こんにちはMOTOです。
前回紹介したシーチャン島周辺での船からのタチウオ釣りでコウちゃんが使っていたのがタチウオテンヤ。
『タチウオテンヤ』は、オモリと針が一体になったタチウオ用針。実物はこんな感じです↓
ジグヘッドの巨大版という感じですが、ワームではなくサンマなどの餌を巻きつけて使います。
餌を固定するための針やワイヤーが付いてるのもタチウオテンヤの特徴です。
ジギング中心だったタイでも、今シーズンはタチウオテンヤを使った釣りが流行していて品薄状態だとか!
餌の付け方を色々と工夫されてるようなので、コウちゃんが自分流のタチウオテンヤへの餌の付け方を紹介してくれました。
これからタチウオテンヤを始めようと思っている人の参考になればうれしいです。
では、ここからはコウちゃんに紹介してもらいましょう。
タチウオテンヤへの餌の付け方
コウちゃんです。
タチウオテンヤへの餌の付け方(巻き方)を紹介します。
使っているタチウオテンヤはメジャークラフト『太刀魚道場 舟てんや早掛』の30gです。
実際には餌はサンマの切り身もしくはママカリを付けるんですが、冷凍して有るのでパンで代用します。
餌のサンマとママカリは以下のように下準備します。
・サンマは二枚下ろしで準備(1/4を使用)
・ママカリはお腹の部分をアゴ部分に向かってハサミで真っ直ぐカット(1匹付け)
※写真のパンをサンマの切り身と見立てて下さい。
上の写真のように餌固定ワイヤーは伸ばして準備完了。ここから付けていきます。
サンマを乗せて丸く畳む様に乗せて固定針にしっかり刺す!! ただし針がサンマを突き抜けないようにしてください。
ママカリの場合は1匹を寝かさないで立てて固定。やはり頭側をしっかり固定するように!!
固定ワイヤーを頭側から針のフトコロ側へと巻き付けていくんですが、頭側をしっかり巻き込みます!!
固定ワイヤーを巻く範囲はこのくらいまで。針のポイント(針先)を過ぎてフトコロの中には巻かないこと!!
それと、ワイヤーの最後は何処かへ止ます。
今回は下のアイに通して終了してますが、折り返してアイに届かなければ上側(背中側)で終了でもOKです。
ただし、アイに通さない時は解けやすいので、釣っている時に巻き上げた時は要確認です。
タチウオテンヤ ココが重要!!
針のポイント(針先)を過ぎて巻き込むと、タチウオが餌を噛んだ時に違和感を感じて離し易いです。
それとワイヤーを巻かない部分がヒラヒラする事で水中で自然に誘いが入ります。
釣り終わったら固定ワイヤーは餌固定針に巻いておくと便利ですよ。
ちなみにこの写真は悪い例と言うかタチウオにしゃぶられて、ポイントを過ぎたところまでズレてしまった固定用ワイヤーです。
このように針のポイントを過ぎてワイヤーが有ると、タチウオが餌を咬んだ時に違和感を感じ離してしまいます。
なので頭側をしっかりと巻き、ポイントへ向かうとワイヤーが薄くなるように心掛けましょう!!
上の画像の様にズレた場合、ワイヤーを巻き直すのが釣果UPへの道です。
以上、私のタチウオテンヤへの餌の付け方でした。
タイランドのタチウオの餌
皆さんは餌はどうしてるのかな???
私の使ってる餌についてもちょっと紹介します。
私が使ってるサンマは、ISETAN終了間近の催事の際に安価で入手したものです!!
ママカリですが、こちらは隊長が市場で入手して下さいました。
そして、もう一つ紹介してない餌があります。
それは、「タチウオの尻尾」!!
これがタチウオの餌になるんです!
帰港時にタチウオを処理して帰るんですが、頭と尻尾(肉の薄い部分)を切り落として腹を出してクーラーに入れます。
この時、尻尾が切られて出ますのでコレをキープしておいて、次回の釣行に使うってことです。
さて、この三種類ですが一番良い(魚が興味を示す)のはサンマです。次がママカリ、タチウオ尻尾と言う順番だと思います。
食いが止まってくると歴然と差が出るようです。但しサンマだから釣れる!とも言い切れませんが。
こんな感じです。タイでタチウオテンヤを使う時の参考になれば幸いです。
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