Amazon BKK Fishing Parkでピラルクを釣る! 2022年12月1日

2008年にタイとタイでの釣りが大好きな「つりつりタイランド」管理者&つりタイ釣り堀部 部長。日本在住で某釣りメディアに在籍。釣りなら淡水・海釣り・ルアー・エサ、魚の大小に関係なくなんでも好きだけど、船酔いするので船釣りはNG

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アマゾンBKK ピラルク

こんにちは MOTOです。

タイが好きでタイで釣りがしたいのに、新型コロナでタイに行けないまま3年が経過してしまいました。

2022年12月2日〜5日、タイのフィッシングショーのひとつ『Thailand Fishing EXPO』(TFE)に合わせてようやく訪タイすることができました!

11月29日夜にバンコクに到着し、11月4日の夜便で帰国。タイでは5泊5日(+飛行機内1泊)というスケジュール。

この5日間で行った釣り堀が7箇所(うちエビ釣り堀1箇所)! TFEにも2日訪問と、あちこち走り回ったタイ旅でした。

しばらく行けてなかったタイの釣りを満喫しましたが、疲れすぎてヘロヘロになってました(笑)

そんな2022年のタイでの釣り旅を紹介していきます。日付順ではなく、日程バラバラで紹介していきます。

ピラルク釣り堀Amazon BKKにリベンジ釣行

最初に紹介するのは、今回の第一目標でもあったタイで人気のアマゾン系釣り堀『Amazon BKK Fishing Park(以下AmazonBKK)』でのピラルク釣りです!

南米の巨大魚ピラルク(アラパイマ)が釣れる有名な釣り堀。少し前にテッチャンも釣行してピラルクをキャッチしていましたね。

6年前に一度釣行した時は、友達はピラルクをキャッチしたけど私はバイトはあったもののノーヒット……。テッチャンの記事を見て、ピラルクを釣りたくてたまらなくなって釣行を決定しました!

AmazonBKKはバンコクの隣県ナコンパトム県にあって、バンコクからは約100km。どうやって行くか考えていたら、タクちゃんが車で一緒に釣りに行ってくれることに。ありがとう〜〜

※バンコク等から釣り堀へ行く方法はこちらページ【タイで釣り場まで行く方法】を参照ください。この中の「MOKOLEY」さんのガイドサービスか「シンダイ」さんの運転手付きレンタカーなら日本語で予約できて便利です。

タイに行く前に、AmazonBKKのマネージャー「Fishing Guide Somchai Jiraknon(Facebook名)」さんにレギュレーションなどを問い合わせ。

その時に、「朝は7時オープンで8時までがよく釣れるので、早めに来てください」と英語で伝えられてました。

今回は絶対にピラルクを釣りたいので、バンコク オンヌットのホテルを午前5時に出発! 一路、パトムナコンのAmazonBKKを目指します。

が、出発して10分もたたないうちにトラブル発生!

前夜、オンヌットの屋台で知人とビールをたくさん(と言っても大瓶3〜4本)飲んでた私。この3年、ほとんどビールを飲んで無かったこともあってか、車に揺られるといきなり気分が悪くなって吐き気が……。

たくちゃんにお願いしてガソリンスタンドのWCへ(^_^;)

胃がすっきりしたら、そのまま爆睡。次に気がついたら、AmazonBKKに到着していました(^_^;)

我ながら大人としてお恥ずかしい・・・。でもおかげで気持ちもすっきり、目もぱっちり覚めてました(笑)

AmazonBKKに入ったこの辺で目が覚めました(^_^;)

車を止めて、AmazonBKKのマネージャーやスタッフさんに挨拶。状況を聞いてみると、今はピラルクの活性が低いそう……。

前のテッチャンの記事でも紹介してもらってましたが、AmazonBKKはレギュレーションが変更になって13時からはエサ釣りがOKになっています。

今回はルアーメインだけど、せっかくなのでエサ釣りも体験してみる予定。

狙い目となるのは朝イチのスタート時、続いて朝のエサ撒きタイム、そしてエサ釣り、そして夕方のエサ撒きタイムとのこと。

もちろん昼間にルアーでもヒットするけど、ルアー下手な私はヒットさせられる自信ゼロ。

なので、まずは朝イチに勝負を掛けます!

