魚皮やスキン、フラッシャーなどと一体になったサビキ針を使ってアジやイワシなどを釣るサビキ釣り。
手軽に釣れる入門用の仕掛けとして人気のサビキ釣りですが、波止から筏、船釣りまで幅広く楽しめる釣りです。そして、【つりつりタイランド】でも何度か紹介したように、タイでもサビキでアジ類を始めとしたいろいろな魚がヒットします!
日本では釣具店ですぐに購入できるアミエビ(ジャミ)がタイではなかなか手に入らなかったのですが、現在は手軽に使えるアミエビ『アミ姫』(マルキユー)がタックルベリーで販売されていて、日本と同じコマセカゴを使ったサビキ釣りも可能。
そこで、サビキ釣りの基本仕掛けや基本的な釣り方を紹介します。
アジ系以外の魚もヒットするのでぜひ試してみてください。
基本的なサビキ仕掛け(ウキなし)
ウキを使わないシンプルなサビキ仕掛け。小型魚を釣るのに適しています。道糸を市販のサビキ仕掛けに結んで、下カゴや上カゴとオモリを付けるだけなので初めての人にもセットしやすい仕掛けです。
下カゴ式と上カゴ式はどちらもよく釣れます。ただオモリとカゴがひとつになっている下カゴ式の方がよりシンプルです。
ウキサビキ仕掛け
仕掛けの上にウキをセットしたサビキ仕掛け。遠くに投げたり、潮に乗せて流しながら広範囲を狙えます。ウキやカゴもセットになったサビキ仕掛けもあるので、初めての時はそれを使ってみるのも良いです。
同じタナ(水深)を確実に狙え、ウキの動きで初心者でもアタリがとりやすい仕掛けです。
サビキ仕掛けの釣り方
下カゴ式のサビキ仕掛けは狙いのタナまで沈めたら、仕掛けを数回上下に動かしてアミエビ(マキエ)をカゴから出します。
上下させた後に、エサの中にサビキ仕掛けが入るように少し下げるとヒット率が上がります。
ウキサビキでは、仕掛けが馴染んでウキが立ったあとで竿を1〜3回あおってカゴからエサを出してアタリを待ちます。
上カゴ式も同じく上下させます。こちらは上から沈んでいくエサの中にサビキ針が入るようにします。
しばらくしてアタリが無ければ、もう一度竿を上下させてエサを出して、それでもアタリが無ければ回収。エサを再度詰めて投入しましょう。
特に釣り始めは魚を集めるために、手返しを早めます。
タナ(水中での仕掛けの位置)も重要。アタリが無ければ大きくタナを変えます。
サビキ釣りのアタリ
サビキ釣りのアタリは竿先が引かれたり、ウキが沈んだりとわかりやすいのですが、逆にウキが浮き上がったり、竿先が戻ったりする場合もけっこうあります。
アタリと思わず放置していると、掛かった魚が暴れて仕掛けが絡まることも多いので気をつけてください!
アタリ① 魚が潜ったり横に走った場合
一般的なアタリは穂先が下や横に引っ張られたり、ウキが沈みます。
アタリ② 魚が上に走った時
サビキ釣りの場合、魚が下でなく上に走ることもよくあります。仕掛けの重さで曲がっていた穂先が上がったり、立っていたウキが浮き上がって横になるのもアタリなので、軽く竿を立てて仕掛けを一定速度で巻きましょう。
船釣り仕掛け例
船から深場を狙ったサビキ釣りの仕掛けの一例です。
船から深場の良型を狙う場合の仕掛け例です。カゴオモリやオモリは潮流の速さや水深で変更します。筏からもこの仕掛けでも狙えます。
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