タイランド湾の沖堤防でチヌのフカセ釣り 後編[チヌ釣れた!]

MOTO(モト)

2008年にタイランドとタイランドの釣りが大好きな「つりつりタイランド〜タイランドで魚釣り〜」管理者。日本在住で釣りメディア在籍。釣りなら淡水も海釣りもルアーもエサも、魚の大小に関係なく好きだけど、船酔いするので船釣りだけは避けてます(T_T)

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前回はエサ作りまでを紹介したタイランド湾・アンシラー沖堤防でのチヌ釣り。後編は実釣編です!

 

釣り場となるアンシラー沖堤防に到着。

石積みの一文字防波堤で、周辺に3本あります。その周りには牡蠣のイカダなどがたくさんあって、チヌが好みそうな地形です。下の地図の左下の魚マーク周辺をアップにすると石波止が3本あるのがわかると思います。

石波止に船首を付けて荷物をおろしたコウちゃんとテッチャンが取り掛かったのはタープ張り。

右からコウちゃん、テッチャン、船長親子

どうやらこれまでにも何度もやってるようで、船長と船長の息子さんも協力して無事にタープが完成!

気温が40度を軽く超えるのが5月のタイ。影になるところがない一文字波止の上でタープの下はパラダイスになるはず\(^o^)/

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釣座決定と仕掛けセット

タープが完成したら船長たちは船に乗って移動。近くで船からのぶっこみ釣りをするのだとか。

私たち4人はチヌ釣りの準備開始。

 

まずは波止全体を見て釣座を決めます。

私が気になっていたのが北側の端。潮が右沖から流れてきて、いい感じの潮目ができてます。

日本でチヌが浮いてくるようなところなら高確率で釣れそうなポイント。タイのチヌの習性がどうなのかわからないので、とりあえず試してみることに。

私の釣座はこの端。潮が右沖から左手前へと流れています

 

横は沖に牡蠣イカダ(牡蠣ひび)がある中央部分を選択。ここもチヌがいそうな場所です。

横が選んだ沖にイカダや牡蠣ひびがある中央付近

釣座選択を譲ってくれたコウちゃんとテッチャンはターブをセットした場所(中央より少し北寄り)周辺で釣るとのことです。

 

私は近くにイカダなどが多数浮いてる内向きも気になったのですが、これまであまり釣れてないとか。次回、チャンスがあれば狙ってみたい場所です。

内(陸)向きもおもしろそう

 

私と横はリールは自分たちのを持ってきたけど、磯竿はコウちゃんにお借りしました。

ありがとうございます。m(_ _)m

 

仕掛けですが、水深が5mほどと浅いようなので、0号のウキにガン玉6号を打った軽めのスルスル仕掛けからスタートしてみます。道糸2号&ハリスは1.5号です。

 

仕掛けができたら先端に移動。引き潮がいい感じで左(西向き)に動いてます。

待ちに待ったタイランドでのフカセ釣りなのでワクワクしながら、まずは仕掛けを入れる前に日本と同じようにマキエを10回ほど投入。

最初のサシエは日本から保冷バッグに入れて持ってきたオキアミ『くわせオキアミスーパーハード』。まずはこれで状況をチェックです。

サシエは他に練りエサも赤『高集魚レッド』と黄色『食い渋りイエロー』の2種類も用意。

コウちゃんたちはこれまでにエビ(食用のエビ)やカニ(船長が採ってきてくれる)でチヌを釣り上げています。

実績のある現地エサに興味あるけど、今回は比較するためにあえて日本で使ってるエサだけで攻めてみます。

タイランド湾で連続ヒット・・・!?

1投目は仕掛けの流れをチェックしての2投目。

潮に乗って流れいたウキが横に動いたと思うと「スーッ」と沈み込むきれいなアタリ!

