ノベ竿で大型魚とパワーファイト! バンコクの釣堀【ブンマールアイ】で挑戦

2008年にタイとタイでの釣りが大好きな「つりつりタイランド」管理者&つりタイ釣り堀部 部長。日本在住で某釣りメディアに在籍。釣りなら淡水・海釣り・ルアー・エサ、魚の大小に関係なくなんでも好きだけど、船酔いするので船釣りはNG

MOTO(モト)をフォローする

先日紹介したバンコクにある大型魚が手軽に釣れる釣り堀「ブンマールアイ(บึงมารวย)」。この時はやりたかったノベ竿での釣りができなかったけど、「朝の人の少ない時間に、尻手ロープを付けて自己責任でやるならよいですよ」と言ってもらったので日を改めて挑戦です。

普通は前回の釣行のようにリール付きタックルで狙います。

ブンマールアイ紹介記事
ブンマールアイ紹介記事2 夜釣りもできます

ノべ竿での大型魚釣りスタート

朝の人の少ない時間ならOKとのことだったので、今回は朝9時のオープンに合わせてブンマールアイへ。気合入れすぎて早く着いてオープンまでしばらく待ちましたが(笑)

一番乗りで受付。この日もノベ竿でやることを伝えて許可をもらいましたよ。重要/今回は許可もらえましたが、いつでもOKかはわかりません。やってみたい人は各自が許可を取ってください)

そしてダンゴにするパン粉1袋とサシエにする食パン1袋を買って釣座へ。

ブンマールアイのエサ
エサは受付で買ったパン粉と食パンのみのシンプル組み合わせ

釣座ですがブンマールアイは釣座に大きな木が植えられています。普通は日陰になって良いのですが、長いノべ竿の場合はやり取り中にこの木に竿先やラインが当たってしまうことも。木と木の隙間が開いている所を釣り座にしました。

ブンマールアイの釣座
大きな木が並んでるブンマールアイの釣座(画像は前回釣行時)

ノべ竿タックル

今回使用したノべ竿は、シマノ『ボーダレスGL P900-T』。大型魚に対応する9mのパワフルなロッドです。

これに道糸としてPE6号を7mほど結び、その先に80lb(24号)のリーダーをFGノットで結束。その先に受付で購入したラセン仕掛けをセット。このラセン仕掛けは前回の釣行で針が伸びたり、ハリスのPEが切れるのはわかってました。ノべ竿での初挑戦なので、万が一の時は針が伸びてバレてくれた方が安心なので、あえてこちらを選択。

そして一緒に行ったタクちゃんに借りた尻手ロープ(タイの釣具店に行けば売ってるそうです)をセットして、その先をベンチに付けて準備完了!

ボーダレスGL尻手ロープ
ボーダレスGL Pモデルは尻手ロープが付けられるように尻栓に環が付いてます

釣り方はリール付きの仕掛けと同じ。パン粉をラセンにダンゴ状に付けて、針に食パンを刺して投入するだけ。ダンゴを手で持って下手投げの形で投入。遠投できるリール付きタックルと違って、ノべ竿の場合は竿の長さ+ラインの長さなので最大で18m沖までしか狙えません。ラインが張りすぎないように15mぐらいの所に投げ入れました。

タイのダンゴ釣り
パン粉のダンゴで寄せて、食パンのサシエを食べさせます

「こんな近くで釣れるのかね?」

と話しているうちに、1投目からヒット! アワセを入れると、ギューンと竿が曲がってラインが「キューン」と糸鳴き。それでも『ボーダレスGL P900-T』はまだまだパワーに余裕があって、竿を立ていると魚を浮かせてくれました。

上がってきたのは60cmほどのサワイ(プラーサワイ)でした。不安だった竿のパワーと釣り人(私)のパワーを試すのにちょうどいいサイズの魚でした。

遠投できないのが心配だったけど、他に釣り人がいないからか、ダンゴを投入するとボコッボコッとその周りに大きな波紋がたくさん出るぐらい釣座前に魚がいっぱい集まってきました。

こうなるとワンキャストワンヒットに近いレベルでヒットが連発。サワイやメコンオオナマズがヒットしてきて楽しい!

ブンマールアイ ナマズ

長い竿を振り回してる私達を、近くを通るブンマールアイのスタッフさんが「おもしろことやってるな〜」的な笑顔で見ていきますが(汗)

こんな鮎釣りのようなスタイルだから、当然と言えば当然(笑)

ノべ竿でナマズ釣り
モデルはタクちゃん

そんな中、これまでで一番パワフルな引きが。竿をためると、道糸が「ギューン、ギューン」と気持ち良い音を立ててくれます。

のされないように、竿をためて角度を保っているとやがて魚が左方向に泳ぎだして岸側に近寄ってきました。ネットに入れようとすると再び沖に出ましたが、次はもっと早く寄ってきて取り込み成功!

メコンオオナマズ(プラーブック)でした。この魚としては小型だけど、普通に考えたら大型魚ですね。サワイでも十分に大きい魚ですが。

このサイズならまだまだ余裕があったので、さらにサイズアップも狙えそうでした。その後も次々とサワイやメコンオオナマズがヒット。

ノべ竿でのやり取りを楽しみました。

ただ、このあとによりパワフルな魚が何度かヒットしたけど、それらは針が伸びてバラシてしまいました。安全マージンと思って使ったラセン仕掛けでしたが、ちょっと安全ラインが低すぎました。もう少し強い針でもっと竿を曲げるやり取りを体験してみたかった。

2時間ほどでエサが無くなったので納竿。

ただ、ここで恐れていたことが。竿をたたんでいくと穂先(1番)が固着して入らなくなってました(汗) 実は前にも同じようになったことがあって、その時はたくちゃんが1番を冷やして収縮を利用して直したとのこと。今回もタクちゃんに頑張ってもらうことにしました。

ブンマールアイでのノべ竿釣り、おもしろかったです。ただ、次回はリール付きのタックルに強いラセン仕掛け(針とハリス)で30kgクラスを狙ってみたいかな。あと、夜釣りもやってみたいですね。タイ料理食べながらビール飲みながら(^^)

コメント