マイボートに同乗 パタヤ沖でジギング&アジ釣り&エギング 2021年9月18日の釣り

タイ在住。餌釣りからルアー、フライまで何でもやってみないと気が済まないバーサタイル釣り好き野郎。タイにチヌを釣りに来た大知昭さんの釣りを見たのをきっかけに、タイでのチヌ釣り(主にフカセ釣り)もスタート。

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タイのロックダウンが解除されたら途端に忙しく釣りの予定が入って来ているコウちゃんです。

 

そんな中嬉しいニュースが!!

『日本帰国時の隔離期間が緩和』!!

タイランドからの帰国者は今まで3日間の指定ホテルで隔離だったのが隔離無しに緩和!!!

コレはいい感じです。

コレでタイ入国時の隔離措置も緩和されれば日本帰国も近い……かも?

 

で、今週は久し振りに釣友のガッちゃんからお声掛りが…。

今回は、「個人所有のスピードボートで釣りに行かない?」って。

 

最初に断っておきますが、個人所有のボートなので政府の遊漁許可は有りません。

通常、私達が使う船は、ほとんど許可を持っています。

モコリー船、バンサイ(サムルアイ船)、M&M船、ワンチャイ船、全て許可船です。

 

今回のボートのオーナーは、元々ラン島等への旅行のお客様(水遊びに行く)人を送迎することを生業にされてたボートチームの一人。

今迄の様に観光のお客様や水遊びのお客さんが沢山居れば良いのですが、今は、ほぼ……0

誰も使ってくれない…って事で、ボートのオーナーに船を譲って欲しいとお願いした所、快諾!!

オーナーも使わない船がいくつも有っても維持が大変でしょうし……。

と、言う訳で譲って貰ったんだそうです。

ジョムティエン ボート

で、その船で釣りに行くので一緒に行く人募集中。その誘いに乗ったのが、ガッちゃんのお友達のタイ人さん(詳しくは下記に)

で、そのお友達から「ガッちゃんも一緒に如何?」

さらにその流れで、「コウちゃんも如何?」

で、「テッチャンも如何?」

ってな具合でメンバーが揃いました。

 

メンバー紹介! まず、今回の幹事さんのタイ人さんで日本語が出来るボーイ君&弟のガク君、この2名と10年来のお友達のガッちゃん。

ちなみにボーイ君はシラチャのサンタラレジデンスにある『海神(わだつみ)レストラン』のオーナーシェフ。

弟のガク君は自動車学校の先生という何とも素晴らしいメンバー!

船長さんのニックネームはレックさん!!

テッチャンと私を加えた総勢6名でジョムティエンから出船となりました。

 

私とテッチャンは同行でAM 6:00にジョムティエン スロープ到着。

ガッちゃん達もその直ぐ後に到着。

荷物を船に載せて、いつものように耕運機でランチング。

この日は中潮で砂浜が見えてましたが、耕運機はガンガン船を引っ張り水辺まで。

水辺でUターンして後ろ向きになって、無事ランチング! すげぇ〜〜〜。

途中で嵌って抜けられなくなったらどうするんだろ? ってヒヤヒヤしてたんですが、全くその気配はなし!

耕運機って凄い!!

 

無事ランチングして出発! 逆光ですがこの赤い服の人がガク君。なお、誠に申し訳ないのですが、ボーイ君の写真はありません……。

この船、送迎用なので日除の屋根がしっかり有ります。

昼寝には持って来いなんですが、船首で釣りしている我々からは船尾で釣りしてるボーイ君兄弟の状況がわからない……という事で、写真がない。

本当にごめんなさい。

 

途中、若干のウネリが有りましたが問題なく船はマンウィチャイ(Manwichai)島の西側で止まりました。

ガッちゃん曰く、実績ポイントだそうです。

この日は中潮で、引きいっぱいが8:30頃で、上げいっぱいが17:00頃。ほぼ丸一日上げの潮です。

で、連日の雨も相まって、海況は良くないかな?と思ってました……。

 

