乾季に入ったタイランド。
乾季になると風向きも南から北へと変わり、朝夕は気温も少しは下がり過ごしやすくなってきました。
そんな中、久々にシーチャン島周りへアジ釣りに行ってきました。
潮はこんな感じ。
だらだら~っと下がって、お昼前に潮止まり。
初心者でも海底を捉え易い状況と言えます。
こんにちは、油売りです。
話は数週間前に遡る。
バンコクで、ハギーと私含め数人で飲んでいると、そのメンバーの女性2名が「釣りに行ってみたい」とリクエスト。
よっしゃ、よっしゃ、おじさん達がお魚を釣らせてあげるからね。
と、酒の勢いで決まったのが今回の釣行であった。
しかし、引き受けたのは良いが、翌朝酒が抜けるといくつかの不安が・・・。
早起きは出来るのであろうか、船酔いは大丈夫だろうか等々が頭をよぎる。
まあ、出たとこ勝負だな、と開き直り私の頭の中だけで勝手に「タイで日本人釣りガール育成プロジェクト」がスタートしたのであった。
朝は心配することも無く、女性2名は4時過ぎのお迎えにもちゃんと起きて合流成功。
途中コンビニに寄ってアオウドム港へ。
最近は陽の明けるのが遅くなって来ているので、6時前に到着したらまだ真っ暗。
6:20出船予定だが、船長がまだ現れない。
空が明るくなったころ、船長出現。
本日の釣り船に乗船すると・・・、暗い内には見えていなかったが目の前に転覆した船が波に洗われている。なっ、なにが起こったんだ・・・
怖くて聞けなかった。
乗船して、大きなクーラーボックスに氷も積み込み準備完了、さあ船長出航しましょう!
しかし、「しばし待て!」と言う。
最初にこの時期は北風になると書いたけど、本日はその北風がかなり強い。
小型船は出港中止、他の港からも出船できないと言う情報が聞こえてくるので、もしかしたら我々の船も出れないのか・・・・。
私「やはり風が強いから様子見ているの?」
船長「いや、頼んでいたオイラの弁当がまだ来ない」
待ちましょう。
ほどなくお弁当も無事届き、シーチャン島に向かってスタート。
アオウドム港からシーチャン島へは、ほぼ真西へ走ることになる。
強い北風は右舷側から大きなうねりを運んでくる。
半端ない横揺れが、島陰に入るまで約1時間続くのであった。
はたして女性たちは船酔いせずに釣りをすることが出来るのであろうか?
さて、ここで本日のメンバー紹介。
未来の釣りガールになるかもしれない女性2名。
KANA & ASUKA。
事前に船酔い止めを飲んでおり、かなりな揺れにも大丈夫だったので一安心。
KANA、ASUKAそして後ろに写っているのが裏方のハギー。
今回初参加のイノーさん。
それに裏方のヒデちゃん(写真無し)と私(当然写真無し)の6名。
ドンブラコ~、ドンブラコ~と揺られまくってシーチャン島南側に到着。
風裏には入ったけど、今度は風が巻いている。
船長がアンカーを落とすが、最初は失敗してポイントからズレてしまった。
再度アンカーを落として釣りスタート。
すると、ぽつぽつとカンルアン(ホソヒラアジ)が釣れて来る。
ここは思い切って、細くて針も小さめのサビキに変えてみる。
すると、その作戦が当たり、KANAが爆釣モード突入。
仕掛けを落とすたびに釣れて来る。
その後ろで、ASUKAもカンルアンをゲット。
お次はASUKAがコトヒキを。
そして、ヤミハタをダブルで。
それもかなり良いサイズ。
やりますね~、釣りガール育成が進みだした。
KANAにはキハッソク。
何を釣っても楽しいね~。
船は何度か場所を移動したけど、本命のマテアジが釣れない。
しかし、それは10時半ごろ大きく移動したポイントで起きた。
うお~、マテアジ祭りだ~~~!
終わってみれば、マテアジ、コトヒキ、モモイトヨリ等、そしてKANA一人で50匹以上は釣ったカンルアンが山盛り。
そう言えば、イノーさんもいたな。
モモイトヨリやマテアジ釣っていましたよ。
顔写っていないけど・・・
と言う訳で、少し早いがお昼で納竿、またドンブラコ~、ドンブラコ~と揺られまくってアオウドム港へ帰ったのでありました。
その後は各自バンコクの自宅へ帰り、シャワーを浴びてさっぱりしてから魚を持ち込んだ「えぞや別館」さんで夕食です。
【お食事編】
大盛りでマテアジのお刺身。
当日釣ったにしては旨味が出ていてGOOD。
ビール、ハイボール、白ワイン、どれとも合いましたね。
続いてカンルアンの唐揚げ。
小さい魚を3枚におろして揚げてくれています。
細かいお仕事に感謝。
このお皿4枚分作ってくれました。
アジと言えばアジフライ。
熱々、ほくほくで超美味。
自家製タルタルソースも嬉しいですね。
揚げ物が続きますが、モモイトヨリ、ヤミハタなどは天ぷらに。
これも、お塩で頂くと幸せな気分に。
日本酒とベストマッチ。
そしてそして、締めはカンルアンの握り寿司。
大きめのカンルアンをお寿司にしてもらいました。
1匹から2かんしか出来ない贅沢なお寿司。
小さいけど、この魚は本当に美味しい。
今回、波は高かったけど、平然と乗り切ったお二人。
KANA & ASUKA、、、あれ、座っている位置が逆になっている。
ASUKA & KANA。
船酔いもせずに、釣りと料理を堪能したようです。
釣りガールへかなり近づいたような気が・・・・。
でもこの二人、生きた魚を触れないんだよね~。(ハギーと私が外し役)
次回(2025年1月)も行く気満々です。
あっ、ヒデちゃんも釣っていましたよ、食事一緒ね。
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