サワディーカップ つりタイ編集長(自称)のMOTOです。
新型コロナ以降、「つりつりタイランドをやっているのにタイに行けない編集長」と言われてたりもしましたが、2024年12月にタイに行くことができました。
新型コロナの後、本業だった釣り雑誌が休刊し、そのまま会社を退社してフリーとなったりと公私ともに色々とありました。現在はフリーで釣りを中心とした動画や画像撮影、編集や記事作成、釣りYouTubeや釣りサイトの運営などをやっています。【つりつりタイランド】ともども、よろしくお願いします。お仕事のご依頼もお待ちしておりますm(__)m
日本からタイへ釣りに行く人向けの個人サイト【釣旅泰国】も今後はもっと力を入れていきます。
久しぶりの登場なので(記事のアップやSNS更新はずっとしてましたが)、自己紹介&アピールをさせてもらいました。
さて、ここから唯一タイで生き残っているフィッシングショー【THAILAND FISHING EXPO2024】のレポートスタートです。
THAILAND FISHING EXPOとは
「THAILAND FISHING EXPO/タイランド フィッシング エキスポ(以下TFE)」とは、バンコクで開催されているタイの釣具メーカーや釣具卸、釣具店が多数集まる即売会&展示会です。
以前は「Thailand Sport Fishing Trade & Exhibition (TTEX)」や「Thailand International Tackle Show(TFTMA)」を含めてタイの3大フィッシングショーとも言われていましたが、現在開催されているのはこの「TFE」のみとなっています。
TTEXやTFTMAは会場がさらに広く、展示会も充実していたので、また開催されると良いのですが……。
話をTFEに戻します。
以前は年に1回開催だったTFEですが、今は6月と12月の2回開催となっています。2024年も6月にも開催。こちらは出店数は少なめだったようですが、お客さんはけっこう入っていた様子。テッチャンのレポートを参照ください。
今回の開催日は2024年12月5日〜8日。場所はバンコクの東側にある大型ショッピングセンター「セントラル バンナー(セントラルプラザ バンナー)」の特設会場「バンナホール」。
淡水から海まで幅広い釣具が並んで、最近のタイの人気の釣りを大まかにですが知ることができます。そのため、TFEに合わせて訪タイしてみました。
タイランド フィッシング エキスポの会場
TFEを訪れたのは12月7日(土)。初日の5日は、多くのお客さんが訪れて通路がいっぱいで、歩くのが大変だったとの情報が。テッチャンと一緒に行くことにしてたのですが、あまり人が多いとゆっくり見られないので、開場に合わせて現地集合することに。
ただ、TFEの開場時間がわからなかったので、セントラルバンナーの土曜日のオープン時間の10時に集合となりました。※タクシーが拾えず、20分ほど遅刻しました。ごめんなさいm(__)m
こちらがセントラルバンナー。


大型のショッピングモールで、中には色々なショップが入ってます。ユニクロや吉野家、天丼てんやなど日本のお店もたくさんありました。
タクシーで行くと、店内に入って1階の一番奥まで進んでいきます。すると見えてくるのが下りエスカレーターの前に設置されたTFEの入口アーチ。

10時半ぐらいですが、次々とタイ人アングラーが降りて行ってました。
ここでテッチャンと無事に合流して我々もエスカレーターへ。いよいよ会場へ。

まだ時間が早いので適度な人混み。ここから写真とともに簡単に紹介していきます。
エスカレーターを降りた右手に展開していたのがシマノの代理店でもある「モコリー」。シマノ製のリールや竿をたくさん展示していました。




フレッシュウォーターからソルトウォーターまでルアー用を中心に幅広く展示してあり、たくさんの人が触ったりスタッフに質問していました。
その隣にあったのがこちらのショップ「Mai.party」。

ルアーや竿を売ってましたが、ここは色々なブランクスやガイドなどロッドメイキング用品を扱っているそう。ここでブランクスを購入してオリジナルロッドを作っている人も多いそうですよ。
今回のTFEは出展数は前回私が来た2年前よりは減ってる感じですが、この会場の広さを考えると適正数でした。全体的には海釣り関連の方が淡水よりも少し多いかな? という感じ。とは言え、チャドーやバラマンディなどのルアーやタックルもたくさん展示されてました。