実はダイビングの友人の鍋ちゃんからもSMSでこんな写真が送られてきていました(鍋ちゃんには写真使用の許可済み)。

写真はサメーサン沖の沈船ポイント(釣り船は入れません)でのダイビングの写真。水が濃い目の緑茶色……。

ココはかなり潮が早いポイントで、潜れるとだいたい素晴らしいポイントらしいですが、この所ずっとこんな感じらしく、魚はほとんど見掛けなかったらしい…。

鍋ちゃんのブログ【週末弾丸ダイバ〜ず】

 

で、我々の釣り船の周りでも

場所に寄っては緑色の物体が、どんぶら、どんぶら…。かなりヤバイ感じが満々……。

さて、釣りの方ですが、こんな状況を教えて貰っていたので、用意したジグは太田商店(コウちゃん代表)の無名ジグ60gのゼブラカラー。

それとテストサンプルのスライドン50gオリジナルゼブラカラー(自分で蛍光塗料の白でゼブラ柄に仕上げたもの)がメイン!!

 

さて第一投!!

バラクーダ! 船長さんが釣ったんじゃないですよ。テッチャンが釣ったんです。

200gのジグで…水深30mなのに……。

 

次に私、この日の為にと2日前から塗り塗りしてたスライドン50gオリジナルゼブラで、着底から3シャクリで「ふっ……」と。無い……ジグ取られたぁ〜〜〜。

今回はサンプルジグ「スライドン」とフックのバランス等を出す為にワイヤーは未使用でした。

サワラも回ってるらしい情報だったのでタイの人達はワイヤー使用!!

 

ガッちゃんは落とし込みサビキ! ココ何回かコレが良いのだそうです。

で、20m付近でアジらしき魚が乗るとそのまま少し糸を送って待機!! すると竿先が「グイーン」と! 横で見てても面白い!

おぉ〜〜〜〜女王様!!(クイーンフィッシュだぁ〜〜〜!)

 

さぁ〜〜〜俺も続けとグローゼブラ(夜光塗料でのゼブラカラー)のサンプルをセット!! 全然当らん………何故???

 

では! と、無名ジグ60gの蛍光ホワイトボディにグローでゼブラを入れたものに交換。

着底と思うと、「ふっ」……。着底したジグを一シャクリ上げただけで……。

だぁ〜、マジかぁ〜〜〜

こいつら、蛍光カラーが大好きなのか?

※この塗料はブラックライト(紫外線)を当てると光るものです。色がケイムラとは違うけど、同じようなものなんでしょうか? 詳しくは当日の釣りの後に紹介しています。

 

さて、困った……。持って来たオリジナルカラーは終了!! 残るはグローゼブラと標準カラーのみ……。

この頃より潮が緩く、魚の当たりも遠くなってきたので、「イカ釣り行きましょう!!」って船長が!!

 

ポイントまで1分!! 

アッと言う間にイカポイント! 

で、テッチャンに!!

 

テッチャン2杯目!!

私も何とか1杯釣って、潮が早くなって終了。

 

ココから魚を探して流浪の旅に……。

途中、雑魚釣りしながら、

たまにバラクーダ!! を、釣りながら、いい魚を探して走ります。

 

この日は兎に角「ナムチヨ」=「潮が早い!! 飛び過ぎに早い、滅茶苦茶早い」。

で、さっぱり釣りにならん……。

魚探にはたまに良い反応が出るんですがアッと言う間に通り過ぎる……。

 

ちなみにレック船長さんマナーが良い。いつも咥えタバコなんですが、ポイ捨てなんかしないでM-150 の空き瓶に溜めてる。

で、動きが早い!! 釣ってても操船してても、魚が釣れると飛んで来て魚が上がる頃には釣り人の横に! なので、写真は船長が持ってる写真が多い!!

 

そんなこんなで・・・釣りの方はと言うと、あまりに早い潮なのでアンカリングして釣りましたが、なんと中アジ〜小アジ爆釣!!

魚に恵まれ無かった我々としてはココぞとばかり頑張って「アジ釣り」

 

そんな中テッチャンが!!

ピア=「ヨロイアジ」をキャッチ!

 

私はサビキで変わった魚をキャッチ!

何こいつ? ウメイロ?? 体高が違う? 色が違う?

