チャオプラヤー川のナマズ釣り・アゲイン  2020年6月13日編

神奈川県箱根町で育ち、中学~大学のころは芦ノ湖のブラックバスやマスたちと戯れる。その後、伊豆七島方面でカジキのトローリングにはまり、30代後半で南国タイへ。そこで出会った淡水の雷魚やナマズ、海ではアジと戯れる現在・・・

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こんにちは、油売りです。

前週の土曜日(6月6日)、3種類のナマズを釣り、ご機嫌だったケンちゃんと私(油売り)。

調子に乗って、2週続けてチャオプラヤー川へ出撃です。

その時のブログはこちら

チャオプラヤー川のナマズ釣り 2020年6月6日編 その1

チャオプラヤー川のナマズ釣り 2020年6月6日編 その2

さあ、爆釣再びか、しっぺ返しを受けるか…

正直、後者になる予感でトン船長の家に向かう。

 

潮が良く動いていた前週とはうって変わり、本日は午前10時ごろから午後3時頃まで潮(水の動き)がほぼ停まる状況。

勝負は朝一になりそう。

 

ボートに荷物を積み込み、トン船長の準備が整う前にまずは鉄砲魚に遊んでもらいました。

鉄砲魚 テッポウウオを持つ油売りさん

いくら、腕を伸ばして前に出しても大きく見えませんよ・・・。

 

さあ、準備も整い朝日に向かってスタートです。(上流へ向かいます。)

チャオプラヤ川のボート

 

前週に釣れたあたりの水面では、今日も多くのプラー・サワイとプラー・テーポーが顔を出しています。

お寺の前は釣り禁止なので、少しずれたあたりにボートを配して釣り開始。

 

チャオプラヤ川で釣っているケンちゃん

使用ルアーは、前回トン船長からもらった(借りていたのですが、優しいトン船長は我々に1個ずつプレゼントしてくれました。)メタルバイブ。

そして、それに似たルアーを自分たちでも購入してきて使用。

 

メタルバイブ チャオプラヤ川

トン船長お勧めのメタルバイブ。

 

チャオプラヤ川で使ったメタルバイブ

今回、自分で買ってきたメタルバイブ。

 

すると、3投目で私のロッドが大きく曲る!

キャストしていたのは、自分で買ってきたメタルバイブ。

プラーサワイを持つ油売り

4Kgのプラー・サワイ。いきなり食料確保!

 

しかし、魚はたくさん見えども、その後は誰にもアタリが無い。

そこで、もっと上流へ移動することに。このボートの機動力は抜群に良い。

以前メインで乗っていたボートは大きくてゆったりと釣りやすかったが、スピードが遅くて上流のポイントまで行けなかったものね。

 

上流のポイントに到着。ここでも、たくさんのプラー・テーポーが水面に顔を出して挑発してくる。

すると今度はトン船長のロッドがグイーンと曲る。

トン船長「ヤバイ、ホテイアオイの中にボートが突っ込んじゃう。油売りロッドを持って!」

トン船長が櫂でボートを操船するため、魚が掛かったロッドを渡される。

気楽に受け取ったが・・・、げげ~っ、けっこうデカいじゃん、こいつ!

何度か突っ込まれたが無事にランディング。

良型のプラーサワイ

6kgのプラー・テーポー。

フッキング by トン船長、釣り上げ&写真のモデル by 油売り。

「うほほ~っ、2匹で10Kgだぜ~!こんなに食えないぞ~~~!」

と船上はお祭り騒ぎ。

 

直後、今度はケンちゃんがヒット。

危うくロッドを持って行かれそうになったが、見事ランディング。

4.1Kgのプラー・テーポー。

 

次は私にヒット!するとケンちゃんもすかさずヒット。

Wヒットだ~。

 

トン船長大忙し。

私の魚を掬って、同じネットでケンちゃんの魚も掬う。

プラー テーパー 釣れた

Wネットイン。2匹ともプラー・テーポー。

 

いえ~い!

