フッジーが来襲してて、
「釣れないタイランド湾で何を釣りに行きましょう??」
って色々模索してた時、チョッパーさんから
「釣れるか分からないけど泳がせ行きますか??」
って話が!
「おぉ〜〜〜久し振りに行ってみようか!?」って事で、今回はシーチャン島泳がせ釣りなコウちゃんです。
しかし、以前に泳がせ釣りでお世話になったチェーン船長は転職してしまったのでいないし、
「船長どうしましょう??」
って考えてたら、チョッパーさんが
「シラチャの『Ebisu Fishing Sriracha(エビスフィッシング)』のプー船長にお願いしてみましょう!」
と言う事で、今回はプー船長で出撃です。
ちなみに今回の船長プーさんは、和船のプー船長では無いです。木造船のプー船長(もしかすると発音違いかも……)です。
朝6時にアオウドム桟橋集合で出発の予定でしたが、エサの活けエビが届いてない……。って事で、1時間遅くして「7時出船で行こう!」って急遽当日5時に決定!!
ただ、決まった頃にはすでに皆さん行動してたので、予定通り集合してエサ待ちです。(ニャンもエビ待ち??)
で、6時45分ごろにチョッパーさん到着と同時にプー船長も到着。
遅くなりましたが出発です。
一応、プー船長にはエサの魚は用意してくれる様に頼んでますので、エビがなくても釣りにはなったと思いますが、
ウマズラアジには生きたエビエサが一番!
状況が分からないので(久し振り過ぎて)、用意できる物は用意したいと言う気持ちでエビエサを待ちました。
で、プー船長の用意してくれたエサを確認するとサッパ(ママカリ)! タイ語では「プラー ラン キヨ」。背中が緑な魚で、泳がせのエサでは1、2を争う釣れるエサ!!
エビも用意出来ましたし、魚のエサもあるので期待は膨らみます。
で、泳がせ釣りと言うとシーチャン島北側にある灯台島の浅場ですが、この日は風が幾分強い!!
目測ですがもう少し北風が強かったら出航中止レベル!!
風が強いからかこの日のプー船長はシーチャン島南側を目指して走りますが、シーチャン島の南端を越えて西側に出たとたんにメチャ波高いし……。船停めるまでに私はびしょ濡れ……。
ポイントは、以前ワンチャイ船でスギを取り逃した場所の少し南側!!
あの時はカンルアンのエサで泳がせして掛かったんですが、サンゴに擦れてラインブレイクでした。
となると、「もしかすると魚エサの方が良いんじゃ無いか??」と頭を過りましたが、最初は全員エビエサで始めます。
皆さんがそれぞれ泳がせ仕掛けを下ろして行きます
チョッパーさんは胴突き仕掛けでハリスは半ヒロ位。
フッジーは天秤仕掛け(ちなみにフッジーは、泳がせ釣りに関しては日本で散々釣りに出てますのでお手のモノ)。
始めて1時間くらいは全く音信不通!!エサ取りも来ません。
しかし、突然来るんです!
エビエサのゴタンさんにヒット!!
クイーンフィッシュ!! 悪くないサイズだぜ。
と、なるとおのずと皆さんにもエンジンが掛かります。
こまめに棚を調整してみたり、エサを確認してみたり……、若干忙しくなります。
で、この日の潮はシーチャン島で11:00過ぎに満潮なので、「10:30位からプライムタイムちゃう??」って話してた、ちょうどその時間!!
私の竿にアタリが!!
「ウリャ〜〜〜」っとアワセを入れたら……軽っ……
上がって来たのはバラクーダの友達・オオカマス君だ!!
ちなみにバラクーダはオニカマス、タイでよく船長が「バラクーダー」って言ってるのはオオカマス!!
親戚でよく似てるんですが、美味しい部類の魚です。
このオオカマスが釣れて気分は盛り上がるんですが、実際には平穏な時間が過ぎて行きます。
まさに……「平和だねぇ〜〜〜」(ルパン三世 カリオストロの城より)って感じ……
時々、泳がせのエサなのに思わぬ魚が釣れてきます……。
エサはママカリなんですけど……、海底でエサが入れ替わった??(ちなみにこのキーメン君、齧られてます。しかしおいしくなかったのか? 尻尾だけ齧られてる)
プライムタイムの時間な筈が……大安売りは無く……。
プライムタイムも終わろうとする頃、
船長の竿に「ドカン!」と大物が!!
全員仕掛けを上げます。
大捕物が始まったんですが、全然止まる気がしないとんでも無い引き!!
「わぁ〜〜〜! こりゃスギの15kg Upが来たんちゃう??」
って船上は大盛り上がり!!
ここで、多分誰かが「今晩はスギのしゃぶしゃぶだぞ!!」っと心の中で呟いたんじゃ無いかな??
サンゴに擦れてラインブレイク!!
私の時とほぼ同じ、ショックリーダーの途中で「プツリ……」。
船長の使っているタックルは、PEもショックリーダーもかなり太い仕掛けなので、上がると思ったんだけどなぁ〜〜〜残念です。
その後、まぁ〜〜〜まぁ〜〜〜〜平和な時間が過ぎて……「14:30には沖上がりですよぉ〜〜〜」って話が出て来た時、中乗りオジイさんにヒット!!
魚が走り回って、ぐるっと船を半周してやり取り!!
クイーンフィッシュ!!
ゴタンさんの魚より大きい!!
ここまでママカリに分がありますなぁ〜〜〜(中乗りさんはママカリエサ)。
で、最後の追い込みで全員大物の夢を見ますが時間切れ!! 16:00に桟橋に帰港する為に沖上がりとしました。
今回は6本竿が出てまして、「どの竿に魚が食うか??」全く予測不可能でした。ただ、クィーンフィッシュや大物がヒットしたのはトモ(船の船尾側)にいたゴタンさんと船長、そしてミヨシ(船首側)にいた中乗りオジイさん。
ちなみに胴の間(どうのま=船の中間)の右舷に私、胴の間の左舷にフッジー。胴の間とミヨシの中間左舷にチョッパーさんという並び。
やっぱりトモが良いんでしょうか???
さて今回の私の道具を紹介します。
前回、2024年3月に和船のプー船長で連続バラシの後に日本へ一時帰国した時が、ちょうど落とし込み竿の新製品が釣具屋さんに並び出したところでした。
で、ダイワの落とし込み竿『ゴウイン 落とし込みM-240R』を1本仕入れてました、ようやく使えました!
リールは同じくダイワ『ティエラA IC 150H-DH』を使ってます。カウンター付きリールは色々な場面で便利です。※分解注油ができないのが玉に瑕ですが・・・
ラインがPE2号(200m)にショックリーダーが30lb。
仕掛けは自作の幹糸30lb&ハリス26lbに、ハリがささめ針(Sasame Thailand)の管付きチヌ針8号 の1本針仕様(活きエサが魚の場合二本針仕様も使いますが、今回はエビエサと併用でしたので1本針で使いました)。
オモリはissei【一誠】の『海太郎 ヌケガケロケット 35号』。
竿受けもダイワ『ライトホルダーα 240CH』です。船べりに横付けできて、取り付け可能幅が110~240mmあります。タイの木造船から日本製の和船まで幅広く活用可能!!
タイで船釣りする場合、ダイワでの選択肢はこれひとつだと思います(船によって違うとは思いますが……。なお、他メーカーは知りません。あしからず……)。
ちなみに今回参加の皆さんはほぼ同様の道具立てでした。
ただ、ゴタンさんのみジギングロッド併用でした。
と言う事で、いつもの漢のご飯。
今回はオオカマスの釣果でしたので、その他を色々用意して天麩羅に!!
それと、オオカマスは3枚におろして干物と天麩羅でいただきました。
エビはエサのエビの残り……!
エビよりオオカマスの方が美味しかったです。
以上、『Ebisu Fishing Sriracha(エビスフィッシング)』さんの船でシーチャン島泳がせ釣りでした。
いやぁ〜〜〜それにしても船長のラインを切って行った魚を見たかったですねぇ〜〜。
それでは皆さん次回まで安全装備で安心釣行を!!
そうそう……マグロまだ釣れてるらしいんです。
コウちゃんでした。
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