スーツケースに入れて持参したテイルウォークのパックロッド『ナマゾン』にシマノ『スコーピオンMD』をセット。100lbのリーダーの先に付けるルアーは、エコギア『バルト 6インチ』。

スコーピオンMD ピラルク
スコーピオンMD(シマノ)
バルト エコギア
バルト 6インチ(エコギア)

スルーパイプを刺して、リーダーを通してトレブルフックをセット。フックはカエシを潰したバーブレス仕様がレギュレーションです!

※フックはシングルフック、トレブルフックどちらも使用可能。ただ、バーブレスにすることと、ルアー1つにフック1つ(ミノーも)にして欲しいとのことでした。

タックルのセット完了! 「どこが一番釣れる?」と聞いてみると、2つの池をつなぐ水路周辺が良いとのこと。ではまずここからスタートフィッシング!

AmazonBKK釣り場
2つの池にかかる橋。左が大きく、右が小さい池。どちらでもピラルクは釣れます

朝イチはこの周辺にピラルクが集まっている様子。先行したタクちゃんが、「(ピラルクが)いるよ!」と言ってキャスト開始!

私は橋の手前(大きい池)で釣り開始。しかし、1投目はいきなりのキャストミスでバルトが5m先に水面を叩くように着水(^_^;)

すぐに回収してキャストしようとしたら、こちらに泳いでくる2匹のピラルクを発見。ピッチングで2匹のピラルクの前にバルトを投入しようとしたら、またまた失敗して少し先に着水。

少し引いてきて、泳いでくるピラルクの上で止めてフォールさせるも、ピラルクはルアーの下を素通り……。と思ったら1匹が振り返って、大きな口をあけてバルトを吸い込みました!

目の前で巨大な口での吸い込みにビビリながらもフッキング成功!

AmazonBKK ピラルクヒット

ドーン! フッキングと同時にいきなりの強い引き! 前回は体験できなかったピラルクとのファイト開始です!

まずは沖に向かって、締め気味のドラグからラインをグイグイ引き出して走る走る。スピードよりも重量感のある重い引き。楽しい!

走りが弱ったら寄せてきて、でもまた反転して走られてを何度か繰り返しながら寄せてくると、

「ボゴッ!」と水面で反転!

ピラルクとのファイト

ピラルクの赤いウロコにちょっと感動!

『ナマゾン』&『スコーピオンMD』は、不安を感じることなくこの大型魚を寄せてきてくれました!

最後はスタッフさんが水に入って大きなネットでキャッチ! その後は担架型のネットで取り込み。

アマゾンBKKのピラルク

もうひとりのスタッフさんが出かけていたので、タクちゃんがお手伝いしてくれました。

ついにタイでピラルクを釣り上げることができました!

ピラルクを釣る
ピラルクキャッチ

AmazonBKKではあまり大きくない方だと思いますが、大満足の1匹でした!

撮影してすぐにリリース!

ピラルクをリリース

AmazonBKKのスタッフさんはものすごくピラルクを大事にしていました。手で水を送って完全に泳げるようになってからリリースされてました!

1匹釣ってホッと一息。すると、スタッフさんから「朝のエサ撒きするから来て」と声がかかりました。

エサ撒きは、まずはバケツで水を何度も水面に撒いて、死んだティラピアを水と一緒に投入。ただ、やっぱりこの日は活性が低いようで、水面に浮いているティラピアがなかなか食べられない……。

AmazonBKKエサ撒き

タクちゃんが撒いている場所にルアーを投入するも、なかなかヒットしない。食われずに浮いているティラピアもいる状態なので、なかなか厳しい。

するとタク師匠がルアー(バルト6インチ)をフライ気味にキャスト。撒かれているティラピアをイメージしてのこの投入が見事に的中! 着水直後に水面直下でピラルクがヒット!

