皆様、こんにちは。私「テッチャン」はタイランドでお魚釣りを楽しんでいる一人です。
今回は、2022年1月8日のカンチャナブリ釣行をレポートします。
タイランドの渓流釣りに行ってきました。
年末のチャオランダム湖上流の源流遠征釣行をとある理由でキャンセルしてしまった私。
本当に残念でしたが、このような形でタイランドの川釣り初挑戦。
狙いは、マシール、カスープ、サナークのルアー釣りとなります。
※「カンチャナブリ」、「カンチャナブリー」との表記があります。
調べたところ、どちらの表記も使用されているようです。
主に「カンチャナブリ」を使用し、引用した部分はそのまま「カンチャナブリー」とさせて頂きました。
今回の釣行の準備の為に参考にした記事はこちら↓
「Kanchanaburi(カンチャナブリ)の川釣り 2019年3 月23日編」
1、準備編
《メインタックル》
・ロッド UL5~6フィート位。最大6g程度投げれれば良いかな。
・スピニングリール2000番にナイロン6Lbを75m準備。
《ルアー》
・2gから4g程度のスプーン。
・他、5cm程度のミノー等は準備済み。
・100%リリース前提ですので、バーブレスがおすすめ。
《防水バッグ》
・手持ちの防水バッグは大き過ぎるから今回は「やや防水」程度のバッグ。
・腰下まで水に浸かる事を想定して、全て腰上に配置。
《服装》
・藪漕ぎを想定して出来るだけ肌を出さない。頭、目、手を必ず守る。
・フェルトスパイクのウェーディングシューズにゲーター装備。
・水の中が良く見えるサングラスがおすすめです。
《その他》
・ランディングネットは絶対にあったほうがいいです。
・念の為、虫よけスプレー、虫刺され薬の準備。
・植物、昆虫等に出来るだけ触らないように。(今回も毒を持つ虫がいたようです)
・濡れたまま車には乗りたくないので着替えを持ちましょう。
2、場所編
今回の釣行先、カンチャナブリってどこなの?
エラワン国立公園やサイヨーク国立公園などを擁し、山と渓谷美あふれる風景明媚な自然の宝庫として知られるカンチャナブリー。西側をミャンマーと接する国境の街サンクラブリーには、仏教を熱心に信仰するモーン族やカレン族の人々が昔ながらの素朴な暮らしを営んでいます。数々の遺跡が発見され、先史時代からクメール帝国時代の歴史を伝えるカンチャナブリーの名を世界に知らしめたのは、第二次世界大戦にまつわる映画「戦場に架ける橋」。敷設された鉄道路線のほか、鉄橋付近には連合軍共同墓地などが点在し、戦争の悲惨さを今に伝えています。
タイ国政府観光庁
今回向かうのは、サイヨーク国立公園を流れる川。
タイは雨期と乾季がある為、だいたい12~2月あたりがこの川での釣りのしやすいシーズンらしい。
(乾季は雨がほとんど降らないから、減水してしまう。)
ミャンマーの国境にかなり近い場所であり、カンチャナブリー県に入ってから結構走りました。
私の住むチョンブリ県から今回の釣行場所まで5時間30分、バンコクからだと4時間位で行けるのかな?
サイヨーク国立公園を流れる川に向かいますが、公園に入ったらAIS以外の電波は無いと考えていいかと思います。
この日は店に水、ビールが無く、唯一売っていた炭酸飲料を飲みましたが、念の為事準備が良いかと思います。
事前に聞いていた通り、食事が出来る店はありましたので、おいしく頂く事が出来ました。
全行程でCOVID-19のワクチン証明等を求められる事はありませんでした。
(上記情報は、2022年1月現在となります)
3、釣行編
本日のメンバーは、コウちゃん、油売りさん、テッチャンの3人。
誘って頂きまして本当に感謝です。
当日1:30どうにか起床。
支度をして出発するも・・・寒い。
途中寒さに耐えきれず、車中でウェットソックスを履き、途中で更にゲーターを付ける。
もうこれ以上身に着ける布きれは車内には無い。
本当に水に入るのか? と怯えながらカンチャナブリを目指す。
今回はナコンパトムでコウちゃん、油売りさんと合流。
そこから更に約3時間掛けて本日の目的地に向かう。
サイヨーク国立公園に入る前の橋の上から、本日入る川の水量チェック。
おおお!なんて綺麗な場所なんだ!
