(サームルワイ船Jr、過去の釣行時の写真です。)
テッチャンです。
今回は、初めて「一緒に書きたい」ってコウちゃんにお願いしたんです。
(以下、テッチャンは青字でちょこっと登場)
今までバンサイのサームルワイ船に乗った事あるみんな。
コウちゃん、ケンちゃん、ツボさん、やっちゃん、油売りさん、MOTO編集長、横前さん、ザキオカさん、梅ちゃん、にっしゃん、タクちゃん、今西さん、隊長、ともちゃん、マモさん、ヨッシー、トミー・・・ そしてこの船を紹介してくれたナベちゃん・・・今回は見て涙。
コウちゃんです。
さて・・・本題です。
29日私には1ヶ月ぶりのバンサイ(ブッコミチヌ釣行)ですが・・・
ヤッちゃん、ケンちゃん、テッチャン、コウちゃんの4名で出撃の予定でしたが・・・、
前日ヤッちゃんが体調不良で不参加と言うことになり・・・
「ありゃぁ〜〜〜こりゃ沈黙の釣行だわ!!」って話してました。
本日の潮です。
当日6時集合バンサイ桟橋・・・
一番乗りな私・・・・
相変わらず桟橋からの朝焼けは良いねぇ〜〜〜
って所でサームルワイ船長登場!!
この日もJrは居ない・・・
そして、サームルワイ船長が涙目で「コウちゃんさん!!」
って・・・・
「おぉ〜〜〜サワディーカップ親父さん!!」と挨拶したところで、
行きなり親父さんが切り出した・・・
「Jrが死んじゃった・・・」って・・・。
「えぇ〜〜〜〜」
「どうして???」
「事故なの???」
「いや・・違う・・悪い物を飲んだ(?)」と・・・
すみません・・・そう言うタイ語はわかんないです・・・(日頃使わないので・・・)
原因は分かりませんが何かを飲んで急死だったようです・・・。
いきなりの訃報でした・・・。
何も言えないです・・・。
毎回おバカな会話しながらゲラゲラ釣りをしてたのに・・・。
親父さんと喧嘩もしてましたが、阿吽の呼吸と微妙な連携で船を付けてくれたり・・・
仲の良い親父さんと息子だった・・・・。
ご冥福をお祈り致します。
と言うところでケンちゃんとテッチャン到着
直ぐに訃報を伝え・・・しばしの沈黙・・・
「・・・とりあえず・・・釣り行きますか・・・」
この日は波も風もなく時よりウネリの入る天気。
しかし・・・ココ連日の雷雨のお蔭で水質はかなり悪そう・・・。
所々で小魚の群れは居るんですが・・如何せん水が悪い・・・。
この日は8時頃に引き一杯ですので悪いのは仕方ないんですが・・・明け方まで降っていた雨で濁りはMAX
40分位掛けて最初の杭へ!!
良い感じなんですがアタリがない・・・かなり沖まで出てるんですが矢張り濁りが結構入ってる。
30分程度粘りましたが移動!!
次のポイントでテッチャンに!!
海底の残骸が・・・。
餌を付け直して
ずーなま〜〜〜〜(海のナマズ)
ケンちゃん(ズーナマ先生)より先に・・・
親父船頭さんに「危ない危ない!!」って言われて、釣れたナマズを床に置いたら跳ねる暴れる!! で余計に危ない・・・。大変です。
その後、音信がなく移動!!
ココで親父船頭さんに良いアタリ!!
なんかよく引く・・・
私が冗談で「ナマズちゃう???」って言うと、「多分ナマズ・・・」って・・・。
(いつもはJrがランディングするんだけど・・・)
(サームルワイさん自らランディング)
強烈にデカイナマズでした!!
その後転々と場所を変えますが魚からのアタリは遠く沈黙が続く・・・・
お昼も近くなった頃・・・
テッチャンに再度!!!
ずーなま〜〜〜〜来ました。写真撮ろうと思ってたら、中乗り君がさっさとフラシにしまっちゃいました・・・。
で、、、13:30まで粘りましたが・・
全く釣れる気がしない・・・
「そろそろ帰ろうか?」
って・・・言い出した私ですが・・・
ケンちゃんが、「ダメェ〜〜〜! 14:30まで!!」って事で
1時間のO/T決定!!
頑張りましたが・・・・・沈黙・・・。
ケンちゃんと私はノーフィッシュでした・・・。
という事で帰ります・・・。
お疲れ様でした・・・。
それにしても・・・「Jr〜〜〜〜〜」
寂しい沈黙の釣行でした・・・。
では、皆さん今回は此位で・・・。安全装備で安全釣行!!!
「Jr!!次は釣るぞ!! 待っててね!! また来るから」
2020年8月14日、私の釣り仲間サームルワイJr が亡くなりました。
本当に残念です。
初めて会ったのは2016年12月3日。それから3年半とちょっとの付き合いでした。
私にとって、タイ人で唯一の釣り仲間であり、ライバルでもあった。
そして、タイランドでのチヌブッコミ釣り、ボートキス釣りの先生。
蟹餌の付け方も、今やってる針の結び方も全部Jrに教えて貰った。
本名すら知らない・・・でも友達だよね。
Jrだって、僕の名前最後まで覚えられなかったでしょ(笑)
言葉は通じなくとも、いつもお互い笑い合い、楽しい時間を作ってくれた。
「ありがとうね」って軽い気持ちでいつも接してたけど、本当はすごい感謝していた。
ちょっと早すぎるけどここに書いておくね。
Jrへ
突然の事でびっくりしちゃったよ。
一緒にお魚釣りした日々を僕は忘れないから。
笑いあって、罵り合って。「このやろー!」って思った事もあった。
異国での仕事のストレスも、週末あなたと遊んで解消できたよ。
もっともっと一緒にお魚釣りしたかったよね。
これからもお父さんとは一緒にお魚釣りさせてもらうからね。
今まで本当にありがとうね。
そして今までの勝負は引き分けって事にしておこう。
ちょっとJrの思い出の写真貼らせてもらいます。
珍しく2人ともフェイスマスクを外してる。これはフカセ釣りに行く時に渡船としてお願いした日。
以前は、キャストミスして筏に仕掛けが絡まってしまった場合、この折れたサーフボードで仕掛けの回収をしてくれた。写真は、あまりの貧果だった為、牡蠣をお土産にもらった時。
Jrに初めて釣らせてもらったチヌだよ。
この、お魚さんの目を隠す持ち方。この親子はこのように持ってたね。
海蛇にビビりまくり。そんな時でも針を外してくれた。
コウちゃんとTシャツの色がおそろの日
多くのタイ人なら嫌がるんだけど、小さいチヌはリリース。
竿が曲がるとすぐにネット持ってきてくれた。チヌじゃないと「あちゃ〜」って全身で残念がる。
キス釣りで、ハリスカッターの犯人を釣り上げて説教中。そして優しくリリース。
後半で登場した海毛虫「ブン タレー」を手掴みで針に付け、やっぱり痒がる。
お互いたくさん釣ったよね。今日はどっちが多く釣ったって言い合いながら。
船の上を走り回り。
本当にいつも楽しそうだったよな。
Jr、楽しい思い出しかないよ。
帰港時のJrの特別席。いつもそこにいたね。
でも、空席になっちゃったよ。
Jr、またね。
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます。
以上、テッチャンでした。With my deepest sympathy krub…
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