こんにちは。今回、タイでの初めてのソロ釣行をレポートさせていただきますmegumiと申します。
普段は東京で社畜として深夜祝日なく働いていますが、なんとか夏休みとれまして、一週間ほどタイに滞在しました。
これまでタイでの釣り経験は3度ばかり。
レッドテールキャットフィッシュとチャオプラヤーキャットフィッシュ、養殖池でバラマンディ、あとは前回に『PILOT 111 Fishing Pond(パイロット111フィッシングポンド)』に連れてきていただきました。(あとテナガエビの釣り堀も)
今回はまず情報収集。
バンコク駐在の油売りさんとハギ−さんに夕食にお誘いいただき、スクンビット通りからちょっと入った野外の屋台村へ。
タイに到着して初めての生ビールをいただきつつ、チャドー(ジャイアントスネークヘッド)釣りの極意を教わりました。
チャドーは前回、2回掛けたものの陸にあげることができなかったため、今回のメインターゲットでもあります。
今回の渡泰はLCCを利用したため、荷物はなるべくコンパクトにする必要があり、持参したタックルは、シマノのモバイルロッド『LUREMATIC』とリールは『VANFORD』の3000MHG。
ラインはPE1号にリーダーは16lb。
「PE1号では細すぎる!」
と警告されたのですが、前回もゆるゆるアジングロッドとPE1号でチャドーを掛けた実績があったので、いけるのではないかなと思っておりました。
そんなこんなで、LEOビールタワーを飲み干し、早速PILOT111へ行くと思いきや、タイ東北部に台風が近づいていたので、まずはタイの海を見るために、南下してホアヒンへ。
エカマイから出発するミニバス・ロットゥに乗って行ったので、荷物は最小限にし、釣り道具一式はバンコクに残していきました。
ホアヒンは当然のことながら海沿いの町なので、サーフからロッドをキャストしている人、海にせり出した橋の上で、糸を垂らす人など様々見受けられました。
さらに町には釣具屋さんもいくつかあり、覗いてみるとエギがメインのよう。イカ釣りが盛んなのですね。
釣り道具を持ってこなかったことを激しく後悔しつつも、首都とは違う地方都市を満喫しました。
バンコクに戻ってみると、なんとハギ−さんから滞在先に差し入れが届いておりました。
チャドー狙いのルアーとPE2号。ありがたい。
しかしながら、リールの糸を巻きなおす気力が残っておらず、すみません……。
そして、いざ、土曜日午前中にPILOT111 Fishing Pondに向かいました。
○PILOT111 Fishing Pond
111 moo1 Bangna-Trad km.39 Bangsamak Bangpakong, Bang Pakong, Thailand, Chachoengsao
+66 86 316 8773
詳細ページ
PILOT111へは、Grabアプリでタクシーを呼んで往復しました。
行きは694バーツ+ハイウェイ60バーツ、帰りは594バーツ+ハイウェイ90バーツ。
1人だと少し高いですが、Grabアプリってよくできてますね。帰りに運転手が道を間違えたらしく遠回りになった際に、アプリが「道からはずれてるけど問題ない?」って親切にも聞いてくれました。優しさに触れました。
さて1時間弱でPILOT111に到着。
受付で500バーツを支払い、受付のお姉さんに池の説明を受けました。
土曜日のお昼頃でしたが、釣り客は15人程度。とりあえず、人があまりいないところへ。淡水釣りは不慣れなので、重めのルアーで投げの練習から。
奥の池の端でボコボコと頻繁に泡が上がっている。よく見ると、巨大魚の背びれがたくさん見えているので、ルアーをちょい投げしてみるけど、全く興味をもたれない。
見える魚は釣れないものだ。
見える巨大魚はあきらめて、池の中央に向けてバイブレーションルアーを投げていると、いきなりルアーが持っていかれた。巻き上げてみると太いPEラインが針に絡んでいて、誰かの切れたラインをひっかけてしまったよう。
ゴミを回収すべきかと思い、PEラインを手で巻きあげていると、突然、巨大な力で引っ張られました。実は切れたラインの先に魚がまだついていたよう……。
素手で頑張って巻き上げるも、指がちぎれてしまいそうなくらいに強い魚の力に不安を覚え、腕にラインを巻き付けて格闘。頑張ったものの、途中で逃げられてしまいました。
まあ、このまま釣りあげてみても私の釣果にはならなかったので、池のゴミを回収でき、いいことをしたと思いましょう。
最初のうちは、暑い中投げ続けてもアタリがなかったものの、知り合いからの助言を思い出し、リフト&フォールしてみたり、ひたすら早巻きしてみたり、いろいろ試してみたらアタリが増えてきました。
しかも大きなアタリがあるごとに、ブチっとルアーごと切られる。
皆さんが釣り上げる魚を見てみてもそんなに大きくないし、上手にかわせられればPE1号でも釣れるはず!
というか、今から、PE巻きなおすのも面倒なのでそのまま粘る。
餌撒きおじさんは何回か現れたけど、いつも私は遠くにおり、その恩恵を受けることができず。小さい男の子がバラマンディを釣り上げているのを遠くからいいなあーと思って見てました。
リーダーを結び直しつつ、レストハウスで休憩。
クレジットカードは時間がかかるとのことで、手持ちが少なかったのでランチは春巻きで済ませました。
前回カオパットを食べた時もおいしかったけど、春巻きもビールのツマミに良い。
休憩後も餌撒きおじさんに頼らず、ひたすらキャスティング。
結構いい感じでアタっていた、おじさんが撒いている餌サイズのバイブレーションやオレンジのソフトルアーは魚に奪われ、池のこやしに。
4回ほどラインを切られ、そろそろあきらめかけた頃、30gのメタルジグを投げていたら、水面近くで食った!
速攻切られることが多かったけど、今回はうまく引っかかったようだ。多少走られたけど、うまくかわしたようで、PE1号でもなんとか岸まであげることができました。
●photo06
初めてのチャドー! 90cmくらいかな?
これまで、岸まであげた瞬間に逃げられることが2回あって、チャドーとの記念撮影ができていなかったので、待望の記念写真。
今回の反省。やはり助言通り、PE1号では細すぎるということ。
次回は太めのラインでのぞみます。
私も結構ルアーを池に沈めてしまったけど、それと同じくらい池の底のルアーを拾いました。
なんとかチャドー1本釣れたので、バラマンディやキャットフィッシュと高望みせず、この日はこれにて終了。
サイアムで推しの俳優のイベントがあったので、急いでバンコクに戻りました。
というわけで、1日楽しめた、PILOT111でした。
絶対また来ると思います。
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