例年に比べ、水量は豊富過ぎる位にあるとの事。
公園の入り口ゲートで入場手続きをして、川を目指して走る。
そして到着したのが、2軒程の店のある駐車場。
公園だけあって観光客が来るからこんな所に店があるんだね。
準備をしながら犬と戯れる。
(油売りさんには何故か動物が集まってくる・・・)
犬に怯えて動けなくなる人。
気温も徐々に上がり、これなら水に入れるかな?
さて、準備も出来ましたし出発しましょうか。
釣行前の記念撮影。「パチリっ!」
川に入ったところから、まずは川下に、お昼を食べに戻り、午後は川上に向かう事となりました。
冷たっ!と思ったのは一瞬。
あー気持ちいい。
透明で綺麗な水にうっとりだよ。
砂底って気持ちがいいね。
ここがいつも釣りをしている、同じタイランドとは思えないや。
では出発しましょう。
油「今回はテッチャンが初めてだから絶対に釣らせます」
コ「だからテッチャンが先に行きなさい」
テ「ほーい!」
と言ったものの、すぐに皆さんを追いかける形に。
だってめちゃめちゃ楽しくて先に進めないんだよね。
ただ、水量が多いのが影響しているのか、他に理由があるのか、魚の姿がどこにも見当たらない。
とにかく怪しいところにキャストしまくる。
「テッチャンここでやってみな」
対岸に向かってキャストし、ゆっくり巻き巻き。
木陰から明るくなる境目付近でヒット。
おおお!
一匹目からバラすわけにはいかないので、慎重にランディング。
カンチャナブリーの記念すべき1匹はこのかわいい子です~!
本当に綺麗なお魚さんですね、ほほうお名前は「サナーク」さんと言うんですね。
同じポイントでは数匹が反応し、ルアーに付いて来るんですがなかなか食ってくれない。
という事で、少し下流に移動して先程と同じパターン。
大きいのが付いて来てドキドキしてたら、後ろから小さい子がドカーン。
えええ! 大きい子釣れると思ったのに。
30センチ位はあったと思ったのにね。
でも続かないんです。
でも・・・うれしい。
釣れたら場所移動。
川幅はだんだん狭くなり、一部を除いて対岸まで20mは無い状態が続く。進んでいくと支流と合流する場所に。
ここに来て、初めて魚が居るのが目視で確認できる。
ただ、追いかけてくるけど直ぐに離れてしまう。
めちゃくちゃ飛ばさなくても良いので、スプーン2gにサイズダウンするも結果は同じ。
「テッチャン、先に進もう。」
この後、数度のバイトがあるもののヒットにはならず。
うーん、パターンが読めない・・・
牛さんの横を「通りますよ~。」
これ以上川を下ると、川幅が狭く急流になるとの事でその手前で粘る。
素人目でも怪しい対岸の草がせり出している部分の根元にキャスト。
着水・・・糸ふけを取ってちょーっとだけ沈めて巻き始めに・・・ドーン!
今までと違う力強い引きなんですが、簡単に寄ってしまう。
めっちゃ小さい「カスープ」でした。
チャオプラヤ川でも釣った事あったね。
その後も、岩のまわりを通したり、チャラ瀬を通したりと頑張るもノーバイト。
ここからは3人分かれて自由に川を上っていきます。
なかなかバイトしない。
たまにバイトするもバラしてしまう。
カスープいるだろうって、ちょっと深めの支流へ。
トロ場もストラクチャー、カバー周辺も魚信無し。
もう少しで車のある場所に到着するところあたりで諦められない私は粘る。
追いかけてくるけどなかなか食わない1匹をどうにか追加。
後から来た油売りさんもサナークを同じ場所で。
緩やかな流れで川底が砂、日光が当たっている場所でサナーク3匹。
流れがやや急で川底が石、日光が当たっていない場所でカスープ1匹。
これが午後の釣行のヒントになればいいのですが。
コウちゃんはすでに戻っていて、楽しみにしていた昼食です。
メニューは聞いてみなくては分からないとの事。
今、タイでは豚肉の価格が高騰中。
私の会社で食べるランチボックスも45バーツが57バーツと12バーツも値上がりしている中、この値段でいいのか?
センレック ムー ナムサイ 30バーツ
やっぱり、みんなでお外で食べる食事は良いよね。
とても美味しかったです。
コウちゃんが水を買いに行ったんだけど、あったのはファンタ苺のみ。
あーこんなに美味しいファンタも久しぶり。
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