「うわっ、いきなりチヌがヒットしたらどうしよう」などと思いながらアワセると、フッキングしたけど、どうも引きがチヌじゃない。

上がってきたのはアジ。後から聞くと「マブタシマアジ」というらしいです。

タイランド湾での初フカセの初ヒットはアジ

うっすらとシマがあります

ここはこのアジが多いようで、横やテッチャンにもヒットしてたようです。

特に、私の狙っていた潮の中には無数にいるようで次々とヒットしてきます^^; マキエが効いてくると、オキアミだと仕掛けが着水してすぐにヒットする状態^^;

マキエとサシエの投入場所をズラしても、ウキの着水音に反応して集まって来るようで私の腕ではかわしきれず(泣)。

オキアミだと思い切り遠投してもヒットしてくるので、アジに比較的強い練りエサにしてみると、、、、これにもヒット(笑) 15匹くらいアジを釣ったところで潮の中を狙うのはあきらめました。

 

釣座を先端から少し中央側に移動して、アジが少ないと思われる手前(10m沖)狙いに変更。

するとサシエが底近くまでもつように! これは期待できそう!

そう思っているとすぐにアタリ。アワセると軽い^^;

あがってきたのはコレ

フエフキっぽいけど日本のとは違う感じ。どうやら「シモリフエフキ」というらしいです。

 

アジ以外が釣れたので、「チヌに近づいた!」と思うことにして同じ場所を狙うと、数回エサを取られたあとにまたヒット!

続いての魚はスレで掛かったコレ

ネンブツダイっぽい魚

さらに次のヒットはコレ。

 

シマイサキっぽい魚

すみません、名前がわかりません。テッチャンたちに聞いてみます。

続いてのヒットはコレ。上の魚に似てるけど縞の形が違ってます。

これも名前がわからないのでテッチャン教えてくださいm(_ _)m

 

そして手前でもエサが効いてくるとたまにコイツがヒット。

かなり数がいます・・・

 

次々と竿は曲がるのですが本命・チヌらしきアタリは無し^^;

思い切って波止際を狙ってみると根掛かりが多発^^; 手前はかなり石が入ってる様子だけど水が濁っててどこまで入ってるのか確認できない。。。

ここで端狙いを諦めてみんながいるタープ近くへ戻ります。

 

チヌは釣れなかったですが、潮の中でアジが入れ食いになったり、他の魚が次々ヒットしてくるのはけっこうおもしろかったですよ(^^) この端の部分は魚影が濃いので、フカセ釣りで何か釣りたいという人にはおすすめです。

アジが少ない時ならチヌも期待できると思います。

テッチャン(右)や横も色々な魚を釣ってました

テッチャン、本命チヌをキャッチ!

心配していた雨が降らなかったものの、波止の上はけっこうな暑さに。しばらくターブの下で水分補給しながらテッチャンの釣りを見学。

この頃には潮位がかなり下がって、石波止際に沈んでる岩が海面から確認できるようになってきてました。

最干潮時。波止から3〜5m沖まで大きめの岩が入ってました

テッチャンはこの波止際の岩の周りを攻めてます。

「かなり浅くなってるのに、そんな近くにチヌが寄ってるの?」と半信半疑で見てたんですが、、、テッチャンの竿が曲がってる!

竿を曲げたテッチャン!

そして上がってきたのは、、、チヌだ〜〜!

「小さいです」と照れるテッチャンですが、サイズじゃないんです! フカセ釣りでチヌが釣れるということが大切なんですよ〜(^^)

ちなみにここで釣れるのは日本で釣れるチヌ(クロダイ)よりも体高がある「ナンヨウチヌ」です。

まねまね釣法でチヌを釣る

テッチャンがチヌを釣って、チヌがいることがわかったので釣り再開です(笑)。

釣座はテッチャンの隣(笑)

もちろん狙うのはテッチャンがチヌを釣ったのと同じような位置にある捨て石際。

潮が引いてわかったのは、波止から5mくらいのところまでは捨て石が入っていて浅く、そのさきがちょっと深くなってること。そして、日本の波止のようにきれいに石が敷かれているのではなく、捨て石がゴロゴロと入れられてること。

ただこの捨て石と落ち込みの間はチヌが好きそうな感じです。

テッチャンが釣った場所の隣に捨て石がいくつかまとまって入っていて、いかにもチヌが寄ってそうな場所を発見したので、そこを集中して狙います。

釣れた人を真似する「まねまね釣法」! 私の得意な釣法です(笑)

 

ただサシエはテッチャンはカニだったけど、私は練りエサ『食い渋りイエロー』。この濁りの中では黄色い練りエサが目立ってよさそうだと感じたのです。

干潮が近づいてきたこともあって狙っている捨て石周辺の水深は2mほど。この釣り場は、さっきまで釣ってた先端と比べるとエサ取りが少なく、サシエがしばらく残ってくれます。期待できそう!