会場をぐるっと見て回っていると日本でおなじみのメーカーを発見! 「SASAME(THAILAND)」=「ささめ針」のブースでした。

ブースにはチヌ針や「謎のあんこう」などのささめ針製品の他に、シャウトのメタルジグが多数並んでいました。ソルト人気の上昇とともに、メタルジグを購入していく人も多いとのこと。







インパクトのある名前のタイの人気ジグメーカー「YAKUZA」。TFEのタイミングで購入する日本人アングラーも多い様子。



ボートや船外機、カヤックも展示されてました。アルミボートはダム湖などで使われています。



こちらはタイで人気の釣りウェアブランド「GONE FISHING」。テッチャンが欲しかった商品を見つけて、即決で購入していました。



セール価格で売られている釣具も多かったです。私は普段の価格がわからないですが、けっこうお得に購入できるチャンスとのこと。


さらに最終日の日曜日は売り切りで値段が下がるものもあるのだとか。それを狙って、最終日に来場する人も多いみたいです。ただ、人気のあるものは売り切れてしまっているものもあるので難しいところ。欲しいものを見つけたら買っておくのがいいみたいですよ。
タイで人気が高い釣りのひとつアオリイカのエギング。「PS Group」ブースではヤマシタのエギも多数販売されてました。前回来た時は川上英佑さんも来られていて、たくさんのタイ人が購入したエギにサインをしてもらってました。


ジャパニーズルアーコーナーでメガバスなどのルアーも販売していました。
チャドーやプラーチョンなどライギョ系のルアーが多いのもタイならでは。日本から行くと、普段見ることのないルアーなどの釣具をまとめて見られるのもフィッシングショーの良さですね。


タイのタックルメーカーも増えてきています。こちらは入ってすぐの左側に大きなスペースをとっていた「G-MAX」ブース。



リール(ベイト&スピニング)やロッドをたくさん展示してました。ベイトリールは派手なカラーのものが多かったです。日本で使ったらかなり目立ちそう。
ピンクのベイトはジギング用に見えますが、タイではこのようなリールをメコンオオナマズなど淡水の大型魚釣りに使っている人も多いです。ブンサムランなどの釣り堀に行くと、ベイトリールで大きなダンゴを遠投してるタイ人アングラーをよく見かけます。めちゃくちゃキャストが上手ですよ。リールはもちろんジギングなどでも使えます。
試しにハンドルを回してみると、想像しているよりもスムーズ(特にベイトリール)。値段は日本メーカーの入門モデルの上の方〜中堅モデルの下の方ぐらいという感じです。替えスプールが付いていたり、カスタムパーツ満載な感じの外装なので、円安バーツ高を考えるとタイだと手頃な価格なのかも。
リールは他にも色々なメーカーのものが販売されてました。中国メーカー品が多いのかな? カラフルなカラーリングのリールが多いですね。そして、懐かしいリョービのリールもたくさん売られてました。


前からよく知っている「Kanom Fishing Shop」さん。オーナーご夫妻にご挨拶しておきました(写真を撮り忘れましたが)。オリジナルジグヘッドなどを売ってました。

「KTN Tackle」のブース。スミスやバレーヒルなどのルアーやロッドが並んでいました。



会場に入ってすぐのところに大きく展示していたのが、タイで人気が高まっている釣り用アパレルメーカー「ICH.」。愛用している人に聞くと、デザインが良くて使いやすいそうです。

タイで人気のある釣りガールと写真を撮っていたので探したのですが、この時はいませんでした……(笑)
時間が経つにつれて人がどんどん増えて行って、昼食後に行ってみるとこんな感じに。タイの釣り人気はまだまだ高いです!

今回のTFEもやっぱり楽しかったです。全盛期と比べると出展社が減っていましたが、それでも色々なタイで販売している釣具をまとめて見られるので行ってよかった。
残念だったのが、この日はタイの超有名釣りガール(YouTuber)の結婚式で、他の人気の釣りガールたちもみんな結婚式出席のためにいなかったこと……。前回は色々な釣りガールと撮影して話を聞けたのですが……。
しかたないので、チカメキントキ(かな?)と記念撮影しておきました(笑)

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