チャオプラヤ川でルアー&ブレッドフィッシング
こんにちは、油売りです。
本帰国したアンドールさんが、仕事の都合でタイに来ると言うので週末は一緒に釣りをすることに。
アンドールさんのリクエストでチャオプラヤー川へ出撃することになりました~。
そこへヤッジーも誘って、「3人で大物釣って、川沿いのレストランで調理してもらおうぜ~」と言う企画です。
さて、アンドールさんをバンコクのホテルでピックアップし、私の車でいつもの桟橋へ。
すでにヤッジーは到着しており、トン船頭も準備中。
前回来た時に、
「船を新しいのに替えてエンジンも大馬力の物を積むから、次から速くなるので遠くまで行けるよ。」とトン船頭が言っていた。(船代を上げるとも言われていたが・・・)
実際桟橋に係留していた船は新しく、エンジンは断然デカイ。
しか~~~し、船小さくね~?
座席3つあるけど、キツキツだよこれじゃ。
エコノミー症候群になりそう・・・・。(笑)
ちなみに前の船はこれ。(船だけの写真がなくてすいません。)
座席の広さだけなら、こっちはゆったりビジネスクラス!
そして、新艇に積んでいるエンジンは、なんとD社の軽自動車用660cc。
ググってみたら40馬力近いパワーだ。
そりゃスピードも出るでしょう。
こうなるともう、旅客機じゃなく戦闘機が近いかも・・・・。
各自、どうにか体を座席に滑り込ませ、いざ出発~。
かと思ったら、トン船頭から「今は水が赤くて良くないからルアーでの釣りはあまり期待しないでね。」と先制パンチを食らう。
タイは今、雨季なので、上流で降った雨が赤土をドンドン川に流し込んでこのような色になっているようだ。
「サワイ(草食系のナマズ。メコン大ナマズに近い種)ならパン餌で釣れるけど。」とありがたいアドバイス。
え~いっ、俺たちぁルアーマンだぜ~。ルアーで釣ってやろうじゃないか!
逆に燃え上がる3人組!
行け、行け~、ルアー投げまくってやるぜ~。
でも、どこへ行ってもお水はまっ茶ちゃ。赤に近い茶色のお水。
たまに、お魚は跳ねるけど、食い気ゼロ! 0! 0! 0!
やばい、このままではレストランの定番、タイ風オムレツしか食べることが出来ない・・・。
でも、俺たちはルアーマンだ、ルアーマンだぞ・・・9時までは。
食パン登場~。
奥の袋が開いているのは、トン船頭が腹減ったと2~3枚食べてしまったから。(笑)
トン船頭指導のもと、各自1本ずつロッドをサワイのパン餌釣り、いやせめて「プレッドフィッシング」と呼ぼう、そうしよう! の仕掛けへ変更。
仕掛けと言っても簡単で、中通しの20号ぐらいのオモリの下に60~70cmのハリス(25~30Lb.)を付け、針は1本のみ。
これに食パンを半枚、あるいは1枚を巻くように付けるだけ。
巻き付ける時は取れにくいように、巻くたびにぎゅ~ッと潰すようするのがコツと言えばコツ。
さて、皆様用意はできましたか~?
では、仕掛けを水の中に入れましょう。けっこう流れが速いので、ラインはすぐ斜めになってしまい底を取るのがちょっと難しい。水深10mぐらいかな。
すると、まずヤッジーにアタリが。
でも食い込まずに放してしまった。
そこで、トン船頭から、「少し送り込んでからアワセろ!」と指令が。
しばらくすると、またヤッジーにアタリが来た~。
今度は送り込んで、しっかりアワセることが出来た。
かなりパワフルなファイト。
やり~、ブレッドフィッシング第1号!
食べごろサイズの2Kgでございます。
そして、次は私油売りの番。
トン船頭の教え通り、アタリの後に送り込んでガツ―ンとアワセることが出来た。
でもそこからが大変。
狭いエコノミーシートでは横向くのも(私の場合特に)難儀。
船の幅が狭いので立ってファイトするのも怖いので、立膝になったり膝立ちになったりと良い態勢を取るのも一苦労。
まあ、それでも流石の油売り、3.2Kgをキャッ~~~チ!
ブレッド2号。
続けてもう1匹。
ブレッド3号は重さも3.0Kgジャスト。
さて、食材も確保したのでレストランへ。
そこで、二人そろっていぇ~い!
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