2021年12月11日に、タイ北部・チェンマイの「ボーケー釣り堀(บ่อตกปลา โบเก้)」で第2回目となるマルキユー延べ竿イベント(釣り大会)が開催されました。
前回大会の対象魚はティラピア等のタイの釣り堀での一般的な魚でしたが、今回の対象魚はクルシアンカープというフナ属の魚になります。
このボーケー釣り堀はタイで数カ所しかないクルシアンカープしかいない釣り堀になります。
今回の大会ルール
使用できる延べ竿の長さは2.4〜3.9m。
2本針仕掛けで、針はカエシ無しのスレ針のみ使用可能。
使用できるエサはマルキユーの『バラケマッハ』と『グルテン5』、チェンマイの釣具屋さんで配合しているハイグレードエサの3種類。
エサの使用量上限は『バラケマッハ ミニ』1袋(320g)と『グルテン5』小袋2袋(72g)、ハイグレード200ccでした。
今回は釣れた匹数ではなく、釣ったクルシアンカープの総重量で順位が決まります。
大会状況
もともとチェンマイはバンコクより涼しい気候なのですが、イベントの数日前から急に冷え込みが厳しくなって魚の活性が下がっているとの話がありました。
実際イベント当日の朝は気温が16度まで下がりました。普段30度以上の気温で過ごすことが多いタイでは、かなり肌寒く感じられる気温です。
延べ竿のウキ釣りは、気温や水深によってウキの種類を変えるなどの楽しみはあるのですが、これだけ急に気温が変わると選手の調整も大変だったようです。
そんな中、4.64kgの重量で優勝を決めたのがジャック(KK Team)選手。2位には270g差で第1回大会の優勝者・今西選手が入りました。
《大会結果》
優勝 ジャック選手(KK Team) 4.64Kg
2位 今西選手 4.37Kg
3位 マイク選手 2.61Kg
同大会は2022年は回数を増やして各地で開催予定とのことです。ルールや対象魚は会場によって異なりますが、気軽に参加できるイベントなので次回参加してみてはいかがですか?
大会の開催概要が決まったら、つりつりタイランドでも紹介予定です。
また、FacebookのマルキユータイランドFC(ตกปลา มารูคิว ไทยแลนด์ fc)にも掲載予定とのことです。※新型コロナなどの状況によって予定されている大会が延期・中止になることもあります。
2022年度のイベントスケジュールにもボーケー釣り堀があります。
チェンマイ在住の方やチェンマイに旅行がてら釣り試合に出てみるか という人はボーケー釣り堀をチェックして下さい。
延べ竿のヘラブナスタイルの釣りに興味がある人もぜひ。
大会ギャラリー
左からボーケー釣り堀オーナー、主催者 PY Tackle GROUPのペック氏、今西選手、協賛のFamily Fishing Thailandさん
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