こんな写真なかなか撮れないぜ~。

プラーテーパーを持つ油売りとケンちゃん

 

余裕が出て来たので、魚が顔を出している水面近くを泳ぐルアーや、ディープクランクなどを使うがやはり喰ってこない。

喰うのはもっと深い層でだけ。

で、結局メタルバイブに戻ってしまう。

 

この場所も喰わなくなったので、プラー・サワイを釣った場所に戻ることに。

ここは、魚を持ち込むレストランの近くでもある。

既に食事をしている人たちが、「釣れるか~?」なんて話しかけて来る。
で、その人たちの目の前での1投目、いきなり喰った!

ドヤ顔で「旦那方、ごらんのとおり釣れまっせ!」、なんて気持ちが良いんだ~!!!

 

今日の獲物の中では大きくないが、やっぱり釣れればうれしい1匹。

右に見えている建物がレストラン。

 

次はトン船長が・・・・・、謎の物体を・・・・。

水中にカメラを突っ込んで撮影。オレンジ色の矢印の先には小さい蟹が付いている。

何だ、これは・・・。

 

フリフリの付いた、おパンツをゲッ~~~~ト!

前週私が釣った、スケスケのシャツとセットなのであろうか???

神秘の川、チャオプラヤー。

 

ここまで、プラー・サワイ、プラー・テーポーの2種類を釣りあげているが、トン船長曰く、「プラー・サーイユが一番美味しい」。

よーし、午前中にプラー・サーイユを釣ってレストランで食べるぞ~!と意気込むが釣れない。

前週あんなに釣れたのはラッキーだったらしい。

 

でも、それ以上のご褒美がやって来たのです。

チャオプラヤー川の魚でも美味No.1と言ってもいいこの魚が~~~。

そう、プラー・マー、淡水にすむイシモチ(ニベ)の種類です。

これは、もう身がホロホロで美味しい、美味しい。

プラーマー チャオプラヤ川

フッキング&釣り上げby トン船長、写真のモデル by 油売り。

 

この魚があれば、本日のランチは超豪華!

レストランへ魚を渡しに行きます。

プラー・マーは確定として後はどの魚にしようかな~?

 

プラーテーポーと釣果

結局、一番大きい6Kgのプラー・テーポーで4品を作ってもらうことにしました。

右下に頭の見えている魚です。

 

魚を渡してもう一度出撃するも、すでに水の動きが悪くなり、魚の喰いもまるでなし。

あれだけ水面に頭を出していたのに、今ではちらほら見えるだけ。

 

ダメだこりゃ!

私も、ケンちゃんも結果には満足していたので、炎天下でこれ以上釣る気は失せレストランへ落ち着くことに。

 

さあ、お料理の登場です。

まずは、プラー・マーのヌン・シーユー。(醤油煮)

うお~っ、間違いない!旨すぎる。

バンコクの街中で売っているのは見たことが無い貴重な食材。

川沿いの市場では、この魚に最高値が付くとか。

 

ここからは1匹のプラー・テーポーからのお料理。

タイ料理 ルークチム 魚

ルーク・チム。葱と揚げニンニクの香りが香ばしい一品。

 

コブミカンの葉と一緒に、ちょい辛めに炒めたお料理。

 

前週も食べた、揚げて甘辛ソースに絡めた逸品。

今日は、魚の輪切りがデッカイぞ~。

 

みんな大好きなので、前週に続き作ってもらった、筍とのスープ。

 

部位ごとに最高の料理に仕上げてくれました。

楽しいナマズ会!

 

料理に舌鼓を打ちながら、ケンちゃんと盛り上がっていると・・・

あれ、さっきまでいたトン船長がいない・・・。

川の方を見ると、なんとひとりで出撃しているではないか。

 

午後3時まで潮が悪いから釣れないとか言っておいて、2時前に出撃するとは。

まあ、我々は誘われても行かなかったけどね・・・。

で、結局、何も釣れずにレストランへ戻って来た。(笑)

レストラン内で意気消沈のトン船長と話していると、桟橋の方がなんか賑やかに。

 

そこで目にしたのは怪しい影。

戻って来たボートに釣り具は積まれていたので、ケンちゃんが何気に自分のタックルを掴み桟橋からキャストしたら、プラー・テーポー釣れました。

トン船長、もう一度愕然!

 

あ~っ、面白かった!

そろそろ3時だけど、もう満足、満足。

と、言うことで帰路に就くことにいたしました。

 

あっ、つりつりタイランドのステッカー、新しくするの忘れた。

また今度ね~~~。

次はいつだ?

 

おわり

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