アオダイ? とも思えるんですが、アオダイは深い水深でヒットする魚。ココは20m…。こんなところにはいないはず。

さらに考えてて思ったのが、「あっ、グルクン(タカサゴ=ウメイロ)ちゃう?」

こんな魚沖縄で釣ったことあるぞ。

でもね…、グルクンって、お腹側にオレンジ色が出る筈なんですが、この子にはそれが無い!! まぁ〜〜〜「この子はグルクン」でいいか! 超いい加減…。

まぁ〜〜〜南洋の魚ですから日本名の魚じゃない事もよくあるし。とりあえず持って帰って試食です!!

(※編集部注/タカサゴに似たこちらの魚はササムロです。沖縄ではこのササムロもグルクン(ヒラーグルクン)と呼ばれることがあるようなので、コウちゃんのグルクン認定も間違いではなかったです)。

 

最後にアジが入れ食いになってたので15:00に上がりましょう!! って言ってたのがだんだん遅くなり、

ジョムティエンスロープの耕運機運転手さんからは「何時に帰ってくるんだぁ〜〜〜」とお叱りの電話が……。

船長さんは、「すまんすまん!!!チョット釣れてて遅くなる。16:30には」って。

 

その後、私は疲れ切って寝てました……。いつの間にか船はジョムティエンに帰り、岸に上げられてました……。

 

結果的にデカイ素敵な魚(コガネシマアジとかサワラとかスギとか)は釣れなかったですが、イトヨリ、コトヒキ、マテアジ、マブタシマアジ、カンルアン、バラクーダ、ヨロイアジ、イカ、グルクン??などなど。

雑魚と遊んだ一日でした!!

 

私はカンルアン11匹、マテアジ4匹、イカ1杯、グルクン1匹持って帰り、テッチャンはイカ2杯とヨロイアジを。

残りはガッちゃん、ボーイ君兄弟チームでお持ち帰り!! 次の日はお店のお魚入荷メニューになったことでしょう。

 

私が持って帰った魚の料理写真を紹介します。

お刺身盛り合わせ。血合いがキレイな身がグルクン(?)。アオリイカは刺身と耳はイカそうめんに!!

 

イカゲソは酢味噌和え。

 

酢じめのカンルアンの手毬寿司。

 

以上が日曜お昼の定食。続いて夜の部。

酢じめマテアジの握り。

それとと完食致しました。グルクン? (アオダイ?)は少し食べるの早かったかも……。もう1日位置いたほうが美味しかったかな?

結構、脂乗っていい味ではありました。身質は柔らかいので長くは置けませんけどね。

 

ジグのカラー(塗料)について

次の釣行に備えて、無くしたカラーのジグを急いで補充しなくては、ということで家に帰って早速、ジグに塗り塗り!

写真アップで見ると結構あらが見えますねぇ〜〜〜

 

今回、私がジグに塗ってたカラーはブラックライトで発光する蛍光塗料です。

使ってたのはこの塗料の白色(東邦産業/蛍光塗料サングロー)。

出典/東邦産業

 

これをジグに塗ったら机にぶら下げて乾燥。グロー(夜光)ではないので電気を消しても発色(発光)しません!!

ただ、紫外線を出すブラックライトを当てると光ります。そんなカラーです。

これってケイムラと同じ効果? だいたい、ケイムラって何? 蛍光紫? ブラックライトを当てて光るものは、身近な処では洗濯洗剤の発光剤、プラスティックバックなどの白い袋の発色剤などなど。人間の目にはブラックライトを当てないと見えないものありますね。(因みに色が見えないのでは無く発色が見えないです。でも、魚には見えてる色なのだそうですが…)

 

ちなみに今回使った塗料ですが、日本では釣具店やAmazonで購入できますが、タイ国内で入手出来ない……。オリジナルカラー作成には、以前にハンドキャリーで少し持って来たものを使ってます。

 

 

今回の釣行後、船を陸揚げした後、テッチャンと荷物を片付けてた時に、”ふと” 思いました。

夕方のビーチに皆さんが結構出て来てる。

少し前は、全く人気が無かったのに、今まではビーチのパラソルや所狭しと止められた車、好き勝手に歩く皆さん。

新型コロナの前には「滅茶苦茶鬱陶しい!!」と、思っておりましたが、こう言う危機的状況の後にそんな風景を見ると、なんか「ホッ」とします。

 

一日も早く今までの様な普通の生活が出来ると良いのですが…。

ではまた。皆さんも安心、安全釣行で!!!

コウちゃんでした。

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