そう思いながら釣ること15分。潮が右にゆっくり動きだしたので、それに乗せて捨て石の先を流しているとウキが抑え込まれるように1cmほど沈みます。

アワセを入れるとグーンと大きく竿が曲がって、予想以上に強い引き! 捨て石から離して浮かせたいけど、魚は底から離れずに横に泳ぎ回ります。

チヌなのか? チヌのような気もするけど、あんまり頭を振らないし。

なにかわからないけど「絶対に取り込む!」と燃えてやり取り。

ところがこの焦ったやり取りがよくなくて、魚が浮かないまま手前に寄せてしまったため、足元の捨て石の固まりの中に入られてしまいました^^;

こういう場所では沖で泳がせて浮かせる方がいいのに、舞い上がってしまってすっかり忘れてました・・・。

 

石の中に入った魚。ハリスは1.5号。石にはカキ殻もついているので無理に引くとあっさり切れそう。

こんな時は、無理に引かずにチヌが出てくるのを待つだけです。

ラインを軽く張った状態でしばらく待っていると、魚が安心したのか我慢できなかったのか岩から出たので、ここで一気に勝負! 竿を立てて強引に浮かせました。

タイランド湾 チヌ 竿曲げ

チヌが動いたところでいっきに勝負!

浮いてきたのは黒銀色に輝く魚体!

「チヌだ〜〜〜!」

と叫んでました(笑)

 

玉網を持って駆けつけて、横で応援してくれていたテッチャンが一発ですくってくれて、、、

タイランド湾で初チヌキャッチ!!

波止上のコウちゃんと横にガッツポーズ!

思った以上によいサイズ! めちゃくちゃうれしい1匹でした!!

タイで釣り上げた初めてのチヌ!

素顔でも1枚。緊張のやり取りで疲れてますwww

検寸してみると35cm。ナンヨウチヌなので体高があって引きは日本の45cmクラスの強さでした。

これで納竿時間となったのでタイランドのチヌ釣り挑戦は終了。ギリギリ、なんとかチヌが釣れて良かったです。

 

タイ班と日本班の釣果は1匹対1匹の引き分けでした。

ちなみに私が使った黄色い練りエサは、2017年に行ったベトナム・ハロン湾でもチヌがよく釣れました。黄色いエサは東南アジアのチヌにも効果大なのかもしれません。

 

それにしてもこの釣り場はかなりおもしろい! 干潮時に釣り場の様子を確認できたので、次回は潮位が高い時に捨て石周辺を狙ってみたいものです。

チヌの警戒心が薄れてるはずなので、もっと釣れそうな予感がします。ただ、次にいつ挑戦できるかが不明なんですが(泣)

 

タイが好きで、チヌ釣りが好きで、その両方を組み合わせたいと思って6年前に考えたタイランド湾でのチヌ釣り。ようやく自分でチヌを手にできました。

セッティングして連れてきてくれたコウちゃん、釣れるポイントを見つけてくれたテッチャンの2人がいたからこそのチヌです! ありがとうございました。

 

タイランドでチヌ釣りが広まって、日本人だけでなくタイ人にもフカセファンができると楽しいだろうな〜と思ってます。

いつかタイランド・チヌ釣りミーティングしたいな〜〜。

おまけ・船長たちは大物ゲット!

船がやってきて撤収。船で釣りをしていた船長たちの釣果は、、、でっかいコロダイを釣ってました。軽く60cmオーバー!

これがフカセ釣りにヒットしたら、おそらく取り込めないまま、「謎の巨大魚ヒット!」となるでしょうね(笑)

このコロダイとチヌはアイアンシェフ・テッチャンが船上でさばいてました。

お味の方は、、、、チヌの方が断然おいしかったようです(^^)

MOTOのチヌ仕掛け

竿  :磯竿 BB-Xスペシャル 0.8号(コウちゃんの)

リール:LB付きスピニングリール2500番

道 糸:ナイロン2号

ハリス:フロロカーボン1.5号

ウ キ:大知GP Lサイズ 0号/工房大知

針  :チヌ針2号

 

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