こんにちは、油売りです。
チャオプラヤー川のナマズ釣り、続編です。
前回は、ケンちゃんとトン船長が1匹ずつ釣ったプラー・テーポーをレストランへ持ち込んだところまででしたね。
そちらの魚で作っていただいた料理がこちら。
ニンニク炒め。
ショウガや香草と炒めたもの。
甘辛ソースを絡めたもの
筍入りのスープ。
この4品で十分お腹いっぱいになったのですが、
「ここはイカゲソのフリッターも旨い!」とトン船長が言い出し、それを追加オーダー。
どんだけ揚げ物好きなのよ?
まあ、私たちも食べましたけどね・・・。
レストランは川の上に浮いていて、周りには鉄砲魚やガヘーと言うフナのような魚がいっぱい泳いでおります。
お客さんから、食べ物を貰うため張り付いているのですね。
残飯をなげると、たくさんのお魚がすごい勢いで集まってきます。
そこへ、ケンちゃんはルアーをキャスト!
ガヘーを釣り上げ笑うケンちゃん。
が、ここの魚は頭が良い。その後食べ物にはさっと群がるのですが、ケンちゃんのルアーが投げ込まれるとパッと散っていくのです。
その後1匹も釣れませんでした。
お魚の勝ち~~~!
さて、食事も終わり午後の部スタート。
9時ごろ上げから下げに水の動きが変わり、だいぶ水位が下がって来ております。
でも、レストラン前は相変わらずナマズたちがちらほらと水面に顔を出している状況。
トン船長に貸してもらっているメタルバイブをキャストすると、すぐにバイトが・・・。
しかし、またバラス~~~。
なぜ?どうして?
トン船頭はしっかり釣りあげる。
午前中アユタヤ遺跡の方で釣れたルアーをキャストしていたケンちゃんですが、ここではノーヒット。
トン船長が、もう一つメタルバイブを取り出し、ケンちゃんにも貸してくれました。
トン船長の真似をしてルアーを動かしていると、ケンちゃんにも来た~~~!
なんと、釣れて来たのはプラー・サーイユと言う種類のナマズ。
これも美味しいらしいけど、すでに満腹状態。
さて、その後、もう1匹バラして、4バラシとなり少しいじけた油売り・・・
しかし、ナマズの神様はそんな油売りを見捨てなかった。
強烈な引きもさることながら、下流に向かって流れているボートの下に魚は潜り込んでグイグイ竿を絞る。
トン船頭に、ボートを廻してくで~、と訴えるが笑いながら聞き入れてくれない。
ビデオの中で、「5匹目だけど、いままでの4匹はバラしてるよ。」と笑いながらカメラ目線のトン船長。(笑)
5バラシ目を演出しようとしているな。
しかし、伊達に4回もバラしておりません。ドラグも程よく緩めて慎重に引き寄せる。
そして最後は見事にランディング。
どうだ~!
あれ、これプラー・サワイではないか。
草食のナマズなのだけど、メタルバイブを喰ってきましたね~。
トン船長も、ルアーに食いついたのは初めて見たと言っております。
私くらいになると、草食魚もルアーで釣れるんですよ。へへへのへ~。
さあ、次はまたまたケンちゃんだ~。
さっきと同じプラー・サーイユだけど、2.7Kgとこの魚にしては良いサイズだ。
さあ、乗って来たわたしにもガツンとバイト。
先程のプラー・サワイほどではないけど、今度も力強い引きだ。
なんと、プラー・サーイユの3Kgだ~。
なんと、このポイントで3種のナマズが釣れました。
なかなかあることではありません。
結局、全部で9匹(トン船長4匹、ケンちゃん3匹、油売り2匹)と言う結果でした。
お昼のおかずになった2匹、レストラン前でリリース(逃げて行った)した1匹、トン船長が自宅用に再度レストランで調理してもらった1匹、計4匹を除いた5匹をお持ち帰り。
トン船長が、ご近所へ配るそうです。
目の大きいのがプラー・テーポー、左2匹目ぼってり太っているのがプラー・サワイ、残り3匹がプラー・サーイユ。
今までにない、面白い結果となりました。
今度はいつ来ようかな・・・。
終わり
おまけ:
古い船を再利用しているレストラン。(我々が行くお店ではありません)
崩壊間近のような気がするのですが・・・
オレンジ色の矢印の部分。茶色く横に伸びている部分は水面上に出た川底。
年に何回か、特に満ち引きの大きい大潮の干潮時にこの現象が起こるそうです。
最初の方で書きましたが、ここは海から100Kmほど上流ですよ。
無人商店?
朝ボートに乗りに行くときも前を通ったのですが、帰りはその時より品物が増えているのですよ。車は通れない細い道に設置されており、近くに人もいない謎の棚でした。
*その後、コウちゃんからの情報で、この棚は家に有る必要のない物をここに置き、欲しい人は勝手に持っていいいと言うご近所リサイクルシステムだと言うことが判明しました。なかなか良いシステムですね~。
コメント
こんにちは。
お電話でお話しさせていただいた者です。
投稿、いつも楽しみにしておりますので、油売りさんと伺ってビックリでした。
今年はなかなかタイに行けませんが、いつかご一緒させていただけたら嬉しいです。