あなたの夢を叶えましょう! バラマンディ養殖池 2025年2月9日編

神奈川県箱根町で育ち、中学~大学のころは芦ノ湖のブラックバスやマスたちと戯れる。その後、伊豆七島方面でカジキのトローリングにはまり、30代後半で南国タイへ。そこで出会った淡水の雷魚やナマズ、海ではアジと戯れる現在・・・

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「あなたの夢を叶えましょう!」

お正月に、似たようなタイトルのバラエティー番組がありますが、今回は私・油売りが人の夢を叶えて差し上げると言う企画です。

まあ、結局今回も酒の勢いで決まった話なのですけどね。

話は少しだけ遡り、昨年の9月のこと。

取引先の新しいタイ担当者が出張で訪タイすると言うので、顔合わせでそちらの会社の会長さん、MDさんを交えてお食事をすることに。

すると、その新しいタイ担当者のワタさんが釣り好きで、「自分の夢はバラマンディを釣ること。」と話が流れて行きました。

すると、会長さんMDさんが「釣りなら目の前にいる油売りさんに頼めばよいんでない!」と言うことで、「よっしゃ!よっしゃ!任せなさい。」とまたまた安請け合いをしたのでありました。

では次回の出張時に確実に釣れるバラマンディ養殖池へ行きましょうと、即話は決まりワタさんは日本へ帰国するや否や2月に出張することを決め日程を連絡して来たのでありました。

それから彼は、夢のバラマンディを釣ることを毎晩妄想し、マルチピースロッドを2本、ルアーはケースに入りきらないほど購入し、それを見てはニヤニヤしながらタイ出張の日が来るのを指折り数えていたそうです。

そして、ああとうとうその日がやって来たのです。

タイに入ってきたその日の夜、食事をしながら最終打合せを行い。

あと数日で夢がかなう日が来る!きっと来る!必ず来る!と、仕事は上の空で週末が来るのを待ちます。

2月9日(日)当日、まずは受付で他のメンバーと集合です。

一人は、昨年10月にタイに赴任して来たコガさん。彼も夢のバラマンディを釣りたくて参加です。私は二人の夢を背負ってしまいました。

彼は、日本では渓流のフライマン。

バラマンディクラスの魚は釣ったことが無いと言うことで、期待と不安がこんがらがっておりました。

そして、4人目は3月頭に帰任が決まったよしおちゃん。

最後にバラマンディを釣りまくるぞ~、と参加です。(すいません、写真は無いです。)

受付の時に、本日の池は6~7Kgがメイン。

最近は大きな魚の出荷が終わったので、最大がこのクラス。

出荷を控えている池も少ないので、今日はあなたたちしかお客さんはいないよ~。

と貸し切り状態であることが判明。

ここは、釣りあげた魚は一旦所定の網の中に入れ、最後に加工工場へ出荷されて行くと言うシステム(モンコンフィッシングパークの特別池です)。

特別池に案内してもらうと、かなり風が強い。

すでに破れている唐笠オバケのようなパラソルが揺れています。

夢追い人の二名は早速キャストしています。

まずはワタさんヒット。

経験したことが無い強い引きでしたが、シーバス釣りで鍛えた腕でしっかりキャッチ。

いきなり8Kgバラマンディを釣りあげました。

タイ バラマンディ釣り

ワタさん、夢を実現しました。

私のお陰ですよ。

後は勝手に釣ってください。

さて、コガさんはと言うと、こちらにもヒット。

渓流でイワナ、ヤマメ、ニジマスとは数々の戦いをして来たコガさんも、この引きの強烈さは初体験。

あわや水に引き込まれるのでは、、、と周りをハラハラさせましたが無事にキャッチしました。

バラマンディ養殖池の釣り

やったー!感が現れている良い写真ですね。

こちらも、私のお陰で夢を実現の物としました。

後は勝手に釣りをして下さい。

勝手に釣りをするお二人です。

私もちょいと投げたりしました。

釣り上げた魚から針を外してくれるプライヤーおばちゃんと「いえー!」

バラマンディを持つ油売り

でね、この後プライヤーおばちゃんは用事があるとか言って、しばしどこかへ行ってしまったのですよ。

ですので、自分で針を外し、釣った魚を所定の網に入れに行く油売り。

バラマンディを運ぶ

人が釣った魚をランディングする油売り。

バラマンディをキャッチ

私の後ろにいるのは、池のオーナーさんですが、写真撮るのに忙しく手伝ってはくれません。

爆釣と言うレベルではないですけど、飽きない程度にアタリがあり釣れたりバラしたり、運転手さんはカメラマンに徹して楽しい時間が過ぎて行きます。

たまには私もキャストして、たまには釣ります。

しかし、この時期はまだタイのお魚さんには寒いのか、トップでは反応なし。

よしおちゃんは対岸へ行って、フライタックルで釣っています。
(ですので写真はありません)

元々フライマンのコガさんが、そのタックルを借りて華麗なキャストでバラマンディを釣りあげました。

フライで釣れたことで、また感激もひとしおとか。

これはよしおちゃんのお陰ですね。

そして、意地になってポッパーを投げていた私に、最後の最後タイムアップ寸前に大きな口を開けてバラマンディが水面を炸裂させ豪快な喰いつきを見せてくれました。

トップウォーターの釣りはエキサイティングですね~!

えっ、小さいからリリース?

はいお任せいたします。

以上で釣り終了。

バラマンディ釣り初めてお二人は夢をかなえられ、そこそこの数も釣れ満足頂いたようです。

魚をピックアップトラックに乗せる水揚げを見学して撤収です。

バラマンディの釣果

そう言えば、この日はアジアンレッドテールキャットフィッシュ(タイ名:ゴッドカン)が何匹か釣れました。

しか~し、ワタさんは釣れず!

アジアンレッドテールキャットフィッシュ

次の夢はアジアンレッドテールキャットフィッシュを釣ることになったそうです。

その夢は、私に頼らず自分の力で叶えて下さい。

以上、バラマンディ養殖池のレポートでした。

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