シーナカリンダムの雷魚釣り 2021年2月26~28日編 (その2)

神奈川県箱根町で育ち、中学~大学のころは芦ノ湖のブラックバスやマスたちと戯れる。その後、伊豆七島方面でカジキのトローリングにはまり、30代後半で南国タイへ。そこで出会った淡水の雷魚やナマズ、海ではアジと戯れる現在・・・

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その1はこちら

 

二日目の朝は、寒さで目が覚めた。

寒い、無茶苦茶寒い。

T-シャツ1枚で寝ていたが、パーカーを引っ張り出して着込んでまた寝る。

 

しかし、暫くすると周りは明るくなり、奥さんは朝食の用意に取り掛かっている。

仕方なく起きて歯を磨く・・・

 

さあ、今日も元気に釣りましょう!

兎に角頑張って出撃!

日が昇れば温かくなるさ。

そんな時間に、いきなり水面を割って2.7kgがガツ―ン!

 

朝日とチャドー

朝日とチャドー(プラーチャドー=ジャイアント スネークヘッド)、かっこいいぜ。

 

9時ごろになると、温かいどころかクソ暑い。

温度差20℃ぐらいあるんでないかい?

そんな時間に、いきなり水面を割って5kgがガツ―ン!

プラーチャドーを持つ油売り

きれいな魚体ですね~。

 

なんかもう満足気分!

早いけど、お宿へ戻ってビールでも飲みますか。

 

クーラーボックスからビールを出して、つまみを選ぼうと思ったら・・・

袋は破れ、つまみが散乱しとるではないか。

コテージ 荒らされる

 

陸から離れた水上コテージ、犬や猫、ゾウも虎も来れる訳がない。

こんなことをするのはあいつしかいない。

そう、黒くてカー、カー鳴くあいつ。

こんな所で、カラス対策をしなければならないとは・・・

 

お昼ごろには皆さん戻って来た。

タカちゃんは、またもやカスープ。

チャドーを掛けたが、あまりのパワーになすすべなくバラしたとか。

タカちゃん カスープ

 

ケンちゃんはチビチャドーを、自作のルアーで釣ってご満悦。

 

ヤッジーは、良いサイズのカスープをゲット。

これはキープして、今晩のおかずにすることに。

タイランド カスープ

 

美味しい昼食、そしてお昼寝をして14時過ぎに再出撃。

のはずが、私とケンちゃんの船頭さんがどこかへ行って戻って来ない。

正直、私は午前中に2匹釣っているので余裕だけどね・・・

 

15時に2人がボートで戻って来た。

ケンちゃんは早速出撃。

我々も少し遅れてLet’s Go!

 

少し風が出て来たので、風裏になる対岸のワンドでキャスト開始。

すぐにチビチャドーが出るも乗らず。

 

しばらくすると、山陰に陽が入り少し涼しくなった。

そんな時間に、いきなり水面を割ってドカーン!

全身を水面から飛び出させてバイトして来たので、魚体がはっきりと見えた。

朝の5kgよりデカイ。

船頭さんも同時にそうつぶやいた・・・。

それを証明するように強烈なひき。ラインを出される。

立ち木に絡まないように、うまく誘導して開けたところで勝負をかける。

船べりでの下への突込みがスゴイ

ロッドはリールのすぐ上まで水中に没する。

そんなことが3度、4度と続くが、私の華麗なるロッドさばきで相手も徐々に上がって来た。

素人さんではこうは旨く行かないよ、へへへのへっと粋がるも、実は余裕などあるはずがない。

早くネットで掬ってくれ~、と心の中では叫んでいるのであった。

思いが通じたのか、うまいことネットイン!

7kg。こいつは重たくて普通には持てないぜ!

で、膝に乗っけてパチリ。

大型 チャドー ジャイアントスネークヘッド

 

船頭さんも一緒に、はいポーズ!

ジャイアントスネークヘッド プラーチャドー持ち

日はまだ高いが、帰りましょう、帰りましょう。

皆さんからの罵声を浴びるの覚悟で帰りましょう。

 

今宵は私がヒーローだ~~~!

まあ、ある意味ヒーローだったんですけどね、ケンちゃんがこれを釣るまでは。

 

コブラスネークヘッド ケンちゃん 釣る

コブラスネークヘッド。

タイの中でも生息地は限られている。

このシーナカリンダムでも、今回行った上流部にしか生息していない希少種。

私はまだ釣ったことが無い、あこがれの魚!

 

やはり主役はケンちゃんであった!

で、夜は釣った人も、釣れなかった人も盛り上がる。

 

そう言えば、夕方にミミズ餌でアジアンレッドテールキャットフィッシュを釣りましたよ。

アジアンレッドテールキャット 赤ちゃん

かわいいでしょ!

 

そして、2日目の夜も更けて行くのであった。

つづく

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