バスボートで走りまわってR&D(Research and Development)なチャドー釣り! 2023年5月/シーナカリンダム

アメリカ・テキサス州と、日本の茨城県&滋賀県でバスボートディーラーを開業。今後、タイランドでもバスボートの輸入販売を展開。
アメリカで培ったノウハウで、タイの怪魚を狙う!

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こんにちは。

つりつりタイランド初投稿のカシケンです。

普段はアメリカ⇆日本⇆タイランドを行き来しながら、あちこちで釣りをさせていただいております。

今回は乾季ラストWEEKにカンチャナブリ奥にある大きなダム、シーナカリンダムに、ここでも有名な油売り先輩とご一緒にチャドー釣りに行ってきましたのでレポートをお送りします。

まず私の自己紹介を少々・・・

アメリカ・テキサス州と、日本では茨城県&滋賀県でバスボートディーラーをやっております。

その関係でタイランドにもバスボートを輸入。

それを利用してチャドー釣りをさせていただいております。

現在タイランドで運用中のバスボート。

米国BassCat製20feetモデル最軽量艇Eyra(エイラ)を、アメリカ→日本→バンコクと移送してきました

すでにタイランドでは延べ16日間、チャドー釣りにこのバスボートで行ってきましたが今回は6日間の予定で行ってきました。

まず初日は朝5時半にバンコクを油売り先輩と出発。

一路バンコク都内の高速を使用して西へ向かいます。

当たり前ですがボート牽引しての走行は注意すべき点だらけ。

もちろん交通マナーの問題もありますが安全第一で移動。

途中休憩とドリンク&氷を仕入れておきます。

バスボート タイランド

ダム近くの定宿には朝の9時前に到着。

シーナカリンダム バスボート

ここで今夕からのボート駐艇場所の確保と、ボートカバーを置いていよいよシーナカリンダムへ向かいます。

このシーナカリンダム、貯水量がタイランドで1番多いとのことで南部から北部まで

ルートにもよりますが約100km近くある大きなダムです。

バスボートは最高速120km程度出るので、この大きなダムを効率よく回ることができます。

でもあまりに大きなダム、また釣り場の詳細情報もないので、過去は本当に場所の把握からどんな場所でチャドーが釣れるのか? まさにゼロからのスタートでしたが、過去10日ほどこのダムでは、すでにチャドー釣りをしてましたから多少は狙う場所はわかっているつもりでしたが・・・

いつもよりも5〜7m程度減水。

おまけに水温が、高いところで32度半のお湯?!みたいな状態。

シーナカリンダムの釣り場

朝一こそ入った場所で、そこそこサイズのチャドーの呼吸やボイルも見かけることができたので期待度大でしたが全然バイトなし

その後、過去良かったエリアを見ながら新規開拓をしていきましたが、本当に大苦戦(汗)

まともサイズは油売り先輩にでたコレだけ。

チャドーを持つ油売り

夜ホテルでGoogle MAPを見ながら翌日のプランを検討。

基本的にアメリカの大きな湖での経験では、Google MAPで地形の変化「ワンドとか岬」などを事前チェックして、当日狙う場所を絞って行くやり方なので最初のうちは苦戦しますが、徐々に釣果上向きになることを狙っています

ホテルにバスボート

3日目以降は前日夜にGoogle MAPでリサーチして現場確認。

これを繰り返しながら徐々に狙う場所を絞っていきます。

乾季最後の時期なので雨は降らないから減水。

ダム湖のバスボート

おまけに天気予報では強風レベル(風速5−10mの予報)だったこともあり、行きたい狙いたい場所が風下などで行けなくて苦戦。

ですが徐々に小さいながらもバイトが出始めてきます

釣れない場所(バイト無いエリアの特徴)を見つけていく作業は、大きな湖で複数日やる時は大切な作業です。

午後遅めに、もしかしたら今のシーナカリンダムはこんな状態なのかな?という手応えも少しはつかめてきました

ようやくなんとなく掴めてきたイメージでやると、朝からバイトはそこそこ出始めてきました。

カスープを釣ったカシケン

良サイズのカスープも登場。

チャドーを釣った油売り

1.5−2kgクラスのチャドーも釣れ始めます。

シーナカリンダム プラーチョン

チャドーの仲間であるプラーチョンもいいサイズが釣れました

狙いは岬周りの沈みモノ(倒木や岩、ブッシュ)などを、バズベイトとクランクベイト狙っていきます。

シーナカリンダムの湖上

ある程度、今回チャドーがつきやすい条件も見つけて、ボートを走らせながら条件にあうエリアでは釣りをする。

その繰り返しでそこそこ釣れました。

チャドーとクランクベイト

でもサイズアップがなかなかできないので少し深いレンジをやると、3〜4kgクラスの反応が出始めました。

良い場所に当たるとバイトは連発。

しかしなかなかフッキングに持ち込め無いというのがこのチャドー釣りの特徴。

今回の1番の敵は「強風」でした。

毎日本当に強風というか時間により「爆風」状態(汗)。

バスボートの機動力と湖上での安定性を活かした展開で狙っていくのですが、流石に複数日釣りをしていると、移動中に目に映る景色が「ここ釣れそう!」から「ここ釣れるわ!」になってきます。

そして最終日のお昼過ぎに狙いが正にビンゴ。

100mほどのエリアでチャドーとカスープが大量に溜まっている場所を発見。

5日間やってきた中で狙う場所が明確なのですが、ここは正に全ての条件が揃っていました。

二人で小一時間ひたすら釣れ釣れモード。

特にクランクベイトへの本能が抜群に良かったです。

チャドーが釣れたルアー

最大は3kgあるかないかでしたがとにかく連発。

チャドーを持つ
シーナカリンダムのチャドー
チャドー ヒット カシケン

チャドーがヒットしたクランクベイトを、横から50cmクラスのカスープ二匹が奪い合う。

カスープ

1個のクランクベイトにチャドーがWヒットなど。

どれだけここにチャドーいてる?のレベルでボコボコ状態。

ジャイアントスネークヘッド

結局最終日、パラダイスに辿り着けたという結果で終了

なかなか今まではチャドーの習性もあまり理解できてないし、情報もない中で毎日釣りをしながら場所や狙い方を絞っていくしかないのですが、今回は間違いなく狙う場所を絞って行けたのが結果になりました。

バスボートならではの機動性を最大限に活用した6日間でした。

また次回シーナカリンダムへ釣行時はレポートさせていただきます。

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