こんにちはMOTOです。
今回は2013年10月に大きなバラマンディが釣れる『ブンマー養殖池(ブンマー)』に行った時のことを書きます。
けっこう前の話ですが、今でも人気のある釣りなので紹介します。
※現在のブンマーは、釣りガイドやここをよく知る人と同行でないと利用できないようです。外部の釣りガイドを頼みましょう。場所もわかりづらく、送迎付きのガイド利用が安心です。
この時に一緒に行ったのはタイ仲間のYOKOさん。そしてブンマーに連れて行ってくれたのは、今でもいつもお世話になりっぱなしのコウちゃんです。
養殖池でバラマンディ釣り?
「ブンマー養殖池」とい名前の通り(これが正式名称なのかはわかりませんが)、ここは食用のバラマンディの養殖所です。
大事に魚を育てる養殖池なのに、釣り人にも釣らせてくれるちょっと変わったシステム。入漁料はちょっと高めの3,000バーツ(これに送迎付きのガイド料などが入ると、人数によりますが2,000〜4,000バーツほど上乗せになります)。
当時、タイの釣りをネットで調べていた私は、
ブンマーは「一般の釣り堀よりも大型のバラマンディがいて、さらに釣り人の数が限られてるのでスレてなくて入れ食いになる」
こんな夢のような情報を聞いて、
コウちゃんに
「ブンマーに連れて行って〜〜〜」
っておねだりしたのでした(笑)
それを快諾してくれたコウちゃん。本当に、いつもわがまま言ってすみませんm(_ _)m
コウちゃんにブンマーのことを聞いてみると、
バラマンディのサイズは出荷のタイミングなどでバラつきがあるけど、やはり全体的に大型が多く、養殖なので栄養状態が良くて重量級が多いとのこと!
タイに行く前からワクワクでした(笑)
ブンマー養殖池で釣り開始!
ブンマーはバンコクの東側、パイロット111やボーヌムなど釣り堀が集まってるエリアの近くにあります。
コウちゃんの車でブンマー養殖池へ。どこを走ったかさっぱりわかりません(^_^;)
養殖池なので受付とかレストランとかありません。
コウちゃんが養殖池近くに車を停めるとスクーターに乗ったスタッフがやってきて、今日釣りができる池に案内してくれました。
魚の状況や釣り人の入り具合などで使う池を変えているとか。
大きめの養殖池がいくつもありますがお客は我々3名だけ。贅沢ですね(^^)
タックルをセットして、でっかいバラマンディを目指して釣り開始!
私が使ったタックルはパワーのあるバスロッド『ゴーエモーション GEC-702X』(メジャークラフト)とリール『ビッグシューター』(アブガルシア)。
YOKOさんは知り合いの釣具店スタッフに借りた「9.6ftのショアジグロッド」に「ツインパワーSW5000」。
ラインはメインラインがPEライン5号でリーダーがフロロの50lb。これをFGノットで結束。
コウちゃんによると、ブンマーはバラマンディのサイズが大きいのでリーダーの先端にさらにワイヤーリーダーを付けるのがいいとのこと。
大きなバラマンディだと口が固くザラザラで、ルアーを飲まれるとファイト中にフロロのリーダーが擦り切れてルアーをロストすることも多いのだとか。
前日にコウちゃんにバンコク周辺の釣具店をいくつか案内してもらった時にワイヤーリーダーを買っときました。
これはワイヤーを薄いビニールでコーティングしたもので、長さや太さが色々あったので他の釣堀(天然も?)で使う人も多いのかな?
ルアーはミノーやジョイント系、ポッパーやペンシルなど色々と用意。YOKOさんはタックルと一緒に借りてきたレッドヘッドのミノー1本で勝負するようです! 男気です(笑)
ルアーのフックはバーブレスのみ。バーブ(カエシ)付きのフックはプライヤーでつぶしておきました。
準備が整ったところで、まずはポッパーをキャスト。
養殖池だからバンバンヒットするだろう! と予測してたんですが、、、、まったく反応無し(^_^;)
トップに次々と飛び出してきた! と書かれてるブログを読んで期待してたんだけど、2投目・3投目も無反応・・・(T_T)
そこでミノーに変えてみると、コツンと当たることはあってもフッキングせず。これはスレで魚体に当たってる感じ。
魚はいるのにバイトしてこない。。。厳しそうな状況。
それでも4〜5投目に対岸近くにルアーが着水した瞬間、「バフォっ!」と大きな音とともに水面に大きな水飛沫! アワセも決まってファイト開始。
初めて経験するブンマーの良型バラマンディの引きは強烈でした!
締め気味にしてるドラグから、「ギュッギュッ、ギューッ」とラインを引き出していくし、
「ドッパーーーーン」とジャンプするし。
寄せてくるとスタッフさんがランディングツールでキャッチしてくれました。
バラマンディのシッポの太さを見て下さい。こいつで全力で走って全力でジャンプしてくれるのだからたまりません!!!
ブンマー最高!
しばらくして苦戦していたYOKOさんにもヒット!
その引きの強さに、うれしそうにやり取り。
取り込んで大満足な笑顔!
ヒットしたバラマンディはスタッフがフィッシュグリップで取り込んでフックをはずしてくれるので安心。
撮影しない時はそのままリリースもしてくれます(^^)
その後もポツポツとヒットしてくるものの思ったほどではない。
魚の活性が低いのはあるけど、同じ池で釣ってるコウちゃんはたまに竿を出すと簡単にバラマンディをヒットさせてます(^^ゞ
使ってるのは、エサのティラピアに似ているギル型(ティラピア型?)ルアー。これが良いのもあるけど圧倒的にテクニックが違ってるな〜。
連続してバラマンディをヒットさせたコウちゃんが使ってたルアーは、やがてシングルフックが伸びて、リングも少し伸ばされてました。
けっこう太いフックなのに・・・・。
最後はルアー自体を破壊されてました(^_^;)
コウちゃんはルアーが壊れるぐらいにヒット連発。
私は色々試した結果、ミノーでのトゥイッチングでポツポツとヒットさせる程度。
良型バラマンディの暴力的なファイトは楽しいけど、期待値が高かった分だけ消化不良。
でもそんな状況は突然の雨で大きく変わることになるのです。
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