バーンサーイ(チョンブリ) ナンヨウチヌとキス釣り編 パワフルなモンスターの正体は? 2022年11月20日

タイランド単身赴任中。釣った魚は自分で料理して食べたい派。ライトゲーム全般、特にライトジギング、餌釣りではフカセ釣りが好み。コウちゃんと知り合い、日々面白い釣りを探している。「バラシのテッチャン」と呼ばれているが、実はあまりバラさないのは秘密。

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※チョンブリ県のบางทรายをこれまで「バンサイ」「バンサーイ」と表記していましたが、今後は「バーンサーイ」に統一します(つりタイ編集部MOTO)。これまでの記事も修正していきます。

皆様、こんにちは。私「テッチャン」はタイランドでお魚釣りを楽しんでいます。

今回は、2022年11月20日「バーンサーイ出船のナンヨウチヌとキス釣り」の模様をレポートします。

桟橋でサームルアイ船頭がお出迎え

ようやく、バンサイもボートキス釣りのシーズンに入りました。

と言うのも、コウちゃんの記事を読んだツボっちゃんより「キス釣り行けますかねえ?」と何度も問い合わせあり。

船頭は渋っていましたが、今回はナンヨウチヌ釣りをメインに、後半に時間があったらキス釣りで計画。

また、タイトルでは特に触れておりませんが、今年随分悩まされた強烈な引き込みからのラインブレイク。

勝手に呼んでいた「バーンサーイモンスター」の正体も判明。

是非最後までご覧ください。

毎週日曜日はマーケット開催となり、電飾で派手になったいつものバンサイ桟橋

6:00出船に合わせてバーンサーイ桟橋に集合。

駐車する場所によっては、16時まで出れなくなってしまうらしい。

との事で、車を移動したりとバタバタしましたが、ほぼ定刻通りの出船。

今回のメンバーは、ツボっちゃん、ごっちゃん、テッチャンの3名にサームルアイ船頭、中乗りさん含めた5人での出船です。

新しいチヌ釣り仲間「ごっちゃん」は日本でもチヌを釣りを中心に楽しんでいたとの事。

以前よりオファーを頂いており、今回ようやくの出船となりました。

本日の潮はこんな感じ。

9時半あたりにドカーンと来そうな予感するんだけど。

時間通り出船したものの、船頭がポイントに迷っている様子。

こんな日の最初のポイントは釣れない。

思った通り甘くないよね、アタリすらありません。

潮は動いているんだけどね。うーん、移動。

今度は比較的新しいムール貝の筏に移動。

仕掛け投入直後の重いアタリ。

引きも重いだけ。「チヌでありますように!」とリールを巻くも・・・

プラードゥック タレー(海ナマズ)でした。

船頭が「ゲーンソム」と嬉しそうに言う。

ゲーンソムとはタイ料理の酸っぱいカレー。

料理名で名前を呼ぶのね・・・と思いながら船頭にあげると大喜び。

ゲーンソム連呼!

たまにチヌっぽいアタリも混ざる。

ただ、ギマっぽいアタリの方が多いんだけど。

そんな状況でどうにか本日の一番チヌは・・・

はい、テッチャンが頂きました。

ありがとうございます、小さいですがお魚釣り最高です。

タイランド湾で釣ったチヌ

続いてツボっちゃん。

私よりちょっと大きい。

どうにか大きいチヌが欲しい。

絶対に一番大きいサイズのチヌが釣りたい、いや釣れる。

「夕飯は刺身です」なんて考えてると。

横でドラグ音と共に竿をブン曲げる男、ごっちゃんである。

やや細糸使用なので、慎重なファイト。

水面に顔を出した瞬間に「デカい!」と皆が声を揃える。

おおお! 立派なサイズのナンヨウチヌ!

おそらく35センチはあるんじゃないの?

やっぱり日本でチヌ釣りをやってる方は強い。

これ、あたしたち負けてられないんじゃないの???

潮どまりから潮が流れ始めた。

その後の釣果は地味に伸びていく。

テッチャンにまたまた小さいチヌ。

チョンブリ コロダイ

そして、ここ最近よく釣れるコロダイ。

タイの海ナマズ プラードゥック タレー

ごっちゃんには・・・ゲーンソム!

船頭へのプレゼント。

どうにかでっかいのが欲しい。

普段いい子にしていた私への釣りの神様からの恵み。

ドーン!

ようやく良い型と言える34センチ追加。

途中アタリも途絶え、終わったかな?という状態のチヌに大喜び。

良かったよ、これで胸張ってシラチャに帰れる。

なんてしみじみ思っていたんだけどね。

「ジャーーーー!」

横でけたたましく鳴り響くドラグ音。

何度も竿が大きく曲がり、ラインを出される。

ツボっちゃんに何か掛かった、しかも大きそう。

・・・ここ最近の事である。

激しいアタリの後、一気に筏内に走ってラインブレイクに持ち込む正体不明のモンスター。

比較的筏に近い場所でしか掛からず、一気に筏に入ってしまうのでラインブレイク多発。

とにかく止められない。掛かってもかなりの確率で筏にラインが擦れてラインブレイク。

私も何度もやられているし、前回も船頭の目が点になる程の強烈な引きの後にプツっと。

このエリアの大きい魚。

バラマンディ?グラオ?エイ?いや違う。

まだ見ぬ、41センチオーバーの巨大ナンヨウチヌ?

いつもツボっちゃんと話をしていたその正体は・・・

おおお!50センチオーバーのコロダイ。

ベトナム出張のお土産帰りの男。「ノンラー」がやたら似合う男。

ツボっちゃんやったね。

・・・そういう事か!

今回ではありません。2018年5月1日に写真です

2018年5月1日 アンシラー沖堤でゲストとチヌ釣り!(タイランドでチヌ釣り)

この釣行でJrが釣っていたコロダイが大きかった。

その少し前の釣行でも、大きいのが掛かったけど2回切られたなんて話もしていた。(Jrタックルは強いのでなかなか切られない)

今までそんなに見るサイズじゃないからね。

おそらく、今までの強烈な引きの「バーンサーイモンスター」は良いサイズのコロダイ可能性が高いようです。

ここで、めっちゃ羨ましいという気持ちが出過ぎてキャストし続ける私。

「キス行きませんか?」

その声で我に返った私は、時計を見てびっくり。

1時間も出来ないですが・・・キス釣りに行きましょう。

今日のポイントはバーンサーイ桟橋の北東。

既に先客が居る、相変わらず何も無さそうなこの場所で・・・

またまた一番キスはテッチャンが頂き。(本日の1匹目が最小でした)

餌は船頭が準備してくれた、エビのむき身をカットした物。

電話で釣行予約時には必ず渋るキス釣り。

なぜ渋るのか?そんなに日によって釣果が違うのか?

船中、かなりのペースで釣れています。

20センチオーバーの良いサイズも混ざる。

ツボっちゃんも釣る!
(あれ?写真が見当たらない・・・すまん)

ごっちゃんは・・・え! 二本針に2匹掛けを5回達成。

すげ!

という事で、1時間に満たないキス釣りでこれだけ釣れれば上出来でしょう。

やったー!天ぷらが待っている。

本日の釣果です。

最近ナマズも良く釣れるよなあ・・・

それでは、本日もお疲れさまでした。

ほい!「パチリ!!」

家に帰ってキスを捌いていたら、抱卵個体が多数混ざっていました。

通常11月よりポツポツ釣れ始め、2月前には産卵の為に深場に移動すると聞いています。

もしかしたら、今年のキスシーズンは例年より早く終わってしまうかも・・・

本日のタックル

チヌ釣り

ロッド:某烏賊竿(DAIWA)
リール:HRF PE SPECIAL 8.1-TW(DAIWA)
ライン:PE 3.0号  
ショックリーダー : ナイロン40Lb
ハリス:フロロ6号
オモリ:中通し8号
針:伊勢尼15号

キス釣り

ロッド:BAY LINER AKBM BL-722ML/AKBM(Smith)
リール:LUVIAS 2508PE-DH(DAIWA)
ライン:PE 0.6号+ショックリーダー12Lb
仕掛け:天秤にオモリ6号、ベリー投げ仕掛け8

最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます。

以上、テッチャンでした。cheers!

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