皆様、こんにちは。私「テッチャン」はタイランドでお魚釣りを楽しんでいる一人です。
今回は、2020年5月9日、10日の2日間のバンサイでのチヌブッコミ釣り後編をレポートします。
昨日、船頭親子が2人で7匹のチヌを釣り上げた新たな餌「ブン」。
また2日連続で船に乗る私にとって、ブンの本当の実力を確認するいいチャンス。
昨日の暑さで身体はボロボロ、だけど朝はちゃんと起きて元気に出発。
メンバーは、コウちゃん、ドツボさん、やっちゃん、テッチャンの合計4名。
同乗するのは、サームルワイ船頭、Jrの2名。
今日の潮はこんな感じ。 まあ昨日と同じ感じだよね。
朝から下げ続け・・・朝一番にどうにか釣って、そして午後位から期待できるかな?
夜間外出規制の為、早朝の移動にも影響が出ています。
コウちゃんのバンサイ到着時間に合わせ、6:15にバンサイ桟橋に集合、出船となりました。
今日も暑くなるのは覚悟出来てる。そして、今日もどうにかチヌを釣ってやるのだ。
昨日と同じく、アンシラーの沖堤防を左に見ながら、岸寄りのミドリイガイ筏を目指します。
ちょうど満潮を迎えた後。
水深がかなりあり、通常だと見えている筏の横棒や障害物が全く見えない状態。
恐る恐る安全な場所にキャストして、このいい時間を逃したくない。
もう第1投目から攻めまくる私。
「ドーン!」へへへ、このテッチャンが本日のお魚一番ですよ〜!
ふう、チミか。
ゴンズイ、しかもスレ。
そしてギマ。
凄まじい数の小アタリの正体は君だね?
そして・・・
この朝の良い時間、やはり竿を曲げたのは船頭親子のJr。
昨日、初めて見た「ブン」という餌。
相変わらずすごい!と思っていると・・・
あれ? チヌじゃない。
プラードゥックタレー(海ナマズ)だ。
Jr「今日はブンが手に入らなかった」「ブンさえあればこんな事にならないのに・・・」
やっちゃんがJrの話を聞いていると、事あるごとに、
「ブンさえあれば・・・」「昨日はブンがあったから9匹釣れた」・・・と、そればかり言っていたらしいw
そのブンとは・・・海毛虫(ウミケムシ)。
丁寧に言うと、ブンタレー(ブン=毛虫、タレー=海)。
〜ここより昨日の話〜
お写真は閲覧注意だよ。(嫌いな人は嫌いだと思いますんで)
では・・・
どうぞ・・・
ぎゃああああああああ!w
タイランドでは、場所によっては昔から魚の餌として流通しているらしい。
1匹、2〜10バーツで販売しているそうなんですが、今回のCOVID-19の影響で職を無くした人が採って売っているなんてケースもあるらしい。
ここ最近のバンサイ漁師がよく使っている餌のようです。
この日に1人で60匹(60キロ?かもしれない・・・)釣った船頭がいたそうです。
ナイフで半分に切り、針に巻くように付ける。
切りたてのブンを投入した後のアタリの数はすごい。
Jrはグローブをする事無く、つかむ部分を見極め、素手でさっと手にし、切って針に付けてくれる。
そして私たちには、「これは触ると、カーンマクマーク(めっちゃ痒い)だからな」と。
そういえばギギ、ゴンズイ他、対応は全て素手。
(そうだ、今年の船頭とJrへのクリスマスプレゼントはグローブにしよう!使わないかな?)
〜以上、昨日の話でした〜
そう、今日はブンが無い。Jrはそれが残念でならないらしい。
と言うのも、船頭はどこかに電話しては「ブン」を持っていないかきいている。
この後Jrは、事あるごとに「ブンさえあれば・・・」を連呼する1日となった。
さて、気を取り直してお魚釣り続けましょう!
この日のコウちゃんの仕掛けはみんなと違う。
朝から怪しい動きでお魚さんを魅了。
剛竿で鯵を釣る。
うん、この仕掛けだと底から上まで狙えて楽しいかも!
(仕掛けの紹介は、今後バンサイの記事でコウちゃん本人がすると思いますので省略す!)
今日も太陽は本気モード。
それに加えて、お目当てのチヌが釣れずで体力が消耗していく。
事前に、かなり暑い1日になりそうだと伝えたところ、マイパラソルを持参、移動中にはいいね。
今日も一気にミドリイガイ貝筏まで来て、そのあとバンサイ桟橋付近の牡蠣筏方面に釣りながら移動。
ドツボさんにギマ。
立て方違ってっぞ!w
ちょっと前から魚の切り身餌だけではなく、活蟹の準備もお願いしているのは、実はこのギマも釣りたい為。
魚の切り身ではギマの反応は薄い。
それにしてもさ、ギマ愛ですぎだぞw
そんなギマを手の上に乗せてご満悦のやっちゃんの竿が曲がる。
船中1匹目のチヌの期待も虚しく、釣れたのはナマズ。
ん〜、残念!(船頭親子はゲーンソムを食べたいから大喜びだけどね)
ナマズは釣れるがチヌは釣れず。
場所移動したその時、私の横であの男がやったよ。
おっ!
船中1匹目のチヌはこの男・・・
ドツボさんである!(コウちゃんは魚を持つ係で登場)
ここで言っておきますが、コウちゃんもチヌを釣ったんですが、超光速巻き、超光速回収、超光速収納。
写真を撮るチャンスがありませんでした。
カメラ担当泣かせです・・・
今度はやっちゃんが竿を曲げている。
なんだよ、前の2人は絶好調だな・・・
後ろからネットを持ってくるJr。
ただ何かが違うのか、Jrは上がってきたものを見て「あちゃー」と言ってその場を離れる。
何が上がってきたんですかねえ?
写真からもわかるように、日差しがどんどん強くなり辛い状況となってきました。
そして眠りのコウちゃんの登場かと思ったんですが・・・
船頭がチヌを釣り、眠らずのコウちゃんに急遽変身しました。
なお、このチヌが一番大きく、37センチでした。
焦るテッチャン。
ちょっとでも違和感あったら、どんどん掛けていくよ!マジで。
「どりゃー!」
もう全部釣り上げてやる!
その気持ちを神様は汲んでくれた。
「ドーン!」
へへへ、小さいけどチヌですよ〜。ナンヨウチヌですよ〜。
なんかめちゃくちゃ綺麗な子だ。
こうなると何事も早いよね。
「ドドーン!」
ナマズ・・・けどど、やっぱり活蟹でのお魚釣り最高!
そして小振りだけど何匹かハタも釣れちゃったり。
ちなみに、このハタのお名前わかる方いましたら教えてください。
やっちゃんには小振りなマテアジ。
本当に暑くなく、心に余裕があればここで小さいメタルジグで遊ぶんだけど・・・今日は無理。
コウちゃんナマズ。
ナマズタックルでナマズ・・・・100点!
そして、最後のポイントへ。
潮の流れの関係で、私たちの居る船首が筏から一番遠い場所に。
最近、近くにしかキャストして無いからちょっと遠い方が楽しい。
一人凄まじい気迫で船尾に移動「絶対に釣ってやるんだ!」
いいぞいいぞその感じ。頑張れ!
ただどうしても空気の読めない・・・
あいつがやらかしてしまうわけですよ。
(まるで編集長のように・・・)
ほい!テッチャンがチヌ追加〜、これまた小さいな。
と、リリース。限りある海の資源を大切に!だよ。
結局、Jrは最後まで「アレさえあれば・・・そう、ブンさえあれば・・・」と、暇さえあれば言っておりました。
でも最近楽しそうだな、私もあなたとお魚釣り出来て楽しいよ。
最後はドツボさんとイチャイチャしながら下処理。
船中でチヌ7匹、ハタ3匹、ナマズ5匹、他にガマアンコウやギマなど釣れて楽しい釣行となりました。
今日も1日のお付き合いありがと~! ほいっ 「パチリッ!」
どうせ誰もカメラの方向かないの分かってたから、私も向かない。はい、拗ねてます。
ということで、今回参加の皆さんは1日、私にとっては2日間のバンサイでのチヌブッコミ釣りはこれで終了。
今回、バンサイの新たな餌である海毛虫の登場に、今後の釣りがますます楽しくなる予感。
あーそうだ、2日連続だったら、バンサイに宿探して泊まれば良かった。
バンサイの夜、一人でドキドキしながらの夜。
なんかワクワクするわな。
本日のタックル
メインタックル
リール:HRF PE SPECIAL 7.3-TW(ダイワ)
ロッド:某鯵竿(ダイワ)
ライン:PE 2.0号 ショックリーダーナイロン30Lb
ハリス:フロロ5号 オモリ:中通し8号(状況に応じて追加)
針:伊勢尼13号
サブタックル
リール:ZILLION 1516H(ダイワ)
ロッド:某イカ竿(ダイワ)
ライン:PE 1.5号 ショックリーダーフロロ25Lb
ハリス:フロロ5号 オモリ:中通し8号(状況に応じて追加)
針:伊勢尼13号
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます。
以上、テッチャンでした。cheers!
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