーは角度が立ってるので下へ力が掛かると穂先かグリップからが折れ易いと思ってました。
やはり竿は竿受けで固定しましょう。なおかつ尻手ロープは何処かに固定して！！
※見難いですが参考資料・・・
竿受けに固定して竿尻に尻手ロープをセット。見難いですが、尻手ロープの先は船の手摺りに止めてます。
まぁ〜〜この時で５匹喰わせたんですが１匹も取れず！！
マジでプー船長のジンクスが、納竿まで既に1時間を切ってしまった。その後も餌を替えながら時間まで頑張りましたが、タイムアップ……。
プー船長のジンクスが完璧にはまってしまった1日であります。
この日の予報では10時頃には風も収まりベタ凪予報だったんですが、天気予報は大外れ……。１日中風が吹いてウネリも取れず、結構大変な1日でしたので帰りの船中皆さんダウン！！
16:00に桟橋へ戻って帰宅となりました。
久し振りに釣果0の日でしたがなかなか楽しみました。
「また直ぐリベンジやぁ〜〜！」と行きたい所ですが、来週末から私もテッチャンも日本です。
まぁ〜〜３月も中頃になると期末でもあるので結構皆さん帰られるんですよね〜〜。
私は次回３月23日にイカ船長で出船予定ですが……。
この５回の釣行全て取り逃がしてるので、そろそろ良い魚が出ても良いんじゃないかなぁ〜〜と思ってるんですけどね〜。
そう言えば、テッチャンも行ってたんだけど、どこ行ったんだ？？
おぉ〜〜〜ほぼノックダウン！！
一応テッチャンの名誉の為に申し上げるなら、頑張って釣ってました！！以上。
で、釣果が無かった日でしたが、餌のエビが少し残ってたので貰って帰りました。こんな料理にしてみました。
酒で茹でた、茹でエビと先週アーミーさんに頂いたシモフリフエダイの焼き物。
潰して団子状にしたエビ団子（かき揚げも一緒に）。プルップルで美味しゅう御座いました。
でね・・・ショッキングなご報告ですが……
チェーン船長、船売ってしまったらしい。新しい船を買うつもりらしいけど未だ未定……。
えぇ〜〜〜リベンジがぁ〜〜〜
どないしよ？？？
では、今日はこの位で。皆さんも週末安全装備で安心釣行を楽しんで来てください。私は琵琶湖でビワマス釣りしてきます。
コウちゃんでした。
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