雨も上がり、太陽が顔を出しはじめる。
風も落ち着き始め、ようやくいつもと同じ感じになってきた。
ただ、チヌはなかなか現れずに場所移動を繰り返す。
ミドリイガイ筏、牡蠣筏を転々とするも、いつも現れて皆を和ませる「ギマ」っぽいアタリも無く釣れない。
「あ〜っ(残念)」
決して寝ている訳ではない。寄せた魚がナマズだとこうなる・・・残念で。
「あ〜〜〜っ(残念)」
もちろんこの人(ケンちゃん)もw
ナマズラッシュw
ほいね、ナマズ。
こちらもナマズ。
油売りさんは、この海域で過去最大級の痛いナマズ(ギギ)。しかも白っぽいぞ!
船頭チームに至っては、まさかのガマアンコウのラッシュ。
なお、痛いナマズ(ギギ)に関しても油売りさん調べてくれました。ハマギギ属の魚で、日本名は無し。
英語名はSmaller Salmon Catfishと言うそうです。これからギギと呼びます。
時間だけが過ぎ、皆さんの集中力も散漫に。
私なんかキャストミスが出始め、何度か助けてもらう事に・・・すいません。
(写真の赤丸の辺りをひたすら撃ち続けますからね・・・汗)
筏ギリギリを狙うこの釣り。
もちろん筏に向かってキャストしますんで、一瞬の気の緩みが命取り。
筏に掛かってしまった場合、仕掛けを強引に引くと、仕掛けが外れたり切れたりした瞬間、最悪オモリが凄い勢いでこちらに飛んできます。
そこで、まずはオモリを回収してから引っ張ります。
移動を繰り返し、かなりバンサイに近づいて来ました。
「もうそろそろ終わりかな?」と考えていた時。
ケンちゃんがひっそりと・・・アワセと共に凄まじい勢いでゴリ巻き、私の真横で魚が海面に顔を出したかと思えばそのままジャンプ。
チヌってジャンプするのかい!
これは筏に潜られたくないというケンちゃんの気迫が、チヌを海面からぶっこぬいた瞬間でした。
「チヌ〜!」
歓喜の雄叫びが船上にこだまする。
油売りさん、私には一切チヌっぽいアタリがない状態で立て続けに・・・まさかの・・・
「チヌ〜!!」
やったね!まさかの追加。
だってケンちゃん、この釣りでこのチヌは今までで数匹しか釣れていなかったんだって。めちゃ嬉しいじゃんね!
ケンちゃん「ようやくチヌのアタリってのがよく分かった!」
この後、同じポイントでチヌを再び狙う3人。
残念な事に、この後チヌが再び顔を出すことはありませんでした。
結果、船頭チームもチヌを釣り上げる事は出来ずに終了。
油売りさん、私はナマズのみ。でも数えてみれば、5匹のナマズを釣り上げていました。
過去最高記録達成。
なお、ナマズはサームルアイ船頭の大好物の為、お持ち帰りされて行きました。(私は家で魚を揚げる料理が出来ないので・・・残念)
ケンちゃんはナマズに加えチヌ2匹、おめでとうございやす。
朝からの強風が心配な1日でしたが、楽しい1日を過ごす事が出来ました。油売りさんはギマとの出会いを楽しみにしていたようでしたが、次回に持ち越し。
また行きましょうね〜!
それでは皆さま、お疲れ様でした。油売りさん、初のバンサイ如何でしたか?
次回は私たちにもチヌが上がると良いですね!
ほいっ「パチリっ!」
使用タックルとチヌ料理は次のページへ。
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