皆様、こんにちは。私「テッチャン」はタイランドでお魚釣りを楽しんでいる一人です。
今回は、2020年9月26日「ジョムティエン出船でのライトジギング釣行」の模様をレポートします。
何年か前の話。
コウちゃんから「EXOSE」という漁礁の話を聞いていた。
EXOSEとは・・・
タイ湾にある沈没船の漁礁。
水深は40m程とタイ湾の一般的な水深と変わりはない。
ただ、昔からタイ人アングラーの間では有名なポイントである。
通常出船するバンサレーから片道約100キロと、船脚の遅い船では行く事はかなり困難。
私は前からこのポイントに行きたく、通常の釣行企画を立てる際も、常にこの事が頭から離れなかった。
そんな時、1艘のボートの写真を偶然目にする。
「こんなカッコイイボートで釣りしてみたいな・・・」
「でも絶対にプーケットとかだろうな・・・」
でも諦めない。
早速、テッチャンの超検索能力を駆使し、このボートの乗降場所を見つける事に成功した。
「えっ?ジョムティエン?なの?」
ジョムティエンとは、パタヤ南隣に位置し、いつも使っているバンサレー港よりも全然近い。
しかも釣行メニューに「EXOSE」の表記(タイ語だけど)発見。
まじかまじか!誰に相談する事もなく、即コンタクトを取り今回の釣行を企画。
「さあ行くぞ!EXOSEへ!!!」
メンバーは、コウちゃん、がっちゃん、ニッシャン、や〜まおちゃん、やっちゃん、テッチャンの計6名。
初のSUPER ZENYA船での出船です。
事前準備は万端、残すは最終確認のみ。
釣行前日14時に釣行可否連絡が来るという事で、そりゃもういい子にしてましたよ。
どうにか行けるように。
プルルルル・・・
「テッチャンですか?残念ですが強風の為、EXOSE釣行は中止とさせてください。」
「その代わり、いいところに連れて行くよ。」
ええぞええぞ!
いつもらしくなってきたぞ。
張り切ってパタヤ沖のライトジギングを楽しみましょう。
当日朝5:50、ジョムティエンのビーチ脇の駐車場に集合。
あまりの近さにその30分前には余裕の到着。
久々の再会に会話も弾む。
釣行前のこのひと時が楽しいんだよね。
ただ、既に風が強く、釣行自体のキャンセルもあるんじゃないの?
そんな話をしていたら、船頭のブーンさんが到着。
それと共に、本日のボートも到着。
うおおおお!かっちょえー!
これはテンション上がるよね、船は綺麗だし、150x2機だし。
全長29ftなんで、お世話になっているMOKOLEY 005号の39ftに比べると短いけど。
6人ならギリギリ釣行可能なレベルかな。
これなら本気でEXOSE目指せるよね。
ビーチを走り、船も無事に着水。
ブーンさんから釣行は問題無しとの判断もあり、ちょっと遅れて6:15無事出船となりました。
本日の潮はこんな感じ。
決して良くは無いんだけど、タイ湾ではこんな日が良い事もあると言われて釣行日確定しています。
出船直後、「あっ!」っと驚かされる事に。
とにかく船脚が速い、今までで一番速いかも。
風と若干のうねりのある中をグングン進む。もう立ってられない状態。
乗船人数的に前方に座らなければならなかった私は、お尻が6つに割れたような感覚。
「ええぞええぞ! お尻の6パックやん!」
と、過酷な時間もようやく過ぎ去り、本日の1つ目のポイントに到着。
約1時間のクルーズを皆楽しんでくれたようだ・・・皆の笑顔が眩しい。
移動中は一切の支度もできない状態の為、準備をして本日のお魚釣り開始。
EXOSE釣行を想定してのタックルチョイスだった為、ややヘビーはタックルは封印。
通常のバンサレータックルで十分。
そんな中一番に竿を曲げたのは、ここ最近の絶好調男、そんなに飛ばして今年一年乗り切れるのか・・・コウちゃんである。
竿が弧を描き、上がってきたのは・・・
いいサイズのイトヒキアジ。
うんうん、今日は良いんじゃないの?
そして立て続けに・・・
ウマヅラアジ。
さすが絶好調男。
見習うとこしかないわ。
私はというと、「スパっ!」「スパっ!!」と歯物にラインを切られる。
良い言い方をすれば、ヨコシマサワラに切られた。
でも普通に言えば、バラクーダだろう。
でもそれは誰にもわからない。はずだったんだ・・・
そんな時、歯物にめっぽう強い男、ニッシャンが犯人を突き止める。
小さいバラクーダ・・・
えっ、やっちゃんも?
これで完全にバラクーダに切られていた事が判明した。
「サワラに切られた〜」とか大騒ぎしなくてよかったよ。
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