運転手さんに「日曜、朝早く行こう」って約束してそそくさと出掛けたんです。
しかし……、魚釣りはそんなに甘いモンじゃない。惨敗……。
スピナーベイトでアタリは出たんですが、食わせ切れ無かった……。
「アレ? ラパラちゃうやん!!」と思われたでしょう。あれだけラパラ話を振っててですから……。
実はTOUR Fishingさんにはスピナーベイトも売ってました。(多分ですが、バスプロショップスさんから購入してそれを売ってた人が居たんでは無いかな?)
最初に行った池は天然の池にオーナーがバラムンディーを趣味で放流して釣らせてるんで、まぁ~~~天然。
水没した木も有るし、水位によっては草も冠水してる。で、船が有る訳じゃないので陸っぱり!!
そこそこの足元の装備が無いと奥まで行く事が出来ないんです。
その当時そんな装備売ってる分けもなく、スリッパでは退散せざる終えませんでした。
その頃はアマタナコン工業団地にお客様が多くて、それも朝一で打ち合わせ、なんてザラでした。
何箇所かお客さんを周って、「昼前に飯にしよう」って運転手さんに提案。
当時はSIAM TOYOTAさんの前に池がありました(今はガソリンスタンドになってます)。
その池にアハンタムサン(食べたい物をオーダーすると作ってくれるお店)が有り、そこで食事する事に
ローカルのお店ですので、まぁ~~~汚いんですが、当時はそんな事に拘ってたら食事出来ませんでしたから。
でも店のオバちゃんは親切で、「池の上の小屋で食べたら」って。
他にお客さんはいなかったのでどこでも良かったんですが、「池の上のほうが涼しいよ!!」って言ってくれるので、小屋で食事する事に。
確かに風が通って涼しい。
で、食事してボ~~~ってしてたら、釣り人がウキ釣りで何か釣ってるんです。
運転手さんと、「何が釣れるんだろぉ~~~?」って話しながら食事してたら、釣り人にヒット!
結構引いてるな〜と見てたら、ジャンプ! そしてエラ洗い!
えぇ~~~!? 一瞬バス??と思う様なファイト
寄って来た魚をタモで掬ったら、バラムンディ~~~~じゃないですか!
灯台下暗し・・・。
なんと、週に2~3回通ってるアマタナコンでバラムンディーが釣れるとは!
取り敢えず運転手さんに、
「エサは何を使ってる???」
と聞かせに行って、「さて、いつ来るのが良い?」と考えてました。
次回の打ち合わせの時は、早朝に来て釣りした後でお客さん回ろう! と計画(悪巧み?)。
その池は足場が良いのでスリッパでも問題ない!!
もちろん、お客様の所へはスリッパでは行けないので、着替えと靴は車に積んでおいてとか。
それからその池にはよく通いました。
ちなみに餌はクズ鯉でした。
釣り人曰く、「赤色の鯉が良い」ということでした。
で、そこで釣れるのをTOUR Fishingの奥様にも教えて、
その頃、TOUR Fishingさんもルアーでの釣りにはまって色々探してたみたいです。
で、休日も平日も通いました。
一応その池は釣った魚は買い取るのがルールだったんですが、何とかそこは、「1匹は買い取るからその他はリリースさせて」と、お願いして何とか了承してもらって。
だって、120バーツ/kgですから。2~4kgの魚5匹も釣ったら偉い事です…。
そんなこんなで皆さんがそこで釣ってるのを雑誌記者のダムヌーンさんが聞きつけ、
「KOJIさん(私のことね)、写真無いか? 本で紹介するから是非写真くれ!」って言われて渡したら、
なんと、本の表紙を飾っちゃいました。
メッチャ若いし、細いし。笑っちゃいますよ・・・この写真!!
ちなみにこの雑誌には3〜4回紹介されました。
何と、釣り雑誌なのに結婚式の記事まで出てしまいましたよ……。
で、この写真よく見ると、ダイワさんが喜ぶような道具使ってるんです。
竿は昔のファントム? インターライン出始めのベイトロッド。
確か西山徹大先生がオーストラリアへバラムンディー釣りに行った時に使ってた物だったかな?
リールもダイワのファントム? チームダイワ?
この時はラインもPEなんて無かったのでナイロン14lbとかでした。
なので切れました!!!
ラパラガンガン切られました…。
その後・・・TOUR Fishingさんにスパイダーワイヤーが入荷。
しかし、PEでノットを組むとインターライン使えないので、その後はスピニングタックルになったんですよ。
で、その頃のことを知ってる皆さんは、こう思うでしょう。
「なぜ、7Seas(セブンシーズ)に行かなかった?」って。
もちろん当時からお店は有ったんです(その頃は旧ブンサムランの中)。
ただ、私が知らなかった……。ブンサムランには2度程は行ってるんですが、ひどい人混みで…。あの人混みの中で、あのデカイナマズが釣れる気しなくてあまり興味なく。
で、ブンサムランの中のあの釣具屋さん(もちろん7seas)は、ナマズ釣り用の道具を売ってる店だと勝手に思ってて行かなかったんです。
という事で、私のタイでの釣りはこんな風に始まったのです。
圧倒的に文字ばかりですみません。
さて、いつになったら釣りに行けるようになるんでしょう? それまではみんなでじっと我慢で耐えましょう。
では皆さん又次回。今度は、何もかもがみな懐かしい……( ̄ー ̄)ニヤリ
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