アワセるとかなりのスピードで沖へとダッシュ! たまに水面に出る姿は、私の釣ったピラルクよりもかなり大きい!

ピラルクを釣る

5.3ftのショートロッド『スティングレイ スピア』(ORCA)でのファイト! 何度も反転して鋭い走りをされてましたが、グラス素材のこのショートロッドはロッド全体が曲がって走りを止めているよう。

タク師匠はきっちりと寄せてきて取り込み成功!

ピラルクとタクちゃん

体高がある立派な魚体のピラルクでした!

この時はスタッフが2人いたので、タク師匠は水に入っての撮影となりました。

ピラルクを持つ
タイランドのピラルク
写真はAmazonBKKのマネージャーSomchai Jiraknonさん撮影

リリースすると元気に泳いで行って一安心。2人ともピラルクをキャッチできたので、朝の段階で満足してました(^^)

ここからも釣りはしてましたが昼までノーヒット。スイムベイトのしっぽを噛み切られたりはあったんですが、、、

この日は、水面に出てくるピラルクの姿もあまり見られず。前夜に強く降った雨なども影響していたのかも。

でも、めったに来られない釣り堀だけに、大小の池の周りをウロウロ歩くだけでも楽しかったですよ。時々、巨大なピラルクがボゴッと浮き上がってくるの見えたりしたので。

AmazonBKK池
AmazonBKKの大きな池
AmazonBKKの池
こちらは小さい池(と言ってもそこそこ広いですが)

途中からかなり気温が上がったこともあって、スローペースな釣り。13時からのエサ釣り体験に気持ちはうつってました。長くなるのでエサ釣りについては次回で紹介します。

使用タックル

MOTOのタックル

ロッド:ナマゾンC694H(テイルウォーク)
リール:スコーピオンMD(シマノ)
ライン:グラップラー8PE 3号/63lb(シマノ)
リーダー:ソルティメイト システムショックリーダーナイロン(サンライン)
ルアー:バルト 6インチ(エコギア)

パックロッド『ナマゾン』をスーツケースに入れて持って行きました

タクのタックル

ロッド:スティングレイ スピア(ORCA)
リール:ベイトリール

ライン:グラップラー8PE 3号/63lb(シマノ)
リーダー:ソルティメイト システムショックリーダーナイロン(サンライン)
ルアー:バルト 6インチ(エコギア)

バルトはパイプを刺してトリプルフック(バーブレス仕様)をセットしました。ピラルクが暴れたのでパイプは飛び出し、テイルも切れてしまっていますが。

ピラルクとバルト

それにしてもピラルクの頭部、金属みたいでかっこいいです。

AmazonBKKで注意したいこと

マネージャーに教えてもらいました。以前とはレギュレーションが変わっていました。

PEラインは3号以上で4〜6号が安心とのこと(3号の場合はやり取りを慎重にして欲しいとのこと)。4〜6号でもヒット数に変わりは無いそうです。

リーダーは60〜100lb。私は100lbを使いましたが、ピラルクの口で思った以上にザラザラに擦れてました。

フックはシングルフックもトリプルフックもカエシを潰してバーブレスにすること。ミノーなどもフックは1つのみ(シングルフックも)。フックが2本あると、ピラルクの魚体に傷を付けることが多いのと、フックを外すのが難しいため。

そして、ピラルクは弱るのが早いので、陸に上げての写真撮影はできるだけ時間を短く最低限にして欲しいとのことでした。

AmazonBKKのスタッフは、ピラルクをとても大事に扱っていました。できるだけすみやかなリリースに協力してあげてください。

次回はAmazonBKKでのエサ釣りを紹介します。

コメント

  1. 柏木健史 より:

    おめでとうございます

    • つりつりタイランド より:

      こちらこそ、ありがとうございました。記事作りますので、少